あなたが「写真学校」や「写真教室」に行かないほうが良い理由

今日はちょっと挑戦的な記事を書いてみたいと思います(笑)
写真が楽しくなってくると「もっと上手くなりたい」と思うのは当然の事です。
そしたら次に頭に浮かぶのが教室とか学校に行って「写真を習おうかな?」です。
ハッキリ言います「考えなおしてください」!
その行動は、おそらくあなたのタメになりません。
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教室・学校に通う意味
「写真が上手くなりたい」という、あなたの動機には賞賛を送ります。
せっかく好きになったのだから、どんどんその道を突き進むというのは間違っていません。
ただ、その目が「教室」「学校」に向いているとしたら冷静になって欲しいのです。
実際に僕も写真が楽しくなってきて「教室」や「学校」と呼ばれる所に通いました。その経験を聞いてみてから判断しても遅くはないと思うのです。
では写真学校に何を期待するかから考えていきます。
写真を習うメリット
・技術の向上
・コネクションの強化
・仲間の存在
技術の向上
技術の向上は写真を習う上で最大の目的です。
知らなかったことや、経験したことのない世界を見ればステージは確実にステップアップしていきます。「これまで撮影してきた写真ってなんなんだろう?」と思うかもしれません。
また、たくさんの作品を見る機会を得ることが出来るので「目が養われる」という点でも非常に意味があります。
コネクションの強化
写真を習いに行くときに意識する人は少ないかもしれません。
教室などに通うことで写真の世界で生きている人と直接やりとりが出来、コレンクションが強化されます。
アドバイスを直接求めたりできる関係になれば、かなり大きなメリットになります。
仲間の存在
写真を続けていくという意味で、仲間の存在は非常に大きいです。
気が合う仲間が出来れば一緒に展示をしたり、悩みを相談することが出来るので大きな助けになります。
思わぬ関係に発展する出逢いもあるかもしれません。
ここに書いたように「習う」と言う事には大きな意味があります。なにも頭から「やめておけ」と言ってるわけではないのです。
大きなメリットがあるにも関わらず、おすすめしない理由は「写真の世界に住むモンスター達の存在」があるからです。
写真の世界に住むモンスター
写真の世界には恐ろしいモンスター達が存在しています。
独自のこだわりからか?世界観からなのか?ただのプライドなのか?理不尽な要求が平気で行われます。
僕が実際に出会ったモンスターはこんな人たち。
・スペックが何より大事、スペックモンスター
・教えるつもりなんてない、ただ叩き潰すだけ脳筋モンスター
・専門用語だけ並べりゃ満足、ゴタクモンスター
もう少し詳しく書いてみますね。あっいけない・・・・なんだか楽しくなってきた(笑)
スペックモンスター
「ツマリ」が口癖のスペックモンスター。
最大手メーカーの機材の中でも、数十万以上するカメラとレンズだけしか所持していない。間違ってもコイツの前で、他メーカーのカメラを口にしてはいけない。
うっかり口にしてしまえば「嘲笑」の嵐にあう。話に終わりが見えず、次第に自分の愛する機材の「どこが優れているか」の話にすり替わっていく、自称セミプロに多い。
写真を撮る上で、ある程度の機材は必要になりますが「今ある環境で何が残せるか?」の方が僕は大事だと思います。もちろんプロを目指す人なら、事前に準備をするのは大切ですが「趣味」の話ですよね?
脳筋モンスター
写真の知識は豊富そうに見えるが「教える」のが異常に下手なモンスター。
口を開いても、何をしゃべっているのかコチラが理解できない。終いには「俺の方がウマイ」「見てオボエロ」と言い出す。
こちらが習いに行っているのは「上手い人に教えて欲しい」「効率的に導いて欲しい」という事だという真理が見えていない。
怒りの導線が短く、うっかり火をつけると叩き潰される。ガチでプロだから余計に達が悪い。
口癖は「ソレノドコガイイノ?」
ゴタクモンスター
「ワカッタ?」が口癖のゴタクモンスター。
彼の流暢な口から発せられる言葉は一見分かりやすく聞こえるけど「中身がない」
専門用語が多く、初心者はついていくのが大変。しかも説明の都度「ワカッタ?」「ワカッタ?」と聞いてくる。こちらは次第にどうでもよくなって「ワカッタ」と渇いた返事をしてしまう。
知識も腕もそれなりにあるらしいが、作品を見せてもらえることは絶対ない。
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写真を習うデメリット
こうしたモンスター達の存在が、写真を習うことのデメリットになります。
あなたが写真を習いに行こうとしている所には、こんなモンスターが少なからず生息しています。
モンスター達は自分の満足を「どう満たすか?」しか頭にないので、あなたの立場にたったアドバイスなんてしません。叩き潰すか、スキを攻めてくるか、ゴタク並べるかのどれかです。
あなたが貴重な「時間」と「お金」を使って参加しているのに、得られるのはモンスターの満足だけなんて泣けてきますよね。
実際に僕は、かなりの費用を支払って写真を習いに行きました。
しかしそこで、先生からいただいたのは講評と言う名の「処刑台」
実際にあったやりとりを少しあげます。
①「水平が出ていないから気持ち悪い」
心の声(・・・・・)
②「ここピント合ってないよね」
心の声(うるせーよ)
③「どこがいいの?僕が撮ったほうが上手だよ」
心の声(だから習いに来てんだろ!怒)
もう不毛!!まったくもって不毛(笑)
あげくには僕が「これで作品つくりをしたいです!」と持って行ったものを
「これはインパクトが強いからダメね♡」
いやいやいや!おかしいって!
ダメね(はぁと)じゃねーよ!
インパクトがあるなら、いいじゃん!
しかも生徒が「これで行きたい」って言ってんだから、そこからどうやって良さを伸ばすか?を考えるのが先生のお仕事でしょ?
別にプロになりたいんじゃなくて「自分の世界を追求する」のが目的なんだからさ。
そうして僕はこの教室に通わなくなりました(笑)
まとめ
本気の人なら一流の学校へ!趣味ならメーカー主催の教室がおすすめ。
少しでも「プロ」というのが頭にあるなら、絶対に名のある学校に通うべきです。中途半端な「学校」や「教室」でモンスター達の相手をしている時間なんてありません。悪いことは言わないので、一流の写真学校に通うか、一流のプロに弟子入りしましょ。
趣味の人には2通りの道があります。
◆パターン1
使い方が知りたいなら「メーカーの勉強会」へ参加しましょう。教えてくれるのは、メーカーの人なのであなたが使っているカメラにも詳しいです。リアルな体験記も語ってくれることが多いので身になるものがケタ違いです。購入者なら費用は無料という事も珍しくありません。ぜひ利用したいサービスです。
◆パターン2
もう1つは「好きな写真家を見つける」です。感性が近い人の言葉は刺激になります。しかも自分の心に響く写真を語ってくれるので、書籍を購入したり「トークショー」「撮影会」に参加するのが上達の近道です。単発で開催されている事が多く、費用が安く済むのも魅力です。中には合宿的なものもあります。名前も知らないプロにあなたの作品つくりを任せるのはやめておきましょう。
僕自身オーソドックスな写真を好む方ではないですし、これはあくまでも体験記です。
写真を習うことのメリットは多いですし、選択肢は1つじゃないよ?と言う事を提案してきました。
もちろんここに書いたことが全てではないですが、中途半端な組織程モンスターが徘徊している傾向が高まります。
うっかり地雷を踏まないようにしてくださいね♡(はぁと)
ちなみに僕は押し付けず、背中で教える派です。
写真は撮る人の「大好き」が詰まっているので、余計な解釈は必要ないと思ってるからです。
それよりも「楽しく」「気持ちよく」撮ることを考えていきたいのでした。
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