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CANON RF85mm F2 MACRO IS STMレビュー！ポートレートもマクロもいける中望遠単焦点レンズ
CANON RF85mm F2 MACRO IS STMを購入したのでレビューします。
85mmの焦点距離はポートレート撮影に扱われやすいですが、本レンズはハーフマクロ撮影も可能。手振れ補正効果も5段分で安心してシャッターを切れます。大きいサイズになりがちな中望遠レンズの中にあって500gと軽量で、いつもの機材にプラスしても負担が小さいのが気に入りました。
実際に使ってみた感想を作例をまじえながら書いていきたいと思います。
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目次
CANON RF85mm F2 MACRO IS STM レビュー
RF85mm F2 MACRO IS STMは「ここぞというシーンで使いたい」レンズだと思います。
解放F2という明るさをもつ中望遠レンズですので、ボケ味を生かして被写体を浮き上がらせるような撮影を得意とします。そのためポートレートはもちろん、スナップ用としても扱いやすい1本です。初心者の方だとこうしたレンズの必要性は感じにくいかもしれませんが、人物をイイ感じで切り取ったり小物撮影などにも使えます。
写りとしては固すぎず、柔らかすぎずでいい塩梅だと感じます。クリアで色ノリもよく、解像力も十分でしょう。どこかしっとりとした品の良さすら感じます。角度ブレとシフトブレを同時補正してくれるハイブリッドISを採用しているのでマクロ撮影時でも安心してシャッターが切れます。
RF85mm F2 MACRO IS STMは、もっぱらお花用として購入しました。AFは爆速とまで言えないものの、遅いというほどでもなく個人的には実用レベルです。
YouTube動画レビュー
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CANON RF85mm F2 MACRO IS STM 開封・外観写真
それではレンズを開封していきましょう！
RF85mm F2 MACRO IS STMの付属品は、保証書やらユーザーマニュアルなど。フードは別売りなんですね…8万円くらいするレンズだから最初からつけてほしいよ。
RF85mm F2 MACRO IS STMは、EF85mmF1.8 USMの魅力を継承したレンズです。軽さを活かしてカジュアルに撮影を楽しめます。フルサイズの中望遠としては本当に軽い！
その代わり、外観は樹脂感満載で高級感はありません。ちょっと物足りなさを感じるというのはありますが、そのおかげで軽く安く仕上がっているなら文句は言えません。キヤノンさんはこうしたモノづくりが上手いですよね。
操作系
RF85mm F2 MACRO IS STMには、フルタイムマニュアルにも対応。AF後にフォーカスリングを回すことでMFによるピントの微調整が行えます。マクロでも使えるレンズだと、こうした設計はありがたいんですよね。
本体サイドには、手振れ補正ON/OFF、AF/MF、フォーカス位置の切り替えボタン用意されています。マクロ撮影時には0.35m-0.5mを使うことになりますが、スナップ撮影での切り替えを忘れないようにしましょう。自分がよくしちゃいます(笑)
個人的にはRF35mm F1.8 マクロ IS STMと一緒に持ち出すことが多いです。同じくハーフマクロ撮影が行えますし、使用感がとても似ているレンズです。基本は35mmを使って、印象的に仕上げたい時には85mmを使う…みたいなイメージで使っています。RF50mm F1.8 STMを使う時は、ほとんど1本勝負。
手に乗る軽さ/気楽に持ち出せる
RF85mm F2 MACRO IS STMは、500gと軽量です。径はそれなりに太いですが、男性ならしっかりと手に収まるくらいのサイズです。カバンに入れても圧迫感を感じるほどではありません。
EOS RPはグリップが深めですので、このクラスのレンズなら取り回しに問題はありません。とてもバランスが良いです。気軽にこのクラスのレンズが振り回せるのは楽しいですし、フルサイズ画質なのに軽いというのは気分がイイです(笑)
フード（ET-77）は別売り
RF85mm F2 MACRO IS STMで残念なのがフードが別売りということです。レンズ自体がそこそこの金額をするのに、追加で数千円支払う必要があるのはネックです。マクロ撮影の特性上「物に近づく」のでぶつけたり、こすったりする心配があるので保護のためにも必須レベル。ユーザーの捜す手間を省いてくれてもええんやで（急に関西弁 笑）
フードもモノによっては、納品まで1～2ヶ月待ちだとか…何がしたいのか意味がわかりません。でもいいか？深く考えてはいけないぞ？？俺たちは試されているんだ…たぶん。。知らんけど(笑)
RF85mm F2 MACRO IS STMのフィルター径は67mm
RF85mm F2 MACRO IS STMのフィルター径は67mmです。
存在感のあるルックス！
EOS RP＋85mmマクロ＋フードをつけた状態です。存在感があってカッコいいですね。
横から見るとフード分だけ浮いてしまっているのがわかります。
このレンズ「逆光に弱い」と有名だったりもするのでフードはとりあえず買っておきましょう！
CANON RF85mm F2 MACRO IS STM スペック・性能表
| 焦点距離 | 85mm |
| 開放F値 | F2 |
| 手ぶれ補正 | 〇 |
| 防塵防滴 | |
| レンズ構成 | 11群12枚 |
| 絞り羽枚数 | 9枚（円形絞り） |
| 最大撮影倍率 | 0.5 |
| 最短撮影距離 | 0.35m |
| フィルター径 | 67mm |
| 重量 | 500g |
| カメラのキタムラ |
CANON RF85mm F2 MACRO IS STM 作例
透明感とほどよいシャープさ、見ていて飽きのこない雰囲気だと思います。ボケもキレイです。
中望遠レンズを使うと縦構図増えがち。
ハーフマクロでも使えるということは、最短撮影距離をあまり意識しないでもピントが合うということ。良い被写体を見つけて近づいたけどピントが合わない…なんてことが少ないです。つまり応用範囲が広く、インスピレーションそのままに撮影が行えるってことです。
解放F2ということで明るさに不満をもつかたもいるかもしれませんが、フルサイズだし十分すぎると思います。逆にF2に抑えることでメリハリをもった撮影ができるんじゃないかな？って思ってる。
CANON RF85mm F2 MACRO IS STM メリット
- ボケ感のある写真が楽しめる
- ハーフマクロレンズとして使える
- クラスの割に軽量
- 価格が安め
RF85mm F2 MACRO IS STMは、ボケ味を生かした撮影が楽しめるのが最大のポイントです。手振れ補正も強力で、ハーフマクロ撮影にも使えるので割と万能感があります。
役割が多くあるので、中望遠レンズを買ったはいいけど「難しくて使いこなせない」なんて状態に陥らないのもポイントでしょう。8万円台というのは写真を始めたばかりの人にはハードルが高いでしょうが、大丈夫すぐ慣れます…（遠い目）
CANON RF85mm F2 MACRO IS STM デメリット
- フード（ET-77）が別売り
- 逆光に弱い
個人的に気になったのはフードが別売りという点ですね。ある程度しっかりした金額を出しているんだから最初からつけてくれお願いしやがります。
あとは逆光に弱めで解像力とか落ちがちなので、割とそこは注意して使ったほうがいいかもです。個人的にはゆるふわ系が好きなので逆手にとっちゃう場合も多いですけどね。
CANON RF85mm F2 MACRO IS STMは、こんな人におすすめ！
- 使い勝手の良いレンズが欲しい人
- 単焦点レンズを使ってみたい人
- コスパ重視な人
- ズームレンズの弱点を補いたい人
RF85mm F2 MACRO IS STMは、「切り札的に使える」レンズです。
細めの線でしっかりと描いてくれる感じで、どこか品の良さを感じるのは僕だけでしょうか？ポートレートが得意なのは言うまでもありませんが、マクロ撮影にも対応できるので使えるシーンが多いのはありがたいです。この手の中望遠レンズって魅力的だけど防湿庫でお留守番することも多いので(笑)
手振れ補正も強力で、レンズも軽い！神経質にならずに持ち出せる気楽さは撮影回数の増加にもつながっていると思います。標準域のレンズやズームレンズとは一味も二味もちがう写真が撮れるので「必殺仕事人」的な働きをしてくれると言ってもいいかもしれませんね。
画質、AF、明るさ、静穏性など上を見ればキリがありませんが、程よいバランスでまとまっていると思います。汎用性も高く、多くのユーザーにとって実用的で使いやすいレンズだと思いますよ！ぜひ検討してください。
参考リンク
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