BenQ EW3280Uをレビュー!32型4K-UHDの迫力と繊細さを兼ね揃えた万能モニターだった【PR】

ベンキュージャパンは、映画やゲームなどのコンテンツに最適な「EWシリーズ」を4月27日より発売!
27型の「EW2780U」、32型の「EW3280U」は4K解像度に対応。ややスペックを落として価格を調整した「EW2780Q」の3モデル展開です。BenQ独自のHDRi技術で映像美が体験できるだけでなく、treVoloオーディオシステムも備えた本格的なモニターになっています。
記事執筆にあたり、BenQ様よりEW3280Uをご提供いただきましたのでレビューさせていただきます。製品到着からブログを書いたり、ゲームをしたり、写真をさわったりと使っていますが「前から使ってたっけ?」と錯覚するくらい部屋にベストマッチ!かなり満足度の高いモニターになっています。
目次
BenQ EW3280Uの特徴
- 32インチ 4K-UHD(IPS)
- BenQ独自のHDRi技術を搭載
- VESA Display HDR 400 に対応
- DCI-P3 95%カバーの広色域
- 2.1chスピーカーを搭載(2Wx2+5Wサブウーファー)
- BenQ独自のオーディオシステム「treVolo」
- 目に優しいアイケア機能が満載
- 応答速度 GTG 5ms(60Hz)
- USB Type-C(60W)給電可能でMACと相性がGood!
- 落ち着いたブラウンカラーが部屋に馴染む
- 726.9×204.1×523.1(幅×奥行き×高さ)
- 重量は約8,1Kg
- 便利なリモコン付き
BenQ EW3280Uは、32型の4K解像度で迫力のある映像が楽しめるだけでなく、色味や音質、デザインまでこだわり抜いたモニターになっています。
映画やゲームといったデジタルコンテンツ消費はもちろん、デリケートな色に対する問題もケアするのでクリエイト作業にも最適!60W給電機能も備えているので、ノートパソコンに電源を供給しながら使うといった利便性もかねそろえた万能モデルと言えるでしょう。
BenQ EW3280Uをレビュー!
BenQ は「生活に楽しみと豊かさをお届けする」という理念のもとに製品開発を行っているそう。EWシリーズでは、非日常敵なワクワク感を味わえることを目的に設計されていると言います。綺麗な画質と、上質な音の相乗効果で没入感を高めている「エンターテインメントモニター」です。
BenQ EW3280Uを開封からの組立
それでは、届いた製品を開封していきましょう。さすがに32インチ・・大きいです。
僕は一人で組み立てを行いましたが、8kgを超えているので二人で作業するほうが安全だと思います。到着と同時に壊したり、家具を傷つけたら目も当てられないですからね。本当に気をつけて組み立てて欲しい所存。
付属品はクイックスタートガイド、ドライバーディスク、保証書、リモコン、電源ケーブル、HDMI(約1,5m)、USB Type-C(約1m)です。
ケーブル系が最初からついているので、届いたらすぐく使うことが可能。別に用意しなくてもすむのはありがたいですね!
100×100mmのVESA規格に対応しています。
高さの調整機能が備わっていないので、気になる人はモニターアームを使ったほうが良いかもしれません。
モニターの支柱にはケーブルを収納できるので、ごちゃつかないのが嬉しい。
インターフェース
インターフェースは、HDMI 2.0×2、DP 1.4 、USB Type-C (60W給電) 、 ヘッドフォンジャックです。デスクトップパソコン、MAC、PS4、ニンテンドースイッチを一気に接続できると思えば十分ではないでしょうか。
木製家具との相性が抜群!
EW3280Uをはじめて見た時に「カッコいい」と思わず漏れたのは、メタリックなブラウンカラーを採用していたから。僕の愛用しているデスクはカリモク60ですが、相性が抜群に良いと思いました。
モニターって基本的に黒い製品が多いので、どうしてもありきたり・・というか無難というか・・・もちろん駄目って訳じゃないんですけどね。僕のように木製家具を使っている人や、変化がほしい人は「BenQ EW3280U」をチョイスの対象にするのも悪くないと思います。
HDRi技術でゲームやシネマコンテンツにも最適
BenQの新技術である「HDRi」は、従来のHDR効果をより高めた機能と考えると理解しやすい。HDR技術に、色温度と輝度を自動調整するB.I.+(ブライトネスインテリジェンスプラス)を組み合わせたものです。明瞭さや色の効果を大幅に増幅し、周囲の照明環境に合わせて理想的な設定に自動で調整してくれます。
付属のリモコンから1アクションで「通常のHDR」「シネマHDRi」「ゲームHDRi」「オフ」が選べるようになっています。
- ゲームHDRi→暗いシーンのディティール、色、コントラストを強調し視認性を高める
- シネマHDRi→コントラストとカラーパフォーマンスを向上させ、画像の色あせを防ぐ
ゲームHDRiは、シャドー部の視認性がとてもよくなるので、暗い場所に落ちているアイテムや身を潜めている敵を発見しやすくなるといった効果が期待できます。シネマHDRiでは色やコントラストがはっきりするので、従来ではボンヤリ見えていた映像でもクッキリ見ることができる印象を受けました。
ゲームや映画、普段使いといった目的に合わせて設定項目がわかりやすくなっているのは嬉しいポイント。独自技術にこだわりすぎて言葉が難解だと結局使わない・・なんてことも家電あるあるだったりしますからね(笑)ちなみにHDRiを設定してやると輝度が上がる傾向にあるのか、やや眩しく感じることもありました。ブログ執筆や、ビジネスシーンだとオフにしてやるほうが目には優しいかもしれません。
ゲームでHDRi技術を試す!
言葉で説明されてもピンとこないかもしれないので、実際にゲームの映像でそれぞれのHDR効果を試してみました。テストに使ったのは、もはや国民的ゲームの「バイオハザードRE3」です。暗い場所から現れるゾンビに襲われるゲームですね・・恐怖で手汗びっしょりになるやつ(笑)

Display HDR

シネマHDRi

ゲームHDRi
通常のHDRと比較すると、シネマHDRi、ゲームHDRiともに暗い場所(左右)の視認性がよくなっているのがわかると思います。
特にゲームHDRiの効果は顕著ですね。その上で、色とコントラストが強調されているのがシネマHDRiかなと。シネマHDRiにした場合、色味がややキツく感じるシーンもありましたが、好みに合わせてHDRを切り替えながら使えるので問題ありません。
最近ではダークファンタジー系のアクションゲーム、競技性の高いシューティング系も流行っているようなので、そうしたゲームだと効果をはっきりと体感できるはずです。映画でもディティールが強調されるのでリッチな映像体験が得られます!NetflixとかAmazonプライムビデオの世界にどっぷり浸れます。
ただし、HDRiは写真向きの機能ではない(調整されてしまう)ので、忠実な写真の現像や動画編集をしたいならオフにするか、カラーマネジメントモニターを使うのがおすすめです。
高音質 2.1ch treVolo スピーカー内蔵で没入感がアップ
EW3280Uは、2W×2スピーカー、5Wサブウーファーの2.1chチャンネル。EW2780U、EW2780Qは、2チャンネル(5W×2)です。
最近のモニターは薄型化しているので、物理的な問題でどうしてもスピーカーの音質が犠牲になりがちです。しかしBenQ EW3280Uは、薄型でも「treVolo True Sound」という技術を搭載し迫力のある音を提供しています。
映画、ゲーム、ライブ映像で聞きましたが、クリアな音質でしっかりと音が聞こえます。ボリュームには余裕があるので、最大にするとうるさすぎるくらい(笑)低音がズンズンくる感じではないので、人によっては物足りなく感じるかも?とは言え、よほど音にこだわりがない限りは不満は感じないはずです。
サウンドモードは、ライブ/ポップ、シネマ、トーク/ボーカル、ゲーム、ロック/パーティーの5つから選べます。
設定 | 効果 |
ライブ/ポップ | 高、中、低音域のサウンドバランスを調整し、ライブコンサートを長時間聴くために設計されたリア ルなライブオーディオ品質を提供します。 |
シネマ | 映画館の音と音場を参考にして、会話の明瞭さと背景音楽の雰囲気を両方大事にするシネマモードでは、視聴者は視覚と聴覚の両面で映画に没頭できます。 |
トーク/ボーカル | バックサウンドノイズの干渉を減らし、人間の声を区別しやすくしているこのモードを利用して、セミ ナー、トークショー、語学学習プログラムなどをはっきりと聞き取れます。 |
ゲーム | サウンドのローカライズを強調し、敵がどの方向にいるのかをはっきりと聞きわけることができます。 また、高音域サウンドのディテールを強くすることで、ソフトな足音や敵が使用している武器を識別 できます。 ゲーマーが実際に戦場にいるかのように攻撃または防御することが容易になります。 |
ロック/パーティ | 重低音、3Dサラウンド効果とリズムを強調します。 実際のパーティーに臨場し、目 の前で生き生きと刺激的なカーニバルをお楽しみください。 |
DCI-P3 95%カバーした広色域
EW3280Uは、Rec.709のカバー率は100%、DCI-P3のカバー率は95%になっています。(EW2780UとEW2780Qは、sRGBカバー率99%)また、DisplayHDR 400企画を満たしているので、HDTV放送やデジタルシネマをリアルな色で楽しむことができます。
プロの現場では物足りない仕様かもしれませんが、4K解像度ならではの緻密さと、作業領域の広さからも一般用としては十分すぎる性能になっています。色域に優れたカラーマネジメントモニターだと、ゲームやコンテンツ消費に向かない面もあります。それに、なによりも高価という説も・・・
多用途に使うなら、EW3280Uのような複数の特徴を併せ持った「器用なモニター」を選ぶというのも有りなのではないでしょうか。
Macにケーブル1本で接続できる
60W給電のUSB Type-Cに対応しているので、Macとケーブル1本で接続して使えるのもメリットの1つ。モニター側にUSB端子があれば、Macbookのインターフェース不足も解消できるのに・・なんて贅沢なことを考えてしまいます。
Macbook Air、iPad、Apple Pencil、Magic Keyboardをモニター脇にまとめています。Windowsを使う時にも邪魔になりません。
カラーモードを「M-book」にすればMacの色味に近くできます。
目に優しいアイケア機能満載
EW3280Uには、フリッカーフリー、ブルーライト軽減、輝度自動調整B.I.+、電子ペーパーモード、カラーユニバーサルモード、アイリマインダーといったアイケア技術が搭載。ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)により、環境(光量と色温度)検知し、ディスプレイ側の設定を自動で調整してくれます。あまり難しいことを考えなくても、自然と目に対するケアができているのが嬉しい。
付属のリモコンでブルーライト軽減機能を使うのが最も簡単でおすすめ!マルチメディア、オフィス、ウェブ閲覧といったモードから選べます。
BenQ EW3280Uのイマイチなポイント
BenQ EW3280Uを使っていて、ここがイマイチだな、こうだったら良かったのになと思ったのは以下のポイント。
- 器用貧乏な印象で特化した性能がない
- USBポートがあれば嬉しかった
- 高さ調整ができない
EW3280Uは、なんでもできる反面、特化しきれていない印象かなと。色域や正確性ではカラーマネジメントモニターに勝てませんし、60Hzはゲーミングとしては決め手に欠けます。「だから専用のモニターがあるんじゃない」と言われたら、元も子もないのですが器用貧乏な印象も受けました。BenQ EW3280Uのようなモニターが1つあると大抵のことは問題なくこなせるので、その上で必要な機能を補完してやるのが良いのかもしれません。
あと高さ調整ができないのはネックで、僕はモニターアームと組み合わせて使っています。
▼ゲーム目的なら27型(2560×1440)、144Hzに対応した「BenQ EX2780Q」もありかも!
まとめ:BenQ EW3280Uは万能モデルでした
BenQ EW3280Uを紹介してきました。映像美と音質、デザイン、実用性を兼ね揃えた素晴らしいモニターだと思います。とにかく家具とベストマッチングするので、メインモニターとして活躍してもらいます。
写真編集、動画コンテンツ視聴やゲームといった多用途に対応でき、MacユーザーでもWindowsユーザーでも使いやすい1台だと思います。決して安いモニターではありませんが、32インチ4Kの迫力ある映像を体験してしまうと、なかなか元には戻れないものがあります。ベゼルレスデザインになっているので、従来の27インチを使っている人でも違和感なく使えると思いますよ!
「4Kモニターをそろそろ使いたい」って人には候補に入れてもらっても良いのかなと。このレビューがなにかの形で参考になれば幸いです。
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