フルサイズカメラという安心感と慢心と虚無感。。

写真を愛するものなら、必ずと言って良いほど目に耳にするフルサイズという魔法の言葉。

この魔法にかかれば、写真がとんでもなく上手くなるらしい。

ブログやSNSで写真の上手い人の情報を見ると「ほらやっぱり」という感じ。

でも本当にフルサイズは魔力があるのでしょうか?

僕の経験談から、色々と考えていきたいと思います。

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そもそもフルサイズとは?

撮像素子とよばれるカメラの部品の大きさの事を言います。他にもセンサーなんて呼ばれていますね。

写真は光を電気信号に変換して、エンジンが処理をしてデータとして記録されます。(デジタルの場合)光を受けて電気信号を作るのがセンサーです。

このサイズが大きくなることで、様々なメリットが発生するので「写真はフルサイズ」なんていう言葉を聞くんですね。

各社扱っているセンサーのサイズは様々です。下に行くほど大きなサイズだと思って下さい。

センサーの規格
・マイクロフォーサーズ

・APS-C

・フルサイズ

では続いてフルサイズのメリットを見ていきます。

フルサイズのメリット

画質が良くなる

結論から言えば「良くなる」んです。

センサーのサイズが大きくなることで、1画素あたりの余裕がちがってくるからです。

同じ2000万画素でも、スマホと一眼レフでは写りがちがいますよね?もちろんレンズやその他の要因も大きいですがセンサーサイズも大きくかかわっています。

仮に人間で例えると、6畳の和室でも畳の大きさが違うと快適さが変わりますよね?って事。大きい畳だと快適に手足を伸ばせますが、小さな畳で6畳と言われたら頭にきますよね?例えが悪くてごめんなさい(笑)

高感度に強くなる

センサーサイズが大きくなると、1画素あたりの余裕がちがってくるのは先に説明しました。

この余裕の1つが「ノイズ耐性」になります。

ISO感度が上がるとザラザラとした粒子状のノイズが発生します。これは仕方がない事なのですが、センサーサイズが大きくなるほど耐性が上がるのでISO感度を積極的に上げることができます。

そうするとシャッタースピードが稼げるので、手ぶれの防止が出来たり、暗い場所での撮影が可能になったりします。

花火撮影のコツの時に、上限ISO感度の目安を書いていますので参考にしてみてください。(あくまで目安です)

ここ数年で飛躍的にノイズ耐性は上がってきていますので、APS-Cだからダメという事はありません。

▼X-T2でISO6400で撮影した画像。真っ暗でした。

焦点距離

よく「フルサイズ換算」でという文字を目にするかと思います。

センサーサイズが小さいと、レンズの焦点距離が長くなるので広角側に弱くなるというデメリットがあります。

焦点距離:50mmの場合

・フルサイズ⇒50mm

・APS-C(1.5倍)⇒75mm

・マイクロフォーサーズ(2倍)⇒100mm

 

広角が大好きな人はフルサイズを選択することに何の遠慮もいらない事がわかります。逆に望遠が大好きな人には焦点距離が伸びることはメリットになるかもしれません。

▼フルサイズカメラでだるま夕日の撮影にも成功しました。

ボケが大きくなる

センサーサイズが大きくなると、より大きなボケが楽しめます。

f値を変えたり、焦点距離を伸ばす方法もありますが、センサーサイズはカメラが決まってしまうと変更ができません。

レンズ交換式カメラの醍醐味の1つでもある「ボケ味のある写真」を撮るのにもフルサイズカメラは向いています。

フルサイズは良い事づくめだった!

本質の部分ともいえる性能面が、フルサイズだと有利だと言う事がわかりました。

この事から「フルサイズカメラで良い写真は撮れる」という結論が生まれます。

フルサイズなら機能面・性能面でケチがつくことはないので余計な事を考えないですみます。

どうやら「フルサイズの魔法は本物だった」と言えそうです。

はるペン
やっぱ良い物ペン

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ここからはフルサイズ信者の方は絶対に読まないで下さい。

何のメリットもありませんから(笑)

 

しっかり線を引いておきますね。

 


 

さて大丈夫かな?

 

もういないかな???

 

ここからはフルサイズカメラのデメリットも交えて、次の考察に進みたいと思います。

まず最初に

 

「僕はフルサイズカメラを手放しました」!(爆)

NIKONのフルサイズを手放してミラーレスを選んだ時の話

だって疲れちゃったんだもん(笑)

はるペン
ツカレチャッタ

正直フルサイズのメリットは大きいですし、APS-Cと比較すれば写真は確実に違います。費用面でも違うんですから、変化がないとおかしいですよね?(笑)

そんなメリットがありながら、フルサイズを手放したデメリットに触れて行きたいと思います。

フルサイズカメラのデメリット

サイズが大きい・重い

ほんとこれ・・

センサーサイズが大きいと言う事は、必然的にボディが大きくなります。ボディが大きいと言う事はレンズも大きくなります。と言う事は、カメラを持ち運ぶ鞄が大きくなります。

ダルマ式に巨大化していくシステムが非常に負担になりました。

遠出をしようものなら移動で持ち運ぶだけでも腰が・・・SONYのα7シリーズなどは非常に軽量ですが、そこは良い物を選びたくなるフルサイズ、レンズもやはりそれなりに大きいです。

値段が高い

なんか札束が登場したら生々しいですね・・・というかこれだけあれば好きなもの買えるんですけどね(笑)

高性能なセンサーを活かすために必要なのが「高性能なレンズ」です。

「普及レンズでいっか」なんてちょっとでも妥協したら、フルサイズを選択する意味などありません。アラばかりが目立つレンズなんて使いたくないですよね?

じゃあ良いレンズを!と思うと並ぶ値札は10万オーバー当たり前!数本レンズを買おうものなら、諭吉さんが数十人仲良く手をつないで飛んでいきます。

フルサイズは魔法でしかない

NIKONのフルサイズ一眼レフは手放しましたが、今でもSONYのミラーレスは所持しています。

どちらをつかっている時も「フルサイズはやっぱいいなぁ~」って思いますよ。ファインダーを覗いた世界が広いというか、視野が広がったような感覚があります。

 

じゃあ「良い写真は撮れたか?」と聞かれたらYESでしょう。

逆に「APS-Cで良い写真は撮れたか?」と聞かれてもYESなんです。

 

つまり実際の所は、趣味でやってる分には「フルサイズでもAPS-Cでも大差ない」んですよね~。どういう事かって言うと「自分次第」だって事。

 

ちょっと考えれば当たり前の話で、カメラは道具にしか過ぎないんですよね。だから使い手が「どうするか?」が大事であって、道具に依存するだけではダメって事です。

SNSやブログで良い写真を撮ってる人も、必用があってそのカメラを選択しているのであって、自分に置き換えれるものではないんです。きっと。

道具のせいにして買い替えている人って、成長がないんですよね。それよりも構図とか、知識とか現像処理とか勉強することいっぱいあるのに・・・

 

うん。書いていて耳が痛いね(笑)

 

僕はフルサイズからサイズダウンしたことで、確実に写真を撮る機会が増えました。趣味と割り切ることで楽しさも増しました。ブログもはじめたし、写真ライフは加速していると肌で実感しています。

 

結局何が言いたいかって言うと、フルサイズは「魔法」であり、解けるかもしれない「幻想」でもあるって事。

 

フルサイズ使ってるからという安心感に浸ってるだけではダメな気がするんです。身の丈にあった機材を購入して「どう使うか?」を考えていく方が健全なんじゃないでしょうか?

今の僕にはAPS-CのX-T2が丁度良い。

 

「フルサイズを買ったら幸せになれたよ」って人はもちろんたくさんいると思います。僕もいつか「やっぱフルサイズっしょ」ってドヤ顔してるかもしれません(笑)

 

フルサイズであれ、APS-Cであれ、記事を読んでくださっている方が「良い写真」(自分らしい写真)に出逢えることを心より願っています。

最後まで読んでいただき有難うございます!

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“フルサイズカメラという安心感と慢心と虚無感。。” への2件のフィードバック

  1. こびと より:

    カメラに詳しわけじゃないですが、カメラと写真と向き合おうとしているはるかさんがカッコいいなと思いました。写真がすごく好きなんですね^^ 魔法じゃなくて、自分とカメラ、っていう関係性、素敵ですね。

    • harucame より:

      こびとさん

      コメント有難うございます。
      カッコいいなんて・・・照れくさいです(←受け入れるのか笑)

      偉そうなこと書いていますが、自分もまだまだですよ。
      ファインダーを覗いている瞬間だけは他の事を考える必要がないのが、自分に合っているんでしょうね。
      大切にしたいと思える趣味に出会えたことが奇跡です☆

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