この時期に絶対外せない!ホタルの撮影におすすめの設定とマナー

ホタルの撮影におすすめの設定とマナー

早いところでは旬はもう過ぎているかもしれませんが、まだまだ7月も元気いっぱいの「ホタル」達。

儚く光る、その姿に励まされた!なんて人も多いのでは?

そのロマンあふれるホタルを写真に収めるというのは簡単じゃないような気がしますか?いいえ、基本的には三脚をたてて、ピントを合わせて、シャッターを押すだけです。簡単に言いすぎましたか?(笑)

でも本当に意外と簡単に写せるよ~って聞いたら嬉しくないですか?写真愛好家なら、この時期は夜空とホタルに恋しちゃうましょう!

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ホタルの魅力

何と言っても光の軌跡が美しい!

儚い光を長時間露光によって、軌跡として記録します。最近では飼育の技術が上がったのか都会でも見られるようになってきました。

お目当てのあの子をドライブにさそって、ホタル撮影なんてシチュエーションはいずこに?(←体験談)ホタルを捕獲して放しているケースもあるようですね!

撮影していても、こうした軌跡にならないケースもあります。でも本来の姿を撮影できたと思えばそんなに悪くないと僕は思います。なんでもかんでも合成してしまうのも寂しい気がしますからね。(技術がないだけという説も)

ネコ弟子
ホタルきれー

 

ホタルの生態

ホタルには「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」といった種類があります。その種類は国内で50種類程生息しています。

6月の中旬頃に舞うのがゲンジボタル。7~8月に見れるのがヘイケボタルです。光はヘイケボタルのほうがやや弱く1秒間に2回程光ります。少し汚れた水でも大丈夫なヘイケボタルの方が個体としては強いようです。

エサは基本的にカワニナという貝です。幼虫以外の時は何も食べないって知っていましたか?僕は驚きました。

カワニナは清流や農業用水などに生息しています。比較的流れが穏やかで、殻の形成に役立つカルシウムイオンを多く含む水を好みます。この条件を満たしていて、暗い場所がホタルの生息地です。

明るすぎる街灯や車通りの多い場所では、求愛行動(発光)の邪魔になるのでそういう場所にはいません。

人も大切な人と過ごすなら暗い場所のほうが求愛行動に出やすいですもんね!変な意味じゃないですよ!変な意味じゃ・・・

ホタルが光出すのは日が暮れてからで、だいたい20時頃がピークになります。撮影をするならこの時間までに行きましょう。

はるペン
遅くても19:30到着ペン

 

必要な道具

・マニュアル設定が可能なカメラ

・明るいレンズ

・三脚

・懐中電灯

・虫よけ

星空の撮影とほぼ同じ、というか全く同じです!一回準備してしまえば他の撮影にも使えるなんてツイテルぜ!

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

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カメラ

暗い場所での撮影というのはカメラにとっては苦手な条件の1つです。設定は自分(マニュアル)でしたほうが無難でしょう。

写真を明るく撮るための条件は3つ

・ISO感度を上げる

・絞りを開ける

・シャッタースピード(露光時間)を長くする

これがわからないという方はこちらを参考にしてみて下さい

【カメラ初心者】そもそも露出って何ですか?そもそも露出って何なんですか?

ISO感度を上げ過ぎるとどうなるんでしたっけ?その通り!ノイズが発生するんでしたね。

明るいレンズがあれば撮影に有利な条件となりますが、キットレンズでもそれなにに撮影することは出来ます。安心してくださいね。

 

明るいレンズって?

f値が小さいレンズの事を明るいレンズと言います。一度に取り込める光の量が多くなるので、暗い撮影でも有利です。

レンズの数値がわからないという方はコチラ

【初心者必見】元カメラ販売員がおすすめする!レンズの基礎知識と買い方

おすすめのレンズ

焦点距離(画角)はフルサイズで35~50mmくらいまでが使いやすいでしょう。f値はf2.8よりも小さい数字になる方が有利になります。

ホタルはさほど離れた被写体ではないですし、広角レンズは必要ないでしょう。場合によっては望遠レンズも面白いかもしれません。

参考レンズ

 

ホタル撮影のマナー

今回の中で一番守ってもらいたい内容になります。他のどの項目をすっとばしてもらっても良いですが、ここだけは厳守してください。

①地域住民への配慮を

②フラッシュは発光しない

③AF補助光はオフにする

④車は離れた場所へ止める

⑤地域住民への配慮を

大切な事なので2回入っているやつもあります。地域住民はそこで生活をしています。夜に大声を出されたり、家をのぞき込むなんてマネは絶対にしないで下さい。

中にはあなたが見に来たホタルを守っている人たちもいます。当然土地としての思い入れもあります。自分たちはお邪魔しているという自覚と感謝の気持ちは持って良いと思います。

次にホタルは求愛行動で発光しています。求愛行動の邪魔になるような光は絶対に避けましょう!

近くまで車で行きたい気持ちもわかりますが、他にもホタルの光を楽しみにしている人がいることを忘れてはいけません。絶対にヘッドライトで照らすなんてことがないように!車は少し離れた場所へ止めて歩いて向かいましょう。それが良識ある人のマナーです。

AF補助光やフラッシュを発光するのも避けましょう。他の人が撮っている写真を台無しにする可能性があります。

▼NOもあーふらっしゅ!!!

はるペン
わかったね
ネコ弟子
もちろん!
はるペン
心配だぁ

三脚

これは必須になります。ちょっと荷物になるしめんどくさいという場合でも持っていきましょう。

三脚もあまり過信しすぎるのは禁物です。バランスを崩して転倒や、なぜかブレてる?なんてこともあるので事前に使い方をマスターしておきましょう。

暗い場所でなれない三脚を出しても説明書も読めません。

おすすめの三脚にここで少しふれています

夏に撮りたい!星空写真に必要な物とおすすめの設定

 

カメラの設定

これはお使いの機材などによって変わってくるので参考程度にとらえて下さい。

必ずしたい設定

・一眼レフならミラーアップ

・レリーズがないならタイマー

・手ぶれ補正はオフ

・フラッシュは発光禁止モード

・AF補助光はオフ

ブレが発生しないように三脚を使っていると言う事を前提に考えます。

一眼レフの場合はシャッターを切った場合にミラーが駆動します。この動きで振動が発生してブレになります。ミラーアップをして振動が極力発生しないようにしましょう。

手でシャッターボタンを押すと必ず「押し込む」という動きが発生します。これがブレにつながるのでレリーズを使用するのが基本です。僕は用意するのが面倒なので2秒タイマーで対応しています。

手ぶれを発生させないので手ぶれ補正機能はONじゃないの?と思うかもしれませんがNGです。三脚に置いてる場合は基本的にブレが発生しないと考えます。そんな状態で機能をONにしてしまうと誤検知が発生します。

フラッシュやAF補助光については前述のとおりです。周囲の方へ配慮した撮影を行いましょう。

ピントもマニュアルで合わせます。ホタルは動くものなので風景のほうで合わせるようにします。この時にAFをオフにしておかないとピントが再調整されてしまいます。

ホワイトバランスは見た目に近い太陽光に合わせるのがベストでしょう。マニュアルで好みの値にするのも当然ありです。AUTOだとコロコロ変わってしまう可能性があるのであまりおすすめしませんが、撮影に集中できない場合は可です。

 

参考の数値

何も基準がない状態だとはじめての場合はしんどいかと思います。下記の数値を参考に、仕上がりを見ながら設定を変えてみて下さい。

絞り:f2.8前後

SS:30-60秒

ISO:3200前後

特にシャッタースピードはこれ以上長くすると星が流れてしまいます。ISO感度もAPS-Cではこの変が限界でしょう。マイクロフォーサーズではもう少し低めの方が良いです。

ノイズリダクションをオンにしている場合、撮影にかかったのと同じ時間だけノイズ処理に時間がかかります。ブラックアウト!した(汗)と焦らないで処理が終わるまで待ちましょう。

 

ライブコンポジット

OLYMPUSのカメラを使っていた時にめちゃんこお世話になった機能。連続で何枚も撮影することで光の奇跡だけを上書きしていくことが可能。今更だけどこの機能のためだけに買おうかな(笑)

 

まとめ

ホタルは命の尊さを教えてくれる大事な被写体!マナーを大切にゴミは持ち帰りましょう。

ホタルの撮影はそれほど難しくないというのがお分かりいただけたでしょうか?説明が下手過ぎるんだ!というクレームは涙をのんでお断りします(断るのかよ)技術うんぬんよりもマナーや地域の方への配慮が大切になる撮影でしたね。

これからもずっとホタルが見れるように、綺麗な川を守りながら上手な距離感で守っていきたい。そしていつか子供と一緒に見に行くんだ~!

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