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DAIV Z5をレビュー!RAW現像や動画編集もカジュアルに楽しめるクリエイター向けPC

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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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※2023年4月11日より新筐体を採用した「DAIV FXシリーズ」へと変更になりました。

マウスコンピューターの「DAIV Z5」をレビューします。(製品貸出元:株式会社マウスコンピューター)

第12世代Core i7-12700×GeForce GTX1650(GDDR6版)搭載で、RAW現像や動画編集、ライトゲームなどに対応できるパフォーマンスを備えます。位置づけ的にはエントリー向けですがクリエイター向けモデルのため性能は高めです。

各ベンチマークテストの結果や乾燥、RAW現像、動画編集の処理時間なども掲載しているので参考にしてください。またラインナップが複数存在しており搭載される可能性があるパーツのスコアもできるだけ掲載するようにしています。

※別のモデルでとったスコアを掲載する場合もあります

DAIV Z5シリーズとは?

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マウスコンピューターが展開するブランドには、一般向けの「mouse」、ゲーミングの「G-Tune」、クリエイター向けの「DAIV」があります。

当サイトは写真や映像関係の情報を発信しているサイトですので、クリエイター向けのDAIVを中心に紹介しております。その中でも初心者やライトユーザーに向けた役割をになうのがDAIV Z5です。エントリーモデルとは言え、CPUには上位モデルと同じパーツを採用していたりと処理能力はお墨付き!

ほどよいグラフィック性能も備えているので、動画編集やゲームも楽しめます。高負荷なクリエイト作業を効率的に行えるパフォーマンスは魅力がありますし、そういった面のストレスはできるだけ排除されているのが特徴です。過去には当サイト限定のコラボレーションモデルとして立ち上げたこともあり、かなりおすすめのモデルとなっています。

前置きが長くなってしまいましたが、DAIV Z5シリーズの特徴をまとめるとこんな感じです。

  • RAW現像や動画編集に最適
  • 専用グラフィックを搭載している
  • 無骨でカッコいいデザインを採用
  • 使い勝手や拡張性に優れている
  • 多くのクリエイターに人気のPC
はるペン
クリエイターのためのPCですね!

DAIV Z5 スペック

DAIV,デスクトップ

スペック
  • OS:Windows 11 Home 64ビット
  • CPU:Core i7-12700
  • GPU:GeForece GTX1650
  • メモリ:32GB
  • ストレージ:512GB SSD +2TB HDD
  • 電源:500W
  • サイズ:約190×490×410
  • 重量:約11.2kg

公式サイトで確認する

RAW現像動画編集ゲーム

DAIV Z5には多数のモデルが存在していますが、今回レビューするのは最新モデルです。第12世代Intel CPUで性能が大幅にアップしており、メモリも32GBと余裕のある構成になっています。

この他にもコマーシャルで露出を強めている「DAIV Z5-CM」や、旧CPUのCore i7-11700、Core i7-10700を搭載したモデル、GPUにGeForce  GTX1050Tiを採用したモデルなどがあります。これらはお得に購入できる可能性があるのであわせてチェックしてください。

DAIV Z7,外観,写真

サイズは190×490×410mmで、重量が約11.2kgとなっています。開梱から設置までにはそれなりに体力が求められますが、キャスターとハンドルが付属しているのでユーザーをサポートしてくれます。デスク下から引き出して裏側にアクセスしたり、内部をメンテナンスしたい時など何かと便利です。

 

DAIV Z5のインターフェース

DAIV Z7,インターフェース

正面側には電源ボタンの他にUSB3.0のポートを2つ装備。背面にはUSB3.0、USB3.2 Type-C、HDMIやDisplayPortを備えています。(モデルによって異なります)裏側のインターフェースにアクセスする際にもキャスターとハンドルは便利です。

 

DAIV Z5 性能レビュー

CPU性能:Core i7-12700の性能

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DAIV Z5は第12世代のCore i7-12700を搭載しています。ほかにも第10世代、第11世代を搭載したモデルが併売されているので予算と性能を考慮して選択できます。

参考までに他モデルと比較した例をご覧ください。(PASSMARKの公開スコアを掲載)

CPUスコア
Core i7-1270032016
Core i7-1170021739
Core i7-1070017457
Core i7-970013860
Core i5-1040012476
Core i5-94009662
Ryzen 7 5800X28495
Ryzen 5 5600X22168

Core i7-12700と旧世代のCore i7-11700を比較すると、約47%も高いスコアをマークしています。Core i7-10700と比較するとダブルスコアに近くなっていますよね。

ライバルのRyzenにもようやく一矢報いる結果となっており、安心して選べるようになった印象です。CPUはパソコンの処理能力において中核的なパーツなので最も重視したいパーツです。ここでしっかりとした性能のものを選んでおくことで長期間性能不足に陥ることなく使い続けることができます。

もちろんこのスコアだけで全てが決まる訳ではありませんが、少なくとも期待感のあるCPUだということは伝わるかと思います。

 

SSD:転送速度

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DAIV Z5は、512GB SSD +2TB HDDのデュアルストレージ構成にしています。もはや定番と言えるくらい人気の構成ですし、OSと普段扱うデータを分けたり、すぐに使いたい写真や動画の取り込みは高速なSSDで、保存用のデータはHDDに保管するといった使い方ができます。

Gen4×4の超高速なSSDが標準搭載なのも魅力で、読み込み速度は約6800MB/sの速度が出ます。

 

GPU:GeForce GTX1650(GDDR6版)

DAIV Z5に搭載されているGPUは、GeForce GTX1650 GDDR6版です。従来のミドルクラスに近い性能が出ているので、ほとんどのユーザーにとっては事足りる性能だと思います。

 

FF15のスコアを比較

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GPUフルHD(標準品質)
GeForce GTX1660 SUPER8500(快適)
GeForce GTX1650 SUPER6838(快適)
GeForce GTX1060(3GB)5800(やや快適)
GeForce GTX1650(GDDR6版)5687(やや快適)
GeForce GTX1050Ti3800(普通)
RADEON RX5705499(やや快適)

FF15は割と重たいゲームですが、フルHDならやや快適に遊べるという結果になりました。

性能的にはGeForce GTX1050TiとGTX1060の間といった感じで、RADEON RX570に近いスコアが出ています。ゲームを動かすのが目的(画質は求めない)という人なら問題ないでしょう。その分、コストを抑えられます。

CPU性能に余裕がありますので、さらにGPUを上のグレードにしてみるのも面白いでしょう。例えばGeForce RTX3060ならゲームもこう設定で快適になりますし、高解像データ編集にも対応できます。

 

クリエイト性能をチェック

RAW現像や動画編集にもおすすめ!

実行速度をチェックするために「RawTherapee」を使って100枚のRAW現像にかかった時間を計測します。(設定はJPEG品質は90%、高画質です)

モデルCPU時間
DAIV Z5(新)Core i7-127002分16秒
DAIV Z5(旧)Core i7-117002分58秒
raytrek ZFCore i9-10900K2分58秒
G-Tune EP-ARyzen 7 5800X2分39秒
DAIV A5Ryzen 5 5600X2分43秒
G-Tune EP-ARyzen 7 3700X3分12秒

RAW現像処理時間は、最速の2分16秒になりました。従来CPUやRyzen 5000番台よりも30秒近い速いタイムです!なんというか…速すぎますね(笑)

日常的にRAW現像を行う人なら満足感の得られるモデルだと思いますし、きっと多くの時間を節約してくれるはずです。写真だけならそこまで高いグラフィック性能は求められないので、RAW現像目的ならDAIV Z5は良い選択になると思います。

 

動画編集

Resolveを使って動画編集のテストを行いました。ミラーレスカメラで撮影した5分程度の4Kデータをレンダリング(フルHD)の時間を測定しています。

モデル構成処理時間
DAIV Z5Core i7-12700×GTX1650 GDDR6版1分30秒(予想)
DAIV Z5(旧)Core i7-10400×GTX1650SUPER2分30秒
G-Tune XM-ZCore i7-10700K×RTX30701分35秒
G-Tune EP-ARyzen 7 5800X×RX6700XT1分25秒
DAIV A5Ryzen 5 5600X×GTX16501分47秒

Core i7-12700×GTX 1650 GDDR6版の組み合わせはチェックできていないのですが、従来のテスト結果や処理能力を考えると1分30秒~1分45秒あたりに着地するのでは?というのが予想です。

処理能力が高すぎて、従来のミドルクラスに匹敵する処理時間を実現してしまいそうです。ただし4K動画編集などは性能不足に陥る可能性がありますので避けたほうが無難だと思います。

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Ryzen 5 5600X×GeForce GTX1650 GDDR6版の結果です。

DAIV Z5の感想や評価

良いところ

  • ほとんどのユーザーが満足できる処理能力
  • グラフィック性能がそこそこ高い
  • RAW現像、イラストなどに最適

DAIV Z5は、クリエイティブな用途にも耐えるほどの性能があることがわかりました。趣味で撮りためた写真や動画の編集を楽しみたいという人にはおすすめできるパソコンです。グラフィック性能が思ったよりも高いので、息抜きにゲームを遊びたいという人にも候補にあげてほしいですね。

デスクトップなら最高クラスにカッコいい筐体ですし、所有する喜びを与えてくれるのもDAIVブランドならではという気がします。

 

ちょっとイマイチなところ

  • サイズが大きい
  • キーボード、マウス、液晶が付属しない
  • 高い…

サイズの大きさや、液晶が付属しないのは、デスクトップPCをの宿命なので仕方ないところではあります。しかし本体価格が20万円に迫ることを考えると「高いなぁ…」というのが本音。性能を考えるとわからなくもないのですが、GPUがエントリークラスにしてはちょっと・・・と思ってしまいます。

グラフィック性能かCPU性能を犠牲(第11世代やGTX1050Ti)にすれば税込15万円前後には抑えられますので、判断は難しいところです。うまくセールなどを利用して費用を抑えましょう。

【定期更新】マウスコンピューターのセール情報!おすすめのモデルはどれ?【DAIV/G-Tune/mouse】

当サイト限定モデルは複数用意していますので、そちらも合わせてご検討ください。

 

DAIV Z5をおすすめしたい人

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  • ライトユーザーや初心者
  • RAW現像や動画編集をしたい人
  • グラフィック性能は並で良い人
  • 長く使えるPCが欲しい人

マウスコンピューターのDAIV Z5をレビューしてきました。

Core i7-12700×GeForce GTX1650 GDDR6版の組み合わせは、意外とパフォーマンスが高く多用途に使えるなという印象を受けました。ただしコスパが良いとは言い切れず、カスタマイズの自由度も高くないのでモデル選択は慎重に行いましょう。

もしもミドルクラス以上のパソコンをお求めであれば「はるふれ限定パソコン」をご検討ください。DAIVはノートパソコンもメインで使えるほど高性能なので、コチラも検討しても良いかもしれません。→DAIVのノートパソコン全比較!

マウスコンピューターは、安心の国内生産に加えて、サポート面でも定評があるので安心ですよ→【独自取材】マウスコンピューターのカスタマーサポートセンターへ潜入!

参考リンク

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