【カメラ初心者】そもそも露出って何ですか?そもそも露出って何なんですか?

そもそも露出って何ですか?

露出を一言で言うと「写真の明るさ」です。

これからの時期「肌の露出が多い」なんて聞く事がありますが、それは肌にあたっている光の面積が多いということ。写真もこれと同じです。

光が多くあたると明るい写真になり、逆に少ないと暗い写真になります。

露出は 絞り×シャッタースピード×ISO感度 の3つによって決定されます。

適正な露出が得られないと失敗写真となりますので、この記事を読んでなんとなく頭に入れておきましょう。撮っていくうちに「なーんだ」と理解できるようになりますよ!

 

なぜ露出補正が必要か?

最近のカメラはだいぶ賢くなってきたので、いかにも失敗写真というのは減りました。カメラが被写体や背景などのデータを細かく抽出して撮影してくれるからです。それでも逆光で人の顔が真っ黒になってしまったり、空の青が白っぽくなったりするのはなぜでしょう?

カメラは明暗差の大きい撮影を苦手としているからです。

あくまで説明用に数字を振っただけですが「1を真白な状態」「0を真黒」な状態とします。

1.0 真白

0.7 空の青

0.5 人の顔

0.3 建物

0.0 真黒

その間に様々な被写体があるのがわかりますね。カメラは比較的に無難な0.4~0.6で記録をしようとします。そうなるとその範囲外にあるものは適正な露出を得られない状態になります。

もう少し説明すると、画面上に明るい空がたくさんある場合は0.6~0.9の露出で記録をするので、人の顔以下の数字(0.5より下)は適正露出を得られず黒くつぶれてしまいます。

反対に暗いものが多いと判断すれば、暗めの露出を適正と判断して、明るいものは全て真白になってしまいます。

ネコ弟子
はにゃ?
はるペン
暗いものは明るく、明るいものは暗く写りやすいんだよ
ネコ弟子
にゃるほど

人間の目は非常に優れていて自動で補正をかけて広い範囲を見ることが出来ますが、カメラはそうはいきません。なので明るい範囲が多いけど人の顔があるから暗く移さないでね~とか、暗めの写真の方がかっこいいから暗く写してね~とお願いするわけです。

このお願いという行為が露出補正です。

 

▼写真が暗いので

▼明るくしてねとお願いしました(+補正)

 

露出を決める3要素

絞り

絞りはレンズの中に通る光の量を調整するものです。

露出(光)を増やすことを「開く」と言い、減らすことを「絞る」と言います。また最大まで開くことを「開放」と言います。

露出のコントロールだけでなく、ピントの合う範囲(被写界深度)をコントロールすることが出来ます。絞りを開くと大きなボケを得られますので、写真を撮っている気にさせてくれます。絞りを絞ると手前から奥までピントの合った写真にすることが出来ます。

▼ボケを大きくするために絞りを開放で撮った写真です

ネコ弟子
かわいい

シャッタースピード

シャッタースピードは光が当たる時間を調整するものです。

写真はシャッターが開いて閉じるまでの時間を映像として記録します。別の言い方では「露光時間」と言うこともあります。シャッタースピードはSSと表現されることが多いです。

SSを速くすれば被写体の動きを止めることが出来ます。動きの速いスポーツ写真や鉄道写真などで使いましょう。SSの遅い撮影は滝・ホタル・星空・夜景などがあります。長い時間シャッターを開けることで動きが記録され続けるので、人間の目では見ることのできない印象的な写真に仕上げることが出来ます。

▼シャッタースピードが遅い撮影の例

 

ISO感度

ISO感度は光に対する敏感度を調整するものです。

ISO感度を高くすること(高感度)で少ない光でも敏感に反応することが出来ます。ただしISO感度を上げ過ぎると画像がザラついたようになります。人によって許容の範囲が違いますが、あまり上げ過ぎないように注意しましょう。基本的にはISOの感度を低くしておき(低感度)必用に応じてあげていくのがスマートです。

 

写りの違い

ここでちょっとしたクイズです。

Q:露出が同じなら同じ写真になる〇か✖か

露出というのは絞り×シャッタースピード×ISO感度の3つで決定されると説明してきましたね。露出が一緒なんだから、同じ写真でしょ?と思ったあなたは残念ながら不正解です。

例えばこの設定だと同じ写真になるでしょうか?

①絞りがf5.6 × SS 1/125

②絞りがf2.0 × SS 1/1000

その通り、違う写真になりますね。大きいボケと、比較的早い動きものでも止まっている写真になります。でもこの2つは露出が一緒なんですよ。はいこんがらがってきましたね。

露出は絞り×シャッタースピード×ISO感度の関係性によって決定されるので。絞りを解放にしてボケ味のある写真を撮りたいと思えば開放にしてやる必要があります。絞りが開放なので、光がたくさん入ってくる状態です。あとのシャッタースピードとISO感度で露出をコントロールする必要が出てきます。

どうするかと言うと、シャタースピードをコントロールして一瞬だけ光を当たるようにコントロールしてあげれば狙った光の量(適正露出)を得ることができますね。もしくは光に対する敏感度(ISO)を下げてあげれば良いわけです。

人間でも肌の露出が多い人は日焼けをします。嫌なら外に出る時間を短くしたり(SS)日焼けどめクリーム(ISO)を塗ったりします。そんな感じです。←余計わからん?ごめんなさい。

 

適正露出を得るコツ

設定がわかりにくい!という場合は、ISOはAUTOでかまいません。

絞り優先モードやシャッタースピード優先モードで自分の意図(ボケや動き)を大切にしましょう。

カメラに「こうしてね~」と自分の意図を伝えれば、賢く他の数値を自動で割り出してくれます。難しいことを無理にしようとする必用なんてナッシング~です!

ただし、ISOの上限は決めておいた方が良いです。ISOが上がりすぎるとノイズが増えて質感が失われてしまいます。人によって許容範囲が違うのですが、ISOの上限はAPSならISO3200、フルサイズならISO6400程度を目安にすればよいと思います。

 

ヒストグラム

そうは言ってもなにか目安がないとわからないよ~という人に役立つのがヒストグラムだ。

グラフが波打つ形で変化しながら、情報を教えてくれる。たくさんあるピクセルを縦軸で表し、左右で明暗を表す。画像の再生時にinfoやDispボタンで表示できる事が多いです。

グラフの山が中央よりになっていれば適正露出で、山が右に行くほど明るい写真、左に行くほど暗い写真となる。白飛びや黒つぶれと呼ばれる状態になってしまうと、後からの画像編集も難しい。左右に山が切れることのないよう気を付ければ問題ない。

ファインダーのないカメラなどでは外での撮影時に液晶画面が見づらいことがある。そうした時にヒストグラムの山を確認しておけば、大きく外すことはまずないのでご参考に。

 

露出補正のコツ

露出の意味がなんとなくわかってきた所で、どういった時に補正をかければ良いかシーンごとに見ていこう。なにも適正露出を得ることだけが目的ではないことがわかるはず。

プラス補正

・ポートレイト

・お花

・料理

赤ちゃんや女性を撮影する場合、透明感や清潔感を表現するためにプラス補正をすることが多い。目安としては+1段程度だろうか?

僕はこのプラス補正が三度の飯より大好きで多様する。光にあふれた作品は世界を美しく表現してくれ気がするからだ。大胆に+3以上なんていうことも珍しくないので、僕の作品が好きな人は使ってみてほしい。どこかにいるかな?キョロキョロ(探)

▼こんな写真を撮っています

 

マイナス補正

・風景

・シルエット写真

・お寺や金属など重厚感を出したい場合

風景やネイチャーと呼ばれる自然を相手にした撮影ではマイナス補正をする場合が多い。大胆に黒をつぶしてしまうというよりー1段くらいで、写真を引き締める事を狙って使おう。色に深みが増したり、光があたった場所を印象的に表現できる。

下の写真は彼岸花にスポットライトのように光があたっていたケース。光があたった赤を主題として目線を持っていく効果がある。

▼お花でも使う事があるよ。

 

まとめ

露出を変えて表現の幅を広げよう

露出を変えることでどういった変化があるか掴めただろうか?最初はよくわからないかもしれないが「自分の大切にしたいこと」を見つけて、カメラにお願いするようにしよう。次第にこのケースではどっちを使う?というのが理解できるようになってくる。

カメラは自己表現を手伝ってくれる素晴らしいアイテムなので、お願いが上手になれば作品のレベルが上がってきますよ!

ネコ弟子
にぼしが大事にゃ

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