【M1】MacBook Airをレビュー!多くの人にとって満足できるPro並みの性能に感動

Apple Siliconを搭載した「MacBook Air」を購入したのでレビューします!
CPU性能は最大3.5倍、グラフィックスは最大5倍高速とも言われるMacBook Air!その立役者がアップルシリコンこと「M1」です。パワフルさだけでなくバッテリー駆動時間も伸び、しかも嬉しいファンレス仕様で外出先での作業をスマートにこなすことができます。
Mac miniを購入したばかりだと言うのに、M1があまりに魅力すぎて追い注文をかけてしまった・・・M1・・本当に罪なやつです(笑)
Mac miniとの仕様の違いで若干劣る面もありますので、その辺も比較できればと思います。それではどうぞ!
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目次
【M1】MacBook Air レビュー
- Apple M1チップ
- 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した
8コアCPU - 7コアGPU(上位モデルは8コア)
- 最大16GBユニファイドメモリ
- 256GB~2TB 超高速SSDストレージ
- 13.3型2,560 x 1,600標準解像度(227ppi)
- 広色域P3に対応
- ファンレス設計
- 2つのThunderboltを装備
- macOS Big Sur(iOSアプリが利用可能!?)
- バッテリー駆動時間が長い(18時間)
- 厚み約161mm、重量約1.29kg
- 104,800円(税別)~
MacBook Airの最大の特徴は「M1」チップを搭載したこと。
従来のインテルCPUと比較しても飛躍的に性能が向上しており、クリエイティブやゲーム用途での期待感が高まっているとします。さらにバッテリー駆動時間も約18時間とモバイルPCとしてはトップクラス。
アプリによっては親和性が怪しいものもあるようですが、Mac miniをしばらく使ってみて「問題なし」と判断!プロクオリティでもなければ(通常使用)で何ら問題ありません。
モバイル用にはMacBook 12を所有していましたが、「これだけ使えるなら少し重たくなってもいいや」と言うことでMacBook Airを買い増ししてしまいました。
それだけM1搭載マシンが気に入ったと言う証拠でもありますので、悩んでいる人は納期がノビノビになる前に入手した方がいいかも(笑)miniやProシリーズと悩んでいる人もいると思うので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいところ。
MacBook Air M1 外観チェック
はい、MacBook Airのお箱様です。
今回はMac miniとの違いも見たいと思ったので最小構成で購入しています。
素材はアルミニウムで高級感のあるボディは相変わらずです。
カラーはスペースグレイをチョイスしました。他にもゴールドとシルバーがあります。カラーリングを選ぶ楽しみがあるのもMacBookの良さかもしれませんね。(Mac mini M1はシルバーのみ)
僕は無印良品のアクリル仕切りスタンドを使って、クラムシェルモードで使っています。MacBookやファイルを一緒に置いたり。使わない時はキーボードを収納できたりと便利です。
裏面も手抜きのない美しい造形。これこそがMacBookを所有する理由かもしれません。
付属品は、30W USB-C電源アダプタ、Type-Cケーブル、説明書、ステッカーなどです。
LG Ultrafine 4K Display(24MD4KL-B)を購入したので、ケーブル1本でMacと接続できて何かと便利。そして笑っちゃうくらいに映像が美しい・・・これも近々レビューしますのでお楽しみに!
▼レビューしました
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バックライト付きのMagic Keyboardを装備。従来よりもしっかりとした打鍵感で、不具合は解消されているっぽいので安心してペチペチとタイピングが可能。
トラックパッドも大きいのでマウスなしの作業が相変わらず快適。
電源ボタン兼 Touch IDはパスワードを指一本で解除できます。オンラインショッピングも指一本で決済できるので、クレジットカードを使うよりも気軽!(買い物がはかどり過ぎてやばい笑)
Thunderboltが2つあるので、充電+データのやり取りなんてのも可能。MacBook 12は1つしかなかったので結構困ることが多かったんですよね〜。
なんかいいハブがあったら欲しい。
MacBookを使う理由として大きいのはディスプレイが高品質ってのもありますよね。
Retinaディスプレイは言うまでもなくキレイだし、13インチクラスで2,560 x 1,600解像度に対応しているので作業がサクサク進むんですよね!そしてついにMacBook Airが広色域「P3」対応になりました。
いよいよMacBook Proとの差が小さくなってきた・・・
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アップルシリコンの性能(ベンチマーク)

水色:シングル 青:マルチ
ITmedia NEWSによると「M1 MacはIntel Core i9のMacBook Pro 16インチと同等」と位置付けられています。これだけで購入の動機としては十分過ぎますよね。
ちなみになぜかMacBook Airのスコアが高くなっているので、実際にベンチを走らせてみるのが楽しみです。
【M1】MacBook Air/GeekBench実測値
MacBook Airは「シングル 1724」「マルチスコア 7469」となりました。
モデル | シングル | マルチ |
MacBook Air(M1) | 1724 | 7469 |
Mac mini(M1) | 1745 | 7661 |
MacBook Air(2020) | 1040 | 2506 |
MacBook Pro(2019) | 941 | 3831 |
同じM1を搭載したMac miniと比較すると若干スコアを落としますが、ほぼ同等と言って差し支えないでしょう。体感的にも、どちらを使っていても大きな差は感じません。
2020年前半に登場したMacBook Airや、全モデルとは言え後継モデルとほぼ性能が変わらな買ったMacBook Pro(下位モデル)とは1.7〜3倍近いスコア差になっています。
MacBook Airスコアをmini、Proと比較
続いては、CPU、GPU、メモリ(RAM)、ストレージのパフォーマンスチェックのために「Novabench」でテストします。
内容 | Mac mini (M1) | MacBook Air (M1) | MacBook Pro 13 (2019-i5) |
総合 | 2287 | 2195 | 1490 |
CPU | 1171 | 1168 | 828 |
GPU | 601 | 531 | 267 |
RAM | 281 | 282 | 275 |
Disk | 234 | 214 | 120 |
Mac miniとMacBook Airの大きな違いを見てみると、GPUコア数の少ないMacBook Airが1割近くスコアを落とす結果になりました。その他のCPUやRAM周りは同性能と言って差し支えないでしょう。
M1 グラフィック性能
MacBook Air OpenCLのスコアは「17476」でした。従来モデルのハイエンド並みの性能というのもまんざらでもない感じでしょうか。
モデル | GeekBench(OpenCL) | PassMark |
MacBook Pro(M1) | 18656 | – |
MacBook Air(M1) | 17476 | – |
Mac mini(M1) | 18900 | – |
Radeon Pro 5500M | 22400 | 6710 |
Intel Iris Plus Graphics | 5800 | 1885 |
Intel UHD Graphics 630 | 4300 | 1550 |
GeForce GTX1650(Mobile) | – | 6970 |
GeForce MX250(Mobile) | – | 2582 |
M1チップの中でもエントリー向けのMacBook Airですから、OpenCLのスコアも他よりは控えめです。かと言って、この差で劇的な変化があるかというと、それほどでもないような気がします。
ちなみに外付けグラフィック(eGPU)で、Radeon RX570を動かした時はOpenCLのスコアが「32038」でした。より高性能になったとは言え、GPU単体の能力で見ると過信は禁物なのかもしれません。
ちなみにM1はeGPUをサポートしていないみたい。
MacBook Air/Pro/miniの比較
モデル | 特徴 | おすすめな人 |
Mac mini | ・最安値のM1搭載モデル ・インターフェース多め ・据置型 | 自宅で腰を据えて作業を行う人。価格重視の人 |
MacBook Pro | ・最大20時間のバッテリー駆動 ・Touch IDとTouch Barを装備 ・134,800円~ | モバイル環境でもパフォーマンスを最大限に生かした作業をしたい人 |
MacBook Air | ・7コアGPU(下位モデル) ・ファンレス ・104,800円~ | 持ち出しが多く、静かな環境でパソコンを使いたい人 |
一般用途や趣味レベルなら最小構成のMacBook Airで十分すぎると言うのが個人的な印象。メモリも8GBで不足するとは感じません。
高負荷な作業を継続的に行う人ならメモリを16GBにする意味もあるかもしれないけど、それならファンを搭載しているMac miniやMacBook Proを選択する価値があるように思います。
ずっとWindowsのデスクトップを使ってきた身からすると、ファンレスで静かに作業できるのは嬉しいです。ファン付きのMac miniもうるさいと感じたことはありませんけどね(笑)
M1搭載のMacBook Airは良いぞ!
MacBook Airを紹介してきました。
多くのユーザーにとって「丁度いい」が詰まったモデルで、満足度の高さで言うと2020年でもトップクラスだと思います。写真編集やちょっとした動画編集なら、まず問題なく使えます。(アプリの問題はあるけど)
お仕事レベルで考えるとまだまだ不安な点は残していますが、価格も10万円ちょっとなので試しやすいのも魅力。僕も久しぶりに外でブログを書いたりと使ってみましたが、何よりバッテリーが減らないのが嬉しかったです!
まだまだお試し感もあるM1ですが「これまではなんだったの?」と感じさせるには十分過ぎるほどサクサク使えています。様子見という意味でも、スコア差が大きくないという意味でも、MacBook Airの最小構成は割と良い選択なんじゃないかなって思います。
検討している人の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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