Rakuten WiFi Pocketレビュー!利便性が高い楽天モバイルのオリジナルモバイルルーター

楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket」を購入したのでレビューします。
楽天モバイルのオリジナルルーターで、連続通信10時間、10台まで接続可能、状態が一目でわかる液晶表示を装備。またQRコードを表示することでスマホと簡単に接続できる使い勝手の良いモバイルルーターになっています。製品裏面には楽天生活圏の方にはお馴染みの「お買い物パンダ」がデザインされるなどユニークな製品となっています。
本体代金は税込9,980円ともともと安価で手を出しやすいのですが、発売直後の「だれでも実質0円お試しキャンペーン」が開催されています。(製品+プランセット購入+アンケートで本体価格が実質0円)楽天モバイルは気になっているけどまだ使っていないという人は、これを機にお試しで契約してはいかがでしょう?
目次
楽天モバイル「Rakuten WiFi Pocket」0円お試しキャンペーン
【お申し込み期間】Web:2020年12月8日(火) 9:00~終了日時未定
「Rakuten WiFi Pocket」「Rakuten UN-LIMIT」と同時申し込みで1年間無料の楽天回線をお試しできるキャンペーンが開催中。2回線目以降の方は残念ながらキャンペーン対象外ですが、初めて楽天モバイルを使う人なら利用したいお得すぎるキャンペーンです。
記事執筆時点では人気がありすぎて端末の入荷待ち状態になっています。気になっている人は少しでも早く使えるように申し込みしておいた方が良いかもしれません。
Rakuten WiFi Pocket レビュー
楽天モバイルのWi-Fiルーター「Rakuten WiFi Pocket」は、Shenzhen Harvilon Technology製。価格は税込9980円で、カラーはホワイトとブラックの二色展開。ちなみに実店舗においては12月25日からの取り扱いになります。
利用できるネットワークは4G LTEと3Gで、LTEはBand 1/3/8/11/18/19/21/28/41に対応。Wi-Fi規格はIEEE 802.11 b/g/nに対応しており、最大通信速度は下り約150Mbps、上り50Mbpsとなっています。同時接続台数は10台まで。国際ローミングには対応しません。
楽天モバイルは5Gにも力を入れている印象がありますが未対応なのはちょっと残念。実用レベルに抑えて低価格で販売された感じでしょうか。
本体の背面には、楽天の公式キャラクターであるお買いものパンダが描かれており愛着のわく製品に仕上がっています。僕は2回線目になるので、無料キャンペーンを利用できないのですがビームにやられたところがあります(笑)
付属品はクイックスタートガイド、充電ケーブル、ACアダプター、バッテリーパックなど。
本体の裏蓋が外れるようになっているので、左下のスキマから爪などを入れて浮かせていきます。
今では珍しくなった標準サイズのSIMカードに対応。必要な人はSIMアダプターを購入しておくと良いかもしれません。ちなみにeSIMは利用不可。これも残念・・SDカードスロットもあるけど何に使うんだろう?
SIMを入れて電源をつけたらあっさりと電波をキャッチ。難しい設定を行わなくても使えるのは大変助かります。
本体のディスプレイ表示が思ったよりも使い勝手がよく、電波状況、日付、接続台数、データ使用料、バッテリー残量、SSIDやパスワード、QRコードなどが確認できます。QRコードをスマートフォンで撮影するだけで簡単に接続できるので、設定ハードルはめちゃんこ低い製品と言って良いでしょう。
こうしたモバイルルーターやSIMの設定に不慣れな人でも使いやすいと思います。
本体の大きさは94.5×61.2×17.1mmで重さは約100gと、思った以上に「デカい」と感じました。Pocketという名称ですが大きめのポケットを想定しているのかな?特に厚みはインパクトあります。
大容量3000mAhのバッテリーを搭載しているので、最大で約10時間の連続通信ができるという点を考慮すると仕方ないのかも。
一度設定してしまえばカバンに入れっぱなしにしたりすることも多いので、実際は大きさよりもバッテリー持ちが気になるシチュエーションの方が多いはず。その点ではRakuten WiFi Pocketはツボを抑えた製品と言えるかもしれませんね。
Rakuten WiFi Pocketの実測値
混み合う時間帯であるお昼12時あたりの実測値は10Mbpsとちょっと控えめ。ブログを書くくらいなら支障ありませんが、画像のアップロードにはちょっと時間がかかる印象を持ちました。
13時頃になると速度低下はやや解消されてきて20Mbpsあたりに到達。モバイルルーターとしては申し分ないパフォーマンスといったところでしょう。この記事もRakuten WiFi Pocketを使って書き上げています。出張の多い方なんかは1台あれば安心なんではないでしょうか。
若い世代の単身者とか固定回線代わりにしちゃっても凌そうな気はします。
Rakuten WiFi Pocket とAterm M P02LNを比較
左から「Rakuten Hand」「Rakuten WiFi Pocket」「Aterm MP02LN」です。楽天モバイルからは、ほかにも「Aterm MR05LN RW」が販売されています。並べてみると「意外とコンパクトだな」と感じるから不思議なもんです。
簡単にですがモバイルルータを比較してみましょう。
製品名 | Rakuten WiFi Pocket | Aterm MP02LN |
サイズ | 約94.5 x 61.2 x 17.1 (mm) | 約91 x 50 x 12(mm) |
重量 | 約100g | 約71g |
連続待受時間 | 約300時間 | 約900時間 |
連続通信時間 | 約10時間 | 約10時間 |
バッテリー容量 | 約3,000mAh | 約1,670mAh |
価格 | 9,980円 | 13,800円 |
テザリング | 10台 | 10台 |
リンク | >公式サイトへ | >公式サイトへ |
両機種のちがいは、液晶表示、バッテリー容量、サイズ、SIMサイズなどです。液晶を搭載している分だけRakuten WiFi Pocketのバッテリー持ちは悪くなりますが、QRコードによる設定のしやすさや端末価格でメリットがあります。
一方のAterm MP02LNは裏蓋を外さないとパスワードがわからなかったりと設定のハードルはやや上、その分軽くコンパクトに仕上がっているのが特徴でしょうか。ちなみに上位モデルの「Aterm MR05LN RW」なら専用クレードルもあるので、家回線としてより使いやすくなると思います。
- Rakuten Hand レビュー
- Aterm MP02LN レビュー(固定回線にはなる?)
Rakuten WiFi Pocket 注意点
「Rakuten UN-LIMIT」をモバイルルーターで使う際に気をつけたいことがいくつかあります。
- 楽天回線圏であること
- 通話放題のメリットが消える
- 対応したSIMが必要
- キャンペーン対象かどうか
- サイズは大きめ(SIMも)
- 納期遅れが発生している
Rakuten WiFi Pocket 感想まとめ
Rakuten WiFi Pocketをレビューしてきました。
コンパクトでシンプルな接続方法や最大10時間の連続通信などなど。モバイル環境でのネットワーク構築に活躍してくれる製品だと思います。10台まで接続可能なため一人暮らしの方や、単身赴任などで固定回線を準備するヒマがないという人にも選びやすいでしょう。
個人的には楽天パンダのチャーミングなポーズに惹かれて購入しましたが、概ね満足できる品質の製品だと感じました。年末年始の帰省時にも活躍してくれることを期待しています!(テザリングのG消費を抑えたい・・・)
「だれでも実質0円お試しキャンペーン」をうまく活用することで、楽天モバイルデビューにも最適の端末だと思います!
「Rakuten UN-LIMIT」は先着300万人まで1年間無料のキャンペーンを開催!最大で25000ポイント還元もあるので、気になっている人はとりあえず使ってみて判断するのがおすすめ!解約料もかかりません。