iPhone 12 Pro Max速攻レビュー!待ちに待った全部盛りモデルの性能をチェック

どんなスマートフォンより高性能をうたう「iPhone 12 Pro Max」を購入しました。
A14 Bionicを搭載した6.7インチのパワフルスマートフォン!新規格のMagSafeや、5G対応、なかでもカメラ性能がヤバすぎるという「全部盛り&史上最高のiPhone」です。
僕自身この値段をだすならパソコンを買ったほうが良いんじゃね?と思うタイプの人間ですが、電話できて、カメラにもビデオにもなって、ゲーム機にもなって、ミニ映画館にもなる・・だったら買うしかないよね!ってことで、自分史上最高額のスマートフォンを手にしてしまいました(笑)
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目次
iPhone 12 Pro Max レビュー
- 6.7インチ(対角)オールスクリーンOLED
ディスプレイ - 2,778 x 1,284ピクセル解像度、
458ppi - 広色域(P3)
- True Tone
- 耐指紋性撥油コーティング
- A14 Bionicチップ
- 超広角、広角、望遠カメラを搭載
- 2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、5倍の光学ズームレンジ
- 最大12倍のデジタルズーム
- LiDARスキャナを活用したナイトモード
- 進化したポートレート
モード - センサーシフト光学式手ぶれ補正
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは
60fps) - TrueDepthカメラによるFace ID
- Face IDを使った決済システム
- 5G対応
- Lightningコネクタ(涙)
- 最大15WのMagSafeワイヤレス充電
- 最大7.5WのQiワイヤレス充電
- デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
- 医療レベルのステンレススチール
- IP68等級の耐水性能
ざっくりとあげていくだけでもiPhone 12 Pro Maxにはこれだけの特徴があります。もはやすべてを理解するなんて無理かもしれない(笑)
それだけiPhone 12 Pro Maxに魅力がパンパンにつまっていることの証でもありますが、やはりと言うかカメラの記述が多くなっているような気はしますね。
前置きはこれくらいにして開封していきましょー!
iPhone 12 Pro Maxの外観デザインをチェック・開封
パッケージや付属品
今回購入したのはパシフィックブルーのモデルです。パッケージが薄くなっているのがわかります。
パシフィックブルー素敵・・・指紋も全然つかないしサラサラしてて最高。
iPhone 12シリーズのブルーに関しては「サイトの色とちがう」みたいな意見も散見されましたがiPhone 12 Pro Maxはイメージ通りかな。
付属品は、USB-C to Lightningケーブル、SIMピン、ステッカー、簡易説明書って感じです。EarPods(イヤホン)と電源アダプタが同封されていません。
なんでもあまり使われることがないので同封しないそうな・・・まぁ確かに使わないこと多いかも。これで毎年45万台の自動車の炭素排出量を削減できるというのだから仕方ないですよね。環境保護大事。
はじめてiPhoneを購入する人は、別に電源アダプタを用意してねってことですね。
デザイン
医療レベルのステンレスを採用したシャーシはクールでカッコイイです。カラー展開は、グラファイト、シルバー、ゴールド、パシフィックブルーの4色。重厚感のあるカラーが多い印象ですね。素材もステンレスで高級感があります。
最近では丸みを帯びたデザインになっていましたが、iPhone 12 Pro Maxはエッジの効いたデザインになっています。かつて使い倒したiPhone 5Sあたりの雰囲気になっているのでちょっと懐かしい感じもする。
Super Retina XDR
サイドボタン、音量ボタンなどを装備。
IP68等級の耐水性能なので水浸6メートルで30分くらいは耐えることになります。お風呂入ったりプールサイドで使うくらいなら楽勝そう。ちょっとした雨でも心配しなくてよいのは精神衛生上よろしいですね。
iPhone 12 Pro MaxでもType-Cにはなりませんでした・・・Lightningかぁ・・
仕様を確認すると「別売りの20W以上のアダプタを
ちなみに新機能としてMagSafeワイヤレス充電が追加されていますが最大15W、Qiワイヤレス充電は最大7.5Wです。Lightningが20Wで理屈的には一番早いってことになります。「跡が残る」なんて話もあるので今のところ見送りかな~そのうち買ってそうな気もしますけどね(笑)
トリプルカメラシステムにLiDARスキャナを装備。iPhone 12 Pro Maxには、iPhone初となるセンサーシフト式の手振れ補正が搭載。Apple ProRAWでのRAW撮影や、60fps 4K Dolby VisionHDRビデオ撮影もできるってことで、コンデジやビデオはもう必要ないのかもしれない。
さすがのサイズ感なので片手操作はあきらめたほうが無難かな。机に置いて映画やYouTubeを見たり、ゲームしたりするには最高。僕は写真が好きで写真関係のサイトをよく見るのですが、iPhone SE2よりも大きな画面になったので細部の描写もよく伝わるようになりました。
後は雑誌やマンガを読めるようになったことが嬉しい!コンテンツ消費に大画面は正義だわ・・・(笑)
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iPhone 12 Pro Maxの性能をチェック
iPhone 12 Pro MaxはA14 Bionicを搭載しています。これは先日発売されたiPad Airなどと同じプロセッサになります。
CPUは2個が高性能コア、4個が高効率コアの計6コアとなり、次世代のアーキテクチャが採用。GPUに関しては4コアを採用、全体の効率化によってパフォーマンスが引き上げられているとのこと。A14 Bionicは8コアから16コアになり、毎秒11兆回の演算が可能とか・・・
難しい話はよくわからんって感じですが「早い話が速いです」(コレ言いたかった笑)
エネルギー効率の改善もされてるってことなのでバッテリーのもちにも期待したいところです。
Geekbench 5のベンチスコア
モデル | iPhone 12 Pro Max | iPhone SE2 |
プロセッサ | A14 Bionic | A13 Bionic |
シングル | 1600 | 1300 |
マルチ | 4000 | 3200 |
メタルスコア | 9100 | 7200 |
GeekBenchブラウザのスコアを参考にすると、A14 Bionicはシングル、マルチで約25%くらい性能がアップしているようです。
日常使いで体感できるほどかは疑問ですが、iPhone 12 Pro Maxのようなモデルは高負荷の作業に使うことも多いはずなので期待感があります。
ゲーム性能も高い
僕のイチオシゲーム「Ark」です。恐竜のいる世界に裸一貫でほりこまれて、食料を確保したり、家を建てたり、恐竜をテイムしながらサバイバルします。なん百時間と時間が溶けるのでマジ注意(笑)
最近CMでもおなじみの「COD」です。グラもきれいだし、画面ヌルヌルだし最高。ちょっと遊ぶだけのつもりが、ついついもう少し・・とプレイしてしまう中毒性があるのでコチラも危険(笑)
僕はスマホでのハードゲーマーって訳じゃないのでアレですが、これだけきれいなグラでアクション系のゲームがしっかり遊べるならゲーム性能も高いってことで良いと思いますね。暇つぶしとかのレベルじゃなく没頭しちゃいます。
iPhone 12 Pro Maxのカメラ・写真のチェック
ポートレートモードのボケ

通常の写真モード

ポートレート
ポートレートモードがどれくらい使えるのかチェックしてみました。通常のモードでも十分にきれいですが、ポートレートモードだと背景がボケボケのやわらかい表現になります。これでちょっとした作品撮りとかできちゃうレベルですごい・・・
iPhone 12 ProとMaxのカメラ性能のちがいを比較
モデル | iPhone 12 Pro Max | iPhone 12 Pro |
超広角カメラ | 焦点距離13mm 120°視野角 ƒ/2.4絞り値 | |
広角カメラ | 焦点距離26mm 1.7μmピクセル ƒ/1.6絞り値 センサーシフトOIS | 焦点距離26mm 1.4μmピクセル ƒ/1.6絞り値 OIS |
望遠カメラ | 焦点距離52mm ƒ/2.0絞り値 | 焦点距離65mm ƒ/2.2絞り値 |
特徴 | ・2.5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、5倍の光学ズームレンジ ・最大12倍のデジタルズーム | ・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ ・最大10倍のデジタルズーム |
5枚構成のレンズ(超広角)、6枚構成のレンズ(望遠)、7枚構成のレンズ
一番のちがいはセンサーサイズで、iPhone 12 Pro Maxは12 Proよりもセンサーが約47%大きくなっています。これだけサイズが違えば画質面でもかなり有利になってきそうですよね。カメラ性能にこだわりたいなら答えは自然と決まってくるかもしれない。
超広角レンズは共通で、ほかには望遠カメラに若干ちがいがあるくらい。微妙なちがいを作ってユーザーを揺さぶるあたり、アップルさんも上手ですね(笑)
LiDARスキャナがチートでは?
iPhone 12 ProシリーズにはLiDARスキャナが搭載されています。
LiDARスキャナは、トランスミッタから物体に向かって照射された不可視光線がレシーバに返ってくるまでの時間を計ることで、絶対深度を計測します。LiDARはiOS 14の深度フレームワークと連係。カメラの視野角全体にわたる膨大な量の高解像度データを作ります。そして、パルス状の光線をナノ秒単位で照射しながら場面の計測を継続的に行い、深度マップの精度を上げていきます。ARに革命を起こす技術
です。Apple
レーザー的なものを発射して5mほどの範囲の環境を認識してしまうってことらしい。どんな環境でも位置や深度がつかめるので、ボケ感が不自然になることを避けられ、暗所でのポートレートとかも余裕になってしまいそうな予感がする・・・
またAR機能の精度も向上するってことなので面白いアプリが出ると良いな~なんて思ってます。
【作例】iPhone 12 Proの写真
いやいや本当にスマホ(カメラ)の進化すごすぎでしょ!普通にちょっとした記録なら不満はありません。またしばらく使ってみて良いのが撮れたら紹介したいと思います(笑)
iPhone 12 Pro Maxのメリット・デメリット
メリット | ・パフォーマンスが高い ・画面が大きい、没入感がある ・画像や文字が良く見える ・きれいな写真が撮れる ・センサーシフト光学式手ぶれ補正を搭載 ・カメラやビデオなど荷物が減る ・つまり最高のiPhone |
デメリット | ・大きい、重い、小さいポケット(鞄)に入らない ・値段が高い ・5G環境が整っていない |
ProシリーズとiPhone 12/12 miniとのちがい
スタンダードモデルのiPhone 12/12 miniとのちがいも気になりますよね。
価格やストレージ容量の差こそあれ「どんだけ違うのさ?」ってことですが、大きな違いは「望遠カメラ」「LiDAR(ライダー)スキャナ」「素材」「イメージセンサーの大きさ(Max)」「センサーシフト式手振れ補正(Max)」あたりになるでしょう。
ベースとなるプロセッサや、OLEDディスプレイ、5G対応などの仕様は変わりません。画面サイズや写真の画質に強いこだわりがないなら、iPhone 12シリーズで十分だと思います。
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro Maxを紹介しました。
高負荷でもサクサク使えるパフォーマンスに、6.7インチ大画面、最強レベルのカメラ(ビデオ)性能を備えてしまったスマートフォンです。価格は決して安くないのですが、電話にもなり、カメラにもなり、ゲーム機にもなるって考えたら安く思えてきたので不思議。最近はコンデジでも10万円くらいするやつありますしね。
画面サイズの大きさがネックにならないなら「最高のスマートフォン」になるのは間違いないでしょう。
僕自身スマホって電話として使うよりも、調べものや動画、ゲームといったコンテンツ消費が主なので大画面は本当に助かります。これまではiPhone SE2×iPad mini 5の組み合わせでしたが、もうiPhone 12 Pro Maxに一本化しちゃって大丈夫な気がします。
カメラ性能が圧倒的に良いので、ちょっとした散歩や出張とかなら全然間に合うし、子供の思いがけない表情とかも環境(暗さ)に影響されずに残せるし、公園で追いかけっこしながらビデオ撮ったり編集して親に送ったりとかできる。もうね、ほんと控えめに言っても最高だよ。
eSIMにも対応しているので副回線を楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」にして使おうと思っています。
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