楽天モバイル「Galaxy A7」をレビュー!カメラや有機ELには満足だけどやや不満も…

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」が正式にサービスを開始。Rakuten miniが1円で販売されるなど、注目度も認知度もどんどんUPしているイメージです。
高速データ通信使い放題、電話もかけ放題で2,980円!さらには先着300万人は1年間無料!事務手数料もポイントで還元!解約手数料もなし!という驚異的なサービスを逃す手はありません。
今回紹介するのが楽天モバイルが販売している「Galaxy A7」です。6.0インチ(有機EL)の大画面かつ高精細なディスプレイ、Octa Coreプロセッサ、4GB RAM、を備えたミドルレンジスマホになっています。
購入してからしばらく使ってみましたので、良かったところ、悪かったところ、どんな人におすすめか?を考えてみましたので参考にしてみて下さい。
目次
Galaxy A7とは?
楽天モバイルで取り扱いのある、そこそこ高性能なスマホ・・それが「Galaxy A7」です。
2019年10月頃に登場した比較的新しいスマホではあるのですが、発売当初は4万円前後の価格で販売されておりコスパ的に「やや割りに合わない」という意見が散見されました。
ところが、楽天モバイルが死中に活を求むべく?大幅な割引を実施!現在は17,000(税込18,700)円ほどで販売されており、非常にコスパがよくなっています。
また、楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)からの乗り換えであれば、楽天ポイント18,699ポイントがプレゼントされる「Galaxy A7キャンペーン」も開催しています。条件的には限定されるもののRakuten miniと同じく1円スマホが爆誕しちゃっています。
キャンペーン期間:2020年5月27日(水)9:00~2020年6月17日(水)8:59(WEB)
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」のSimを挿すだけで使えます。公式サイトで購入した場合、初期設定すらしなくて使えるのは本当に楽でした。
なにもつまづくことなく電波をキャッチし使用可能に・・・楽すぎる。
もしも「つながらない」とお困りの方がいれば、こちらの記事に設定方法をまとめていますので参考にしてください。
Androidに関しては、GALAXYに限らず「使えるかどうか」対応端末のチェックをおすすめします。
楽天モバイルの実測値は?テザリングは可能?
格安SIM系のサービスって「速度が出ない」「通信が遅い」なんてことも耳にするかと思います。そこで実際に楽天SIMを刺したGalaxy A7で速度を計測しました。
使い放題対象の楽天網で計測したところ、混雑しない時間帯なら44Mbpsという結果に。他の時間帯でもおおむね20Mbpsは出ているので、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」なら高速なインターネット通信が楽しめると言えます。
Galaxy A7でテザリングも問題なく使えますし、楽天圏内なら通信量に制限もないので安心して使えます。ありがとう楽天モバイル・・・
Galaxy A7の性能(スペック)
基本 | 商品名 | Galaxy A7 |
---|---|---|
カラー | ブルー、ゴールド、ブラック | |
サイズ (高さ/幅/厚さ) | 約159.8 x 約76.8 x 約7.5 (mm) | |
重量 | 約168g | |
ディスプレイ (サイズ/種類/解像度) | 約6.0インチ / AMOLED / 2,220 × 1,080 ドット FHD+ | |
CPU | Samsung® Exynos™ 7885 / オクタコア 2.2GHz + 1.6GHz | |
バッテリー容量 | 約3,400mAh | |
SIMサイズ | nanoSIM | |
外部接続端子 | micro USB Type-B | |
対応回線 | 楽天回線/ドコモ回線/au回線 ※au回線はWebのみ受付 | |
OS / メモリ | OS | Android™ 9 Pie |
外部メモリ | micro SDXC™ (最大 512GB) | |
内蔵メモリ (RAM/ROM) | 4GB (RAM) / 64GB (ROM) | |
カメラ | メインカメラ(外側) | 約2,400万画素 (広角) + 約500万画素 (ボケ) + 約800万画素 (超広角) |
フロントカメラ(内側) | 約2,400万画素 (広角) | |
その他 | おサイフケータイ /NFC | 非対応 / 対応 |
フルセグ/ワンセグ | 非対応 / 非対応 | |
防水/防塵 | 非対応 / 非対応 | |
生体認証(指紋/顔) | 対応 / 対応 | |
付属品 | ACアダプタ / Micro USBケーブル / クイックスタートガイド / SIM取り出しツール / OTG対応USB変換アダプタ |
※参照元:公式HP
▼iPhoneは楽天モバイルで使えるの?
Rakuten UN-LIMITで「iPhone SE」は使える?デメリットも結構あるので注意が必要!テザリングや設定方法も解説
Galaxy A7をレビュー
Galaxy A7のカラーバリエーションは、ブラック、ゴールド、ブルーの3色展開。最初はブラックを狙っていたんですけど無難なほうに逃げてしまった(笑)
付属品は取扱説明書、充電器、ケーブル、MicroUSB→USB-A変換プラグ、なくしそうなSIMピンがついています。SIMピンは他のでも大丈夫だろーと思って使ってみたけど、長さが足りなかった・・・ちゃんと付属されたものを使いましょう(お前がな)
ケースやフィルムは付属しないので、事前に準備しておくのが吉です。
「Rakuten UN-LIMIT」のSIMを挿して電源をオン。さすが楽天専売スマホだけあって、立ち上げ画面にもRakutenの文字が!

楽天チューニング仕様
ディスプレイは最近ありがちなノッチのあるタイプではありません。この辺りからもGalaxy A7の立ち位置がぼんやりと見えてくるような気がしませんか?
【開封】外観をチェック
背面にはトリプルカメラが搭載!このクラスにしては生意気・・よくできた仕様だと思います。写真の画質なんかは後述しますが、結構いい感じですよ!
6.0インチディスプレイ搭載ということで、一般男性でも手に余る感じです。
サイドには指紋認証もかねた電源ボタン、ボリュームボタン、イヤホンジャック、充電端子があります。スマホになれた人にはおなじみの・・という感じがしますね。
残念なのは充電端子がMicroUSBになっておりType-Cに対応していないこと。そろそろType-Cのデバイスが増えているので共通で使いたいんですよね・・・
SIMスロットは、SIMカードトレイ(NanoSIM)とMicroSDカードトレイのデュアルスロットとなっています。もう1枚SIMが挿せたら最高でしたが、この価格帯でそれは望みすぎかもしれませんね。
ディスプレイが大きくて読書がはかどる
Galaxy A7を使っていると、大きなディスプレイのおかげでコンテンツ消費がはかどります。電子書籍や雑誌、YouTube、ちょっとした調べ物にも有利です。
有機ELだから映像もめちゃんこきれい・・・待ち時間に映画を見るとかも良さそうな感じですね。音質もドルビーアトモス技術によりチューニングされているとのことですが大きな期待は禁物。いたって普通という印象でした。
個人的によく利用しているのが楽天マガジン。読みたいページを探すのも簡単で、スラスラと文字が読めるのは満足度高しッ!ただし文字を読む時はさすがに拡大してやらないとつらいです。
指紋認証精度が高い
意外とびっくりしたのが、指紋認証の精度です。ちょっとバカにしてたところがあったのですが、電源ボタンに親指をのせるだけでロックが解除され、精度もかなり高いものでした。
Galaxy A7は顔認証にも対応していますが、最近の事情を考えると指紋認証のほうがベターですからね。
あまりにロックが解除されるのが速いので「本当にロックが効いてる?」と別の指でテストをしたくらいです。もちろん他の指ではロックは解除されませんでした(笑)
ベンチマークテスト
Geekbench 5
シングルスコアが319、マルチスコアは1064という結果になりました。
PCMark for Android
PCMarkのスコアは5595!
3DMark
3DMarkはOpenGLが700、Vulkanが913という結果に。
ゲームは快適?
Galaxy A7はミドルレンジスマホですので、多くのゲームタイトルを快適にプレイできます。
写真は恐竜サバイバルゲーム「Ark」です。多数のキャラが動いたり、採取をしたりとアクション要素も多いですが遅延を感じずにプレイできました。3Dオンラインゲームは負荷が高めですがなんとか遊べるという感じですね。発熱は結構あります。
競技性の高いタイトル(PUBGなど)で、高設定じゃないと我慢できないとかでなければ問題ないかと思います。
人気爆発中の「どうぶつの森」のスマホゲーム版や、ポケモンGOといったアプリも問題なく遊べました。重量級タイトルでもない限りは普通に使えますよフツーに。
カメラ性能をチェック!写真はきれい?
個人的に気になっていたのがカメラ性能です。Galaxy A7は、通常の画角+超広角+背景ぼかし用のトリプルカメラ仕様です。
実際に撮影したのが以下の写真です。


以前にGalaxyを使っていた時には、寒色系に転ぶイメージでしたが結構いい感じ!ボケ感やにじみにやや不自然さがあり、ノイズもそこそこ出ているものの「ぱっと見では満足できるくらいの写真」になっていると思います。
かなりパキっとした描写で、近接(マクロ)撮影も割と強い印象を受けました。シャッターを押すだけで、被写体を識別してシーンに合わせた仕上がりにしてくれます。なにも考えなくてもいい感じになるのですが、自分の意図を込めると思わぬ修正をくらうかもしれません。
補正効果は強めなので画面に表示されているのとは違う写真が撮れると思った方が無難です…
カメラアプリではマニュアル撮影のほか、動画はもちろん、スローモーションやハイパーラプスといった面白機能までしっかりと用意されているのが嬉しいポイント。結構遊べそうな気がします!
動画に関しては、手振れ補正がそこまで機能しないので注意が必要です。着地ショックを普通に拾うので、大画面で見ると酔いそうな気がしないでもない・・・定点撮影ならきれいな動画だと思うんですけど手持ちはチョットという感じですね。
またインカメラも2400万画素なので、セルフィーでもハイクオリティな写真が撮れると思います。
バッテリーは1日もつ?
本体の薄さの割に大容量な3,400mAhのバッテリーを搭載しているので、普通に使うだけならバッテリーは2日くらいもちます。ただし頻繁にゲームをやる人とか、動画を見る人にはモバイルバッテリーがあるほうが安心かも?という気はします。
Galaxy A7のメリット
- 大画面かつ美麗なディスプレイ
- 必要十分なパフォーマンス
- 写真は意外ときれい
- キャンペーンで安く買える
- 楽天SIMが不安要素なく使える
ミドルレンジクラスらしい快適性と、高品質なディスプレイを搭載したGalaxy A7は、なかなか狙い目のスマホだと思います。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」のSIMが「使えないかも?」なんて不安もありませんし、キャンペーンで恐ろしいほど安く買える可能性があるのは羨ましいかぎり。
同じく激安で購入できる「Rakuten mini」はサブスマホや回線端末として限定的な使い方をするには良いんですが、しっかり使おうと思うとサイズが仇になってしまうこともあります。メイン回線にするならGalaxy A7あたりを選ぶのがおすすめですね。
▼Rakuten miniのレビューはこちら
Galaxy A7のデメリット
- 通話品質がいまいちかも
- おサイフケータイ非対応
- 手振れ補正が弱く動画はイマイチ
満足度が比較的高いスマホであることは間違いないのですが、おサイフケータイに非対応だったり、手振れ補正の効きに関しては残念ポイント。
そして通話品質もイマイチな感じで、ちょっと遅れて声が聞こえたり届いたりしてそうな感じです。会話のタイミングが微妙にずれるんですよね・・・これはRakuten Linkアプリが微妙なのかもしれません。。

通話品質向上を求む
Galaxy A7まとめ
Galaxy A7を紹介してきました。ちょうど良いパフォーマンスや、ディスプレイの美しさで映像コンテンツを楽しむことができるスマホだと感じます。大きなスキや不満点は見当たらず、総じて満足度は高めというのが正直なところです。
おサイフケータイや、動画性能、ゲーミング性能をそこまで求めない人なら、メインスマホとして活躍してくれることでしょう。
「Rakuten UN-LIMIT」は先着300万人まで1年間無料のキャンペーンを開催しています。最大で21300ポイント還元されるので、気になっている人はとりあえず使ってみて判断するのがおすすめ!解約料もかかりません。
別のスマホを使いたいって人は「Androidの対応端末」で、端末が対応しているかチェックしましょうね。これは最低限のお約束ごとです!
この記事もGalaxy A7のテザリングを利用して書いていますが快適そのものです。スマホから高速通信ができるなんて良い時代になりましたね(笑)
関連記事
- Rakuten UN-LIMITの特徴や注意点
- Rakuten UN-LIMITをiPhoneで使う方法
- Rakuten UN-LIMITをモバイルルーターとして使ってみた
- Rakuten Miniをレビュー
- iPhoneSE(2020)をレビュー
最後までお読みいただきありがとうございました。