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高いPCと安いPCの違いは?価格が倍なら性能も倍なのか!

 
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はるか・子持ちの♂ 『写真関連の職についた経験から、カメラやレンズのレビュー、新製品のチェックが日課に。自ブログでは難解な用語を避け「楽しく」「簡単に」をモットーに記事にしている。作品は無加工で、カメラの機能だけで仕上げています。FUJIFILMのXマウントが大好物。』
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高いPC!安いPC!どれだけ違うの?

パソコンにあまり詳しくない人からすると「高いパソコン」と「安いパソコン」の違いってよくわかりませんよね?パーツとか性能を並べられてもよくわからないって人も多いと思います。

数万円のパソコンもあれば、百万円以上するパソコンだってあるけど「一体どれくらい性能が違うの?」「どれを選べばいいの?」という疑問をもったことありませんか?

今回はマウスコンピューター様より「LITTLEGEAR」というパソコンをお借りして、「一番安いPCと一番高いPCでどれくらい性能に差があるのかを比較」してみました。違いは数字で表しているので、イメージしやすいと思います。

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激安PCと高額PCの差を比較!

LITTLEGEAR

今回お借りしたパソコンは、G-Tuneというゲーミングブランドの中の「LITTLEGEAR a340 シリーズ」です。デスクトップらしからぬ小さな筐体で、ハンドルがついているので室内やスタジオ内を持ち運びが可能になっています。

価格は一番安いモデルで¥89800、高いモデルが¥169800です。実に1.89倍の価格差が出ていますが、性能的に見てもこの価格が妥当なのか?というのを探っていく企画です。ベンチマークソフトなどを使って、性能差に2倍以上の開きがあるのかをチェックしていきます。

 

比較するパソコンのスペック

名前 a340BA1 a340PA1
CPU Ryzen 5 2600 Ryzen 7 2700X
メモリ 8GB→16GBに変更 16GB
ストレージ 1TB→SSD追加 1TB→SSD追加
グラフィック GeForce GTX 1050 GeForce GTX 1080
価格 ¥89800 ¥169800

今回比較する2機種のスペックです。CPUにインテル製ではなく、Ryzenを搭載しているのが特徴的です。公正を期すためにメモリを16GBにそろえて、SSDも両モデルに追加していただきました。

 

CPU「Ryzen 5 2600」と「Ryzen 7 2700X」の比較

CPUの性能を決める要素は色々ありますが、簡単に言うと数字が大きいほうが高性能なCPUになっています。

AMD製のCPUならRyzen-〇-〇〇〇〇となりますが、この〇の数字が大きいほうが高性能というわけです。インテル製ならCore i〇-〇〇〇〇です。(XやKがついているとより高性能)

今回の場合ですと安いPCが「Ryzen 5 2600」で、高いPCが「Ryzen 7 2700X」なので、当然ながら高いパソコンのほうが性能が良くなります。まあ説明するまでもないかもしれませんね(笑)

ではCPUの性能を見ていきましょう。

 

PASS MARK社が公開しているCPUスコア

LITTLEGEAR CPU 2700X

LITTLEGEAR Ryzen 5 2600

Ryzen 7 2700X Ryzen 5 2600 
16958 13503

PASS MARK社がCPUの性能を開示してくれているので引用させていただきました。

CPUのスコアの差は約1.25倍です。思ったほど差が出ていないように思いますが、実際にはコア数が多かったりクロックが高かったりするので鵜呑みにはできません。数値化って難しいですね(笑)

 

×264 FHD BENCHMARKのスコア

CPUのエンコード性能を測定するソフト「×264 FHD BENCHMARK」を使って測定しました。名前の通り普及がすすんでいるフルHDのエンコード時間を測定できるので参考になると思います。

 

▼Ryzen 7 2700Xのスコア

LITTLEGEAR  h264

 

▼Ryzen 5 2600のスコア

LITTLEGEAR  h264

Ryzen 7 2700X Ryzen 5 2600 
49.7 37.4
50秒  1分06秒

ここでのスコア差は1.32倍で、時間に関しては0.75倍短縮できる計算になります。動画は長くなるほどエンコードの時間もかかるので、よく動画を扱う人ならCPU性能が高いものを選択したほうが良いでしょう。

 

CPU-Zによる比較

CPU-Zというフリーソフトを使ってCPUの性能のテストをしました。シングルスレッドで動作する時と、マルチスレッドで動作する時のスコアを一度で計測できます。

LITTLEGEAR CPUZ Ryzen 7 2600X

LITTLEGEAR CPUZ Ryzen 5 2600

  Ryzen 7 2700X Ryzen 5 2600 
シングル 476.2 425.6
マルチ 4792.1 3280.6

CPU-ZによるマルチスレッドのCPUスコアの差は1.46倍でした。Ryzen 7 2700Xはさすがのスコアといったところです。

CPUは処理能力の元となりますので、数値以上の差があることは補足しておきます。はっきりと体感レベルで違うのですが、数字にすると意外と大きな差は感じないですね(笑)

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メモリの比較

メモリが多いとたくさんの処理をすることができるので、多いほど有利だと考えられています。実際に高いパソコンはメモリ容量が多くなっています。

メモリを取り外してテストしようと思いましたが、なんと固くて外れませんでした・・・お借りしているものを壊す訳にもいかないので、このテストはパスさせていただきます。申し訳ありません。

 

ストレージ「HDD」と「SSD」の比較

パソコンの保存領域なんて多ければいいでしょ」と思っている人は多いと思いますが、そんなことはありません。データの読み込みや書き込みの速度が大切になってきます。

SSDは容量が少ないからもったいないと思うかもしれませんが、データ速度には雲泥の差があります。パソコンの起動だけでなく、ソフトのインストールなども速くなります。劇的に使い勝手が向上しますので、SSDはぜひとも搭載して欲しいところです。

今回はカスタマイズでSSDを搭載しているので、HDDとSSDの速度の比較をご覧ください。SSDが高くなってしまう理由がわかってもらえると思います。

 

Crystal Disk Markによる比較

「Crystal Disk Mark」はストレージ性能を計測するための定番ソフトです。ソフトを実際に動かして、どれくらい差があるのかを計測したいと思います。かなり差があるのでびっくりするかもしれませんよ!

▼標準搭載のHDDの速度です

LITTLEGEAR Dドライブ

 

▼NVMe M.2 SSDの速度はこうなります

LITTLEGEAR Cドライブ

最も差がついた読み込み(左上)ですと、「HDDが211.3MB/s」「SSDが3536.6MB/s」になっています。この結果からHDDとSSDの差は16.7倍とわかります。HDDのまま使うことに抵抗がうまれてくる差ですよね・・・無理を言ってカスタマイズしてもらう理由がわかってもらえるかと思います。

SSDには種類があって「NVMe M.2 SSD」>「M.2 SSD」>「SATA SSD」の順番で高速になっています。SATA SSDで500MB/s前後ですが、体感ではHDDと比較にならないくらい速く感じるはずです。

 

グラフィック「GTX1050」と「GTX1080」の比較

グラフィックは「ビデオカード」「グラフィックボード」「GPU」など様々な呼び名がありますが、どれも一緒です。静止画や動画、3Dやイラストなどの映像の処理を担当するパーツです。

グラフィックが良くなると、重たいゲームで遊べたり、レンダリングが速くなったりといった恩恵があります。高性能なものが搭載されていると高額になることが多いです。

処理が速いと時間の節約にもなるので、恩恵は計り知れません。逆に性能不足だとやりたい処理ができないばかりか、ソフトの起動すら難しいケースがありますので慎重に選びたいパーツでもあります。

 

PASS MARK社が公開しているGPUスコア

LITTLEGEAR GPU

GTX1080 GTX1050
12321 4605

GeForce GTX1080はグラフィックボードとしては、最高クラスの製品なのでスコアは非常に高くなっています(表の一番上)一方のGTX1050は、エントリー向けの製品なので性能はそれなりといったところです。グラフィックの性能差は2.67倍になっています。

 

FF15(重たいゲーム)でのスコア

LITTLEGEAR FF15

GTX1080 GTX1050
標準画質(3840×2160)
3830(普通) 996(動作困難)

スコアは3.84倍ということで、かなり大きな差になっていますね。実際はGTX1050を搭載したパソコンでは、重たいゲームを高解像度で遊ぶのは不可能という結果になりました。

このように安いパソコンを買ってしまうと、目的を達成できないケースも発生するので事前に使いたいソフトの推奨動作環境は調べておくようにしましょう!

 

総合力の比較

ここからは総合力のテストとして、実際にRAW現像の一括処理と、動画のレンダリング性能を比較していきたいと思います。1つのパーツの比較からは見えてこなかった数字が見えてくるのでしょうか?

 

RAW現像にかかった時間を計測

一眼レフで撮影した100枚分のRAWデータを、JPEGに一括処理する時間を計測しました。

高いPC 安いPC
4分22秒 5分4秒

CPU依存率が高いRAW現像においては、高額なパソコンのほうが0.85倍短時間で処理が終わっています。枚数が100枚なので大きな差になっていませんが、これが1000枚とかになってくると大幅な時間の短縮になります。

毎日RAW現像をするような人なら、安いパソコンを選ぶメリットは価格以外にないということになります。逆に少ない枚数をじっくり作りこむようなスタイルの人なら、この差はきにならないでしょう。

 

動画のレンダリングにかかる時間を計測

一眼レフで撮影した5分間の4K動画を、フルHDのMP4に変換する時間を計測しました。

高いPC 安いPC
1分45秒 2分28秒

ここではなんと0.7倍の速度で、高性能なPCが処理を終えてしまいました。すべての性能が求められる動画のエンコードなだけに、顕著に差が出てくる結果となりました。

重たい動画編集では、安いパソコンではもっさりすることも多く快適とは言いづらいです。動画編集を想定している人は、しっかりとした性能のパソコンを選ぶほうが酔うと思います。

 

まとめ

結果発表
  • 価格差は1.89倍
  • CPUスコアは1.25倍
  • CPUエンコードスコアは1.32倍
  • CPUマルチスレッドスコアは1.46倍
  • NVMe M.2 SSDの速度は16.7倍
  • グラフィックスコアは2.67倍
  • ゲームのスコアは3.84倍
  • 100枚のRAW現像は0.85倍に短縮
  • 4K→フルHDへの変換は0.7倍に短縮

今回テストをしてみてわかったことは「高いパソコンにはそれなりの価値がある!」ということです。特に総合力のテストでは、実際に処理が早く終わりるだけでなく、テストの途中もキビキビ動作をしていました。

テスト結果の数値が永続的に続くことを考えてもらえると、小さく感じた差も大きくなってきます。積み重ねで時間の大幅な節約になりますし、結果的に生まれた時間で新しいことにチャレンジもできますからね。

限られた予算の中でできるだけ高いパソコンを選ぶのが、一番後悔しない選択だと思います!少し予算をあげるだけでグンと性能が引きあがることもあるので、柔軟さも大切かもしれません。

今回はマウスコンピューター様にパソコンをお借りしましたので、興味があればぜひ公式ホームページをご覧になってください。

\G-Tune公式HPをチェック/G-Tune

LITTLEGEAR a340 シリーズのラインナップ

名前 CPU グラフィック メモリ ストレージ
a340BA1  Ryzen 5 2600 GTX1050 8GB 1TB HDD
a340SA1 GTX1060
a340GA1 Ryzen 7 2700X GTX1070
a340PA1 GTX1080 16GB

 

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