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【G-Tune EM-B】第12世代Intel CPUとRTX3050を搭載したゲーミングデスクトップ

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G-Tune PM-A,公式,価格

マウス、コラボパソコン

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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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マウスコンピューターの「G-Tune EM-B」をご紹介します。

第12世代インテルCPUを搭載したゲーミングデスクトップです。専用グラフィックはGeForce RTX3050で、フルHDゲーミングを快適に楽しめるパフォーマンスを持っています。ゲームはもちろん、RAW現像や動画編集といったクリエイティブワークも楽しめ、コスパの良さから高い人気を誇っています。

※記事では独自に集計したデータを活用する場合があります

G-Tune EM-Bとは?

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G-Tune EM-Bは、フルHDゲーミング環境を提供してくれるパソコンと言えばわかりやすいでしょうか。高解像や高リフレッシュレートを狙うともう少し性能が高いパソコンが必要になりますが、もちろん価格もグンと上がってしまいます…そこで「普通にゲームができれば十分」といったユーザー向けに用意されたモデルということになります。

このクラスのパソコンは定番とも言えますし、割とどんな用途でも使えてしまうので、選ぶ側としても選びやすいモデルだと思います。メモリも標準で16GBあるので安心ですね。

 

G-Tune EM-B ラインナップ

ラインナップはいくつか用意されており、好みのモデルを選べるのもありがたいです。ただしネーミングが似ているので間違わないように注意してください。

モデル構成価格
G-Tune EM-B
(プレミアムモデル)
Core i5-12400F/RTX3050/16GBメモリ/512GB NVMe SSD179,800円
G-Tune EM-BCore i3-12100/RTX3050/16GBメモリ/256GB NVMe SSD159,800円
G-Tune EM-ARyzen 5 4500/RTX3050/16GBメモリ/512GB NVMe SSD159,800円

※構成や価格は変更になる可能性があります

プレミアムモデルはCPUがCore i5になっており、ストレージ容量も多くなっています。予算に余裕があるなら選択するのもアリです。

類似モデルとしては、Ryzen CPUを搭載した「G-Tune EM-A」シリーズや、上位モデルにRTX3060を採用した「G-Tune HM-B」、RTX3070を採用した「G-Tune XM-B」などもあります。好みと予算で選べるのがマウスコンピューターの強みですね。

 

G-Tune EM-B レビュー

G-Tune,マイクロタワー,

電源ボタン上部には、やや傾斜がついてUSBなどが装備。裏側にアクセスしなくても済みますし、傾斜がついている分だけ挿しやすかったりもします。

また天面はフラットなので、ゲーミングデバイスやスマホを置くこともできます。こういったデザインはゲーマーの意見を反映した結果だそうです。

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エアフローも優秀で内部を効率的に冷やせる工夫が施されています。

G-Tune PM底面吸気,エアフロー,マイクロタワー

G-Tune PM冷却性,マイクロタワー

底部に空いた大きな穴から外気をグングン取り込みます。GPUなどの熱源が近くにありますが、冷却効果はありそうですね。(写真は別モデル)

G-Tune PM内部写真,マイクロタワー

ストレージベイは3.5型×1、2.5型×2を追加することができます。256GB程度だとゲームを数本インストールしただけで消費してしまうかもしれませんので、512GB以上は確保したほうが良いでしょう。

G-Tune PM内部写真,マイクロタワー

サイドパネルは引っ掛かりがないので、ネジを残した状態で引き抜くと内部にアクセスしやすいです。

 

G-Tune EM-B 性能チェック

CPU性能チェック

まずはPASSMARKが公開しているスコアをチェックしましょう。

CPUスコア
Core i7-1270032016
Core i5-1240019959
Core i3-1210014442
Core i5-1140017132
Core i5-1040012476
Core i7-970013860
Ryzen 5 360017825

G-Tune EM-Bに採用されているCore i3-12100は、数世代前(第9世代)のCore i7に匹敵するスコアをマークしています。最近はパソコンパーツの性能が上がってきているので、Core i3だから非力でなにもできないということはありません。数年前のパソコンから入れ替えるなら不満を感じるレベルではないのでご安心ください。

 

RAW現像をテスト

100枚のRAW現像にかかった時間を計測します。(2000万画素クラス APS-C機のデータ)

CPU処理時間
Core i7-127002分16秒
Core i5-124002分24秒
Core i3-121002分02秒
Core i5-114003分03秒
Core i7-97003分20秒
Ryzen 5 5600X2分43秒
Ryzen 5 36003分59秒

これは自作パソコンのデータですが、Core 3-12100(F)なら写真編集もしっかり楽しめます。RAW現像はどちらかと言うとシングル性能がモノを言うのですが、第12世代インテルCPUはシングル性能の伸びが顕著です。そういう意味では、うまくかち合った結果ともいえるでしょう。

GPU(ゲーミング)性能チェック

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モデル(GPU)設定スコア
G-Tune PL-B
(GTX1650)
1920×1080(標準品質)5687(やや快適)
G-Tune EM-B
(RTX3050)
1920×1080(標準品質)8715(とても快適)
3840×2160(標準品質)3186(普通)
G-Tune HM-B
(RTX3060)
1920×1080(標準品質)11583(とても快適)
3840×2160(標準品質)4240(普通)
raytrek ZS
(RTX3050)
1920×1080(標準品質)8736(快適)
3840×2160(標準品質)3200(普通)

GeForce RTX3050なら、FF15(4K/標準品質)では「普通」という結果が得られました。高解像領域でも案外耐えられる性能をもっていそうですね。フルHDクラスなら多くのタイトルで問題なく快適に遊べるでしょう。

ゲーミング性能として語るには「もう一歩」欲しいところではありますので、こだわりがある人にはGeForce RTX3060以上のモデルがおすすめですね。

DAIV Z7をレビュー!第12世代Core i7-12700とGeForce RTX3060を搭載したクリエイトPC

 

G-Tune EM-Bは動画編集に使える?

Davinciを使って4K→フルHDへの書き出しテストを行った参考データです。

構成処理時間
Core i7-12700×RTX30601分12秒
Core i7-9700×GTX1660SUPER2分07秒
Core i3-12100F×RX66002分40秒
Ryzen 5 5600×GTX16501分47秒
Ryzen 7 3700X×RTX30601分36秒

G-Tune EM-Bは決して超高性能なCPUではありませんが、専用グラフィックも搭載されているのでフルHDクラスの動画編集なら問題なく行えるはずです。ただし4コアなので書き出し時間は少し待たされるかもしれません。

これから「YouTube投稿をはじめたい」「動画編集を勉強したい」なんてカジュアル層にもぴったりでしょう。

G-Tune EM-Bの感想や評価

G-Tune EM-Bのメリット

  • 安心感のある性能
  • 使い勝手の良い筐体
  • ゲーム、写真、動画など多用途に使える

G-Tune EM-Bは、価格なりの性能をしっかり体感できるスタンダードPCです。ほとんどの点で不満はなく、満足のいく選択になるはずです。特にライトユーザー~ミドルユーザーにおすすめのモデルですね。

 

G-Tune EM-Bのデメリット

  • 下位モデルはストレージ容量が少ない
  • 拡張性がイマイチ

G-Tune EM-Bの弱点は、下位モデルだとストレージ容量が少ないくらいですかね。拡張性もほどよく備わっていますが、こだわっていくと足りない面が多く見えてしまうかもしれません。また、CPUやGPUのカスタマイズができないので自由度は低めです。

なので購入時点で割としっかりと構成を確保しておかないと、後々「こうしてれば良かった」と思うことが出てくるかもしれません。多少予算はかさんでも納得いく(余裕をもった)構成に仕上げておくことをおすすめします。

 

G-Tune EM-Bをおすすめしたい人

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  • 15万円前後でパソコンが欲しい人
  • ゲーム、写真、動画編集と多用途に使いたい人
  • こだわりが強すぎない人
  • 安定・安心・信頼性を重視する人
  • コスパの良いPCが欲しい人

G-Tune EM-Bを紹介してきました。

安定の性能と、ちょうどよいお値段設定、ゲーマー思考のデザイン(使い勝手の良さ)と、トータルバランスに優れたデスクトップパソコンだと思います。ここまでバランスが良いだけに、G-Tuneでも人気があるには納得という気がしますね。

逆に「もう一歩」のこだわりには応えるのが難しいかもしれないので、買ってそのまま使いたいといったライトユーザー、ミドルユーザーに最適なモデルだと思います。

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