iPhone 12 miniレビュー!片手操作可能なコンパクトスマホは5Gにも対応

世界で最も小さく、薄く、軽い5Gスマホと言われる「iPhone 12 mini」をレビューします。
A14 Bionicを搭載した5.4インチのスマートフォンは、コンパクトとパワフルさをかねそろえたコスパモデルです!新規格のMagSafeや、5G対応、従来の4倍の落下性能をもつCeramic Shieldなどなど機能面も充実しています。
片手で扱えるスマホが好きで「iPhoneが欲しい!」って人にはうってつけのモデルになっています。カメラ性能やゲーム破壊的なのか?気になることはたくさん!!それではご覧ください。
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目次
iPhone 12 mini レビュー
- 5.4インチOLED
ディスプレイ - 2,340 x 1,080ピクセル解像度、
476ppi - 広色域(P3)
- True Tone
- 耐指紋性撥油コーティング
- A14 Bionicチップ
- 超広角、広角カメラを搭載
- 最大5倍のデジタルズーム
- 進化したボケ効果と深度コントロールが使える
ポート レート モード - 光学式手ぶれ補正(広角)
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは
60fps) - TrueDepthカメラ(顔認識の有効化)
- Face IDを使った決済システム
- 5G対応
- Lightningコネクタ(涙)
- 最大15WのMagSafeワイヤレス充電
- デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
- IP68等級の耐水性能
iPhone 12 miniにはこれだけの特徴があり、もはやすべてを片手でコントロールするなんて無理かも?iPhone 12 Proシリーズのような、もう一歩踏み込んだ性能は持たない代わりにコストを抑えて実用性を重視した印象を受けます。
日常的に使うスマホですから落下や沈没などのリスクも考えられますが、落下耐性は従来モデルの4倍、IP68等級の耐水性能など安心面も強い。
iPhoneの最新モデルは高額になりがちですが、価格は7万円台と良心的。意外とiPhone 12シリーズの中では大本命なのでは?なんて考えも湧いてきます。もちろん完成度も高いですしね!
iPhone 12 miniの外観デザインをチェック・開封
パッケージや付属品
iPhoneのパッケージが簡略化され、化粧箱もずいぶんコンパクトになりました。
今回手にした端末のカラーリングはホワイトです。手に持った第一印象は「軽い!手に馴染むナニコレ?」です(笑)ほんと軽いし手に馴染む。最近はiPhone12 Pro Maxを使ってることもありコンパクトなスマホに飢えているのかも・・・
カラーは他にも「ブラック」「ブルー」「グリーン」「レッド」があり、好きな色を選べるのもiPhone12 miniの楽しみの1つです。
付属品は、USB-C to Lightningケーブル、SIMピン、ステッカー、説明書です。イヤホンや電源アダプターは付属されていませんので、必要な人は事前に購入しておきましょう。というか、iPhoneは継続的に使う人も多いのでほとんどの人が持っているかもしれませんね。
手にジャストフィットするサイズ
航空宇宙産業レベルのアルミニウムを採用したシャーシはクールでカッコイイです。一般的な男性の手に吸い付くようにジャストフィットするのが怖い。僕らの遺伝子にはiPhoneが刻まれてるの?
対応するのはnano-SIMとeSIMで、今回は楽天モバイルのSIMをさして使ってみました。eSIMで使う方法については別記事を参照ください→→楽天モバイルのeSIMをiPhoneにのせかえて使う方法
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ガラス表面には耐指紋性撥油コーティングが、ガラス部にはCeramic Shieldが施され落下強度は従来の4倍あるとか。
サイドにはサウンドオン・オフボタン、音量ボタン、SIMスロットなどを装備。
IP68等級の耐水性能なので水浸6メートルで30分くらいは耐えることになります。お風呂入ったりプールサイドで使うくらいなら楽勝そう。ちょっとした雨でも心配しなくてよいのは嬉しいですよね。
iPhone 12 miniはLightning端子になっていました。Type-CのiPhoneどこ?
新機能としてMagSafeワイヤレス充電が追加されていますが最大15Wです。Lightningが20Wなので理屈的にはケーブルを繋いだ充電の方が早いということになります。でもやっぱりコードレスは良いよなぁ・・MagSafe買おうかな。。
iPhone 12 miniは、デュアルカメラシステムを採用。超広角と広角を使い分けて多彩な表現ができるようになっています。ただiPhone12 Proシリーズと比較すると簡略的なものになっている印象で、記録的な写真を撮るのがメインになるような印象。写真の写りについては後ほど解説していきます。
iPhone12 Pro Maxと比較すると、お父さんと子供みたいな感じになります(笑)モバイル性を重視する人はiPhone12 miniを、動画視聴などのコンテンツ消費を重視する人、カメラ性能にこだわりたい人はiPhone12 Pro Maxという感じですね。
iPhone 12 mini 性能チェック
iPhone 12 miniはA14 Bionicを搭載しています。iPhone12シリーズでは下位モデル的な位置付けにはなっていますが、しっかりとキビキビ動作するのでノンストレスです。
CPUは2個が高性能コア、4個が高効率コアの計6コアとなり、次世代のアーキテクチャを採用。GPUに関しては4コアを採用、全体の効率化によってパフォーマンスが引き上げられているとのこと。A14 Bionicは8コアから16コアになり、毎秒11兆回の演算が可能とか・・・
難しい話はよくわからんって感じですが「早い話が速いです」とAppleが言い出すのもなんとなく理解できます(笑)
iPhone12 miniとiPhone SE2を比較
モデル | iPhone 12 mini | iPhone SE2 |
プロセッサ | A14 Bionic | A13 Bionic |
シングル | 1600 | 1300 |
マルチ | 4000 | 3200 |
メタルスコア | 9100 | 7200 |
GeekBenchブラウザのスコアを参考にすると、A14 BionicはA13 Bionicよりも約25%くらい性能がアップしているようです。
サイズ感などの関係でiPhone12 miniとiPhone SE2を比較検討している人も多そうですが、ゲームを積極的にプレイしたいハードユーザーはiPhone12 miniを選択する方が幸せになれそうですね。一方のiPhone SE2には指紋認証や価格的な強みがあるので悩ましいですよね。
【12 miniかSE2かを決める10の質問】
- 直線的なデザインが好き
- 指紋認証よりFace ID派
- ゲームをよくする
- 価格はあまり気にしない
- カメラ性能にはこだわりたい
- 夜景撮影(ナイトモード)が欲しい
- ディスプレイ品質は気になる
- バッテリー駆動時間は長い方が良い
- 将来性を考えて5Gは欲しい
- MagSafeは欲しい
iPhone 12 miniとSE2のちがいは程度の差こそあれ上記の10個がポイントになりそう。
イエスの数が多い人はiPhone12 miniを購入する方が満足度は得られるはず。逆にイエスの数が少ないならiPhone SE2というのもありだと思います。
iPhone12 miniはゲーム性能も高い
ゲーム性能をテストするためにPUBG MOBILEをプレイしてみました。スマホはほんのり温かくなりましたが、ゲーム終了までカクツクこともなくプレイできました。(なぜか勝ってる笑)
バッテリーも意外と持ちますし、なんせ軽いので長時間プレイしても腕が疲れないのは良いですね。案外ゲーム向きの端末なのかもしれません。
【作例】iPhone 12 mini カメラ・写真チェック
シャープで色のりもしっかりした写真が撮影できます。SNSにアップしたり、家族や友人に送っても喜ばれそうな画質じゃないでしょうか。
ボケ感を生かした撮影をするためにポートレートモードを試しました。縄が二重になったり輪郭が不自然になったりするので、不自然なボケなのが気になるんですよね。いかにもデジタル処理しましたという感じがします。
個人的にiPhone12 Pro Maxのときは感動が勝ちましたが、iPhone12 miniはやや違和感が残る印象です。僕が一眼レフとかで写真を撮るからというのもあると思うんですけどね。スマホってことを考えると発色も良いですし、数年前からは考えられないくらいよく写るとは素直に思います。
カメラ性能としてはProシリーズには及ばずかな。だいぶ違う印象を受けます。記録的な意味合いの写真を量産するイメージですかね。とは言え、動画撮影時も手ぶれ補正がそこそこ効きますし、いざって時にはポケットに忍ばせてたiPhone12 miniが活躍!なんてシーンは多そうな気がします。
iPhone 12 miniのメリット・デメリット
メリット | ・パフォーマンスが高い ・コンパクトだけど画像や文字が良く見える ・そこそこきれいな写真が撮れる ・カメラやビデオなど荷物が減る ・片手操作可能でiPhoneのスタンダード的役割を担う |
デメリット | ・価格が少し高いかも ・カメラ性能がもう一歩 ・5G環境が整っていない |
miniと言えどもアップルらしいクオリティはさすが!コンパクトで小気味よく使えるスマホが欲しい人には完璧な存在じゃないでしょうか。ディスプレイもカメラもオーディオもよっぽど贅沢を言わない限り満足できると思います。
一方で器用貧乏的な印象も拭えず、iPhone12とあまり変わらない値段設定や半額近いiPhone SE2の存在も頭をよぎります。このクラスのスマホを検討しているなら「いっそiPhone12 Proに行ってもいいんじゃないかな?」なんて思ったリモします。
その辺は、Appleもうまくラインナップを揃えてきたな〜って感じですね。本当にちょっとした違いで差をつけてきてるんで悩ましすぎる・・・
iPhone 12 mini 感想まとめ
iPhone 12 miniをレビューしてきました。
そこそこ負荷をかけてもサクサク使えるパフォーマンスに、5.1インチフルディスプレイはちょっとずるい暗いですね(褒め言葉)片手で扱える気軽さから、いつでも携帯しておけるフットワークの良さは他のモデルに変えられないものがあるかもしれません。
「6インチクラスじゃ大きすぎるんだよな〜」「でも性能は妥協したくないよな」なんてワガママに応えてくれるのがiPhone12 miniなのではないでしょうか。かなり固定ファンを掴みそうな予感がします。
eSIMにも対応しているので副回線を楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」にして使うとギガ消費を抑えられます。
iPhone12 miniをキャリで探す
▶Docomoをチェック
▶auをチェック
▶SoftBankをチェック
今回のレビューにあたりシンスペース様より機材貸出のご協力をいただきました。アップル製品の丁寧なレビューやAndroid、周辺機器など魅力的なガジェットを紹介されていますのでご覧になってください!ブクマ必須レベルです(笑)
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