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ASUS ROG Flow X13 GV301QHレビュー!13.4型4K対応モニターでクリエイターにもおすすめ

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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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ASUSのゲーミングノートパソコン「ROG Flow X13 GV301QH」(GV301QH-R9G1650S32G)をお借りしたのでレビューします。

薄さ15.8mm、1.35kgのボディに、Ryzen 9 5900HS×GTX1650を搭載!13.4型3,840×2,400タッチパネルディスプレイで、あらゆる作業の効率化につながります。さらに別売りの、GPUモジュール「ROG XG Mobile」を取り付けることで描画性能を高めることも可能。

「軽さと強さ」「コンパクトさと拡張性」など二面性をあわせ持ち、ロマンあふれる製品となっています!

ベンチマークソフトを使ってのパフォーマンスチェックや、使い心地などをレビューしていきますので参考にしてもらえると嬉しいです。

ASUS クリエイター向け製品

ROG Flow X13 GV301QH(FX516PR-I7R3070GP)レビュー

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ASUSのゲーミングノートパソコン「ROG Flow X13 GV301QH」です。

コンパクトな筐体にこれでもかという性能をつめこんだ、夢のあるノートパソコンです。Ryzen 9 5900HSはデスクトップ並みの処理を誇りますし、解像度も高いのでRAW現像や動画編集といったクリエイト作業も効率的に行なえます。発売当初から注目していたモデルなのですが、実際に使ってみると「すごくいい…」と感じました。

ROG Flow X13 GV301QHの特徴をまとめるとこんな感じです。

特徴
  • デスクトップ並みの処理能力
  • 4K対応のタッチパネル液晶
  • タブレットモードを搭載
  • 薄くてコンパクト(約1.35kg)
  • GPUモジュールで描画性能がUP
  • 1台でなんでもできるノートPC

ラインナップ

型番構成価格
13.4型3,840×2,400(60Hz)
Ryzen 9 5900HS×32GB×1TB SSD×GTX1650
219,800
13.4型1,920×1,200(120Hz)
Ryzen 9 5900HS×16GB×512GB SSD×GTX1650
199,800
13.4型1,920×1,200(120Hz)
Ryzen 7 5800HS×16GB×512GB SSD×GTX1650
149,800

クリエイターの方ならハイエンドモデル、ゲーマーなら120Hzモニターを選ぶのが良さそう!

GPUモジュール

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型番構成価格
GeForce RTX 3070119,800
GeForce RTX 3080149,800

 

YouTube動画レビュー

動画でも紹介していますので、よければご覧ください。(高評価、チャンネル登録してもらえると喜びます)

 

ROG Flow X13 GV301QHの性能(スペック)

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スペック
  • OS:Windows 10 Home 64ビット
  • CPU:Ryzen 9 5900HS
  • GPU:GeForce GTX 1650
  • メモリ:32GB
  • SSD:1TB NVMe SSD
  • 液晶:3,840×2,400ドット (WQUXGA) (60Hz)
  • 重量:約1.35㎏
  • サイズ:幅299mm×奥行き222mm×高さ15.8mm

公式サイトで仕様を確認する

ゲーミングモデルとは言え、外観は小さくロゴが入っただけのシンプルなデザイン。ちょっと指紋や油脂が目立ちやすいのは気になりましたが、どんなシーンに持ち込んでも邪魔はしないでしょう。ビジネスシーンやモバイルが多い人にも向いていると思います。

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ノートパソコンとしては処理能力が非常に高く、RAW現像や動画編集などの用途でも力を発揮してくれます。片手で持てるくらいの軽さに、よくぞこれだけのパフォーマンスを持たせたなという印象。

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PC内部の熱を逃がすために高い伝導率をもつ液体金属グリスを採用、2本のヒートパイプで3つのヒートシンクに熱を逃がして高汁的に排熱します。ファンはよく周りますが「サー」という感じの音で、集中力を欠くようなことも少なかったと思います。

 

付属品

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貸出品のため付属品にはちがいがあるかもしれませんが、保証書や電源ケーブルが付属しています。ACアダプターもコンパクトなのが素晴らしいです。

 

液晶モニター

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液晶モニターは13.4型3,840×2,400ドット (WQUXGA)で、タッチパネル操作にも対応します。発色はとても良く、編集作業にも十分使えるレベルだと感じました。テントモードやタブレットモードで使えて、タッチパネルにも対応するので、プレゼンでの資料共有や動画鑑賞にも便利だと思います。

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さすが4K対応だけあって文字のにじみも感じません。緻密なディスプレイというだけでなく、作業領域も広いので効率的に作業を行えます。ROG Flowがあればブログ執筆もはかどりそうだな…(ほしい)

 

キーボード

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キーボード配列は自然で、タイピング時のたわみも感じません。コンパクトなPCにありがちなチープさがないのがとても良いです。もちろんバックライトにも対応。

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タッチパッドはコンパクトですが、精度もよくストレスは感じませんでした。長時間の作業ならマウスを使いたいところですが、ちょっとした作業なら十分にこなせると思います。

 

インターフェース

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インターフェースは、HDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、USB3.2 (Type-C/Gen2) ×2、USB3.2 (Type-A/Gen2)×1、ROG XG Mobile専用インターフェースが装備されています。

Type-Aがもう1つくらい欲しい気はしましたが、コンパクトなPCなので仕方のないところなのかも。Type-Cはデータ転送と映像出力、本機への給電をサポートしています。

 

GPUモジュール(ROG XG Mobile GC3)

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いわゆる外付けGPU(eGPU)と呼ばれるGPUモジュール「ROG XG Mobile GC3」が別売りで用意されています。単体で10万円以上するので決して安くはありませんが、使用することで飛躍的に描画性能を高めることが可能。

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従来の外付けGPUと比較してもコンパクトですので、必要に応じて持ち歩くなんて力技もできるかもしれません。外ではカジュアルに使って、自宅ではROG XG Mobile GC3に接続してパワフルにゲームをプレイなんてのも良さそうですよね!

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ROG Flow X13に電源供給ができるほか、USBポート、有線LANポート、SDカードリーダーなどを拡張できるのもメリットです。

問題はケーブルが短いので設置の自由度が低いこと、専用インターフェースなので将来性が心配なことでしょうか。継続してGPUモジュールが使えるようなパソコンを販売してくれると良いのですが・・ASUSの腕の見せどころだと思います。

 

ROG Flow X13 GV301QH ベンチマークテスト結果

Ryzen 9 5900HSの性能

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8コア16スレッドのRyzen 9 5900HSを採用しています。モバイル向けのCPUとしては最高クラスの性能を誇り、デスクトップCPU並みのパフォーマンスを見せてくれます。

参考までに他モデルと比較した例をご覧ください。(PASSMARKの公開スコアを掲載)

モデルCPUスコア
ROG Flow X13 GV301QH
Ryzen 9 5900HS23101
ROG Zephyrus G14Ryzen 9 4900HS18833
TUF Dash F15Core i7-11370H12800
DAIV 5NCore i7-10875H15814
DAIV A5Ryzen 7 3700X22803

23000超えのスコアは、デスクトップCPUのRyzen 7 3700Xを超えています。

何度でも言いますが、わずか13インチのノートPCの性能ですよ?モバイル環境下でデスクトップPCと変わらない処理ができるなんて夢としか考えられない。本当にそんなことが可能なら多くのユーザーにとって恩恵があるでしょうね!

 

RAW現像チェック

実行速度をチェックするためにRAW現像にかかった時間を計測します。

テストの内容は、無料現像ソフトの「RawTherapee」を使って100枚のRAWデータの一括変換にかかった時間を計測。(設定はJPEG品質は90%、高画質です)

モデルCPU時間
ROG Flow X13 GV301QHRyzen 9 5900HS2分59秒
ROG Zephyrus G14Ryzen 9 4900HS3分30秒
TUF Dash F15Core i7-11370H3分31秒
DAIV 5N(2020)Core i7-10875H3分23秒
DAIV A5Ryzen 7 3700X3分12秒

RAW現像も笑ってしまうくらいに処理が速いです。メモリが32GBで有利だったこともありますが、本当にデスクトップよりも短い時間で処理が終わったのは驚き。

高品質なモニターもついてきますので、作業に没頭できるのは間違いありません。

 

ゲーム性能チェック

ROG Flow X13 GV301QHのゲーミング性能をチェックしていきます。PC内蔵のGTX1650と。GPUモジュールのRTX3080でその性能差を見ていきます。

FF15のスコアを比較

重量級タイトルのFF15でゲーミング性能をチェックします。

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GTX1650(FHD)

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RTX3080(4K)

モデル設定結果
ROG Flow X13 GV301QH
(eGPU RTX3080)
3840×2160(標準設定)5832(やや快適)
1920×1080(標準設定)12674(非常に快適)
ROG Flow X13 GV301QH
(GTX1650)
3840×2160(標準設定)1788(動作困難)
1920×1080(標準設定)5083(やや快適)
TUF Dash F15
(RTX3070)
3840×2160(標準設定)4364(普通)
1920×1080(標準設定)8383(快適)

GTX1650だとフルHDでやや快適という結果になりました。このクラスのGPUの割には高めのスコアになっており、気楽にゲームを楽しむ分には十分な性能があると考えても良さそうです。FFのベンチマークはCPU性能によってもスコアが伸びる傾向があるためだと思われます。

そしてRTX3080搭載のGPUモジュールを使うと、4K解像度でやや快適という結果が得られました。価格に見合うか?と言われるとやや疑問が残りますが、描画性能を高めるという目的は見事に果たしていると思います。

競技性の高いゲームをしたり、ゲーミングモニターを使うなら、GPUモジュールを導入したほうが良さそうに感じます。(4K動画編集をする人も同様)

 

動画編集チェック

動画編集能力をテストするために無料ソフトのResolveを使いました。ミラーレスカメラで撮影した4Kデータを使って簡単な動画を作成→レンダリング(FHD)の時間を測定しています。

モデルパーツ構成時間
ROG Flow X13Ryzen 9 5900HS×RTX3080約1分46秒
Ryzen 9 5900HS×GTX1650約12分35秒
TUF Dash F15Core i7-11370H×RTX3070約2分35秒
ROG Zephyrus G14Ryzen 9 4900HS×RTX2060Max-Q約2分

GPUモジュールを使うと笑ってしまうくらいに高速化して、なんと1分46秒で処理が完了しました。これはハイエンドクラスのデスクトップパソコンに並べるくらいのパフォーマンスです。

GTX1650の場合には、時間がやたらとかかってしまっていますが、おそらくResolve 16がGPUを使わずに処理を行ったためだと思われます。結果として導き出せなかったのでなんともですが、本来であれば3分程度で処理が終わってもおかしくないレベルです。

 

SSD転送速度チェック

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実測で読込速度 2400MB/s,書込速度 2000MB/sのNVMe SSDを搭載。十分に早いのですが、20万円を超えるパソコンとしては、もう一息ほしかったところです。

 

ROG Flow X13 GV301QHのトータルスコア(総合力)

続いては、CPU、GPU、メモリ(RAM)、ストレージのパフォーマンスチェックのために「Novabench」でテストします。

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モデル TUF DashROG Flow X13
総合28053871
CPU13102552
GPU949764
RAM277336
Disk269219

ASUS TUF Dash F15 FX516PRは、Core i7-11370H×RTX3070を搭載したパソコンです。どちらかと言うとコスパを重視した製品ですが、ROG Flow X13がワンランク上の印象を受けます。(価格も上ですが…)

ASUS クリエイター向け製品

ROG Flow X13 GV301QHの感想や評価

良いところ

  • デスクトップ並みの処理能力
  • モバイルPC並みの軽量さ
  • 繊細で美しい4K対応モニター
  • 予想以上に静か
  • 1台で多くの作業をこなせる

処理能力の高さと軽量さを生かして、どんな場所でも効率的に処理が行えるのはROG Flow X13の素晴らしいところでしょう。

コレが1台あればデスクトップもいりませんし、タブレット的な使い方もできます。新幹線や飛行機の移動時間で資料を作ったり、映画を見たりとフレキシブルに使えそうなのも良いですね。

 

ちょっとイマイチなところ

  • インターフェースが少ない
  • GPUモジュールが高額

弱点らしい弱点はないのですが、USBの数が少なく、カードリーダーも非搭載なのはややネックでしょうか。コンパクトで独自のインターフェースを搭載しているため、ほかのが載せられないのはわかるんですけどね・・・

GPUモジュールも単体で10万円を超えており、今回テストした環境を構築しようと思うと、219,800+149,800=369,600円となります。

いくら高性能とは言え、30万円を超えるのは一般ユーザーにはハードルが高く、それなら最初からまとまっているものを選択したほうがコスパは良くなるはずです。

外付けGPUのような製品は「ロマン」だというのはわかっているのですが、将来的にどうなっていくかも不透明なのが気になります。

 

ROG Flow X13 GV301QH をおすすめしたい人

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  • 高性能なPCを求めている人
  • 液晶モニターにこだわりたい人
  • モバイル環境でクリエイト作業を行う人
  • 持ち出して使えるパソコンがほしい人

ROG Flow X13 GV301QHをレビューしてきました。

圧倒的な高性能は、もはや「反則では?」と思えるほど。デスクトップパソコン顔負けの処理能力をいかして、モバイル環境化で本格的な作業が行えます。GPUモジュールは全体的にコスパの悪さにつながっていますが、拡張性やロマンを買うという意味ではありかと思います。

ゲーミングモデルではありますが、3,840×2,400ドットモニターは作業効率性もよく、クリエイターにこそ使ってほしいパソコンだと感じました。

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