Ryzen 5 3600でパソコンを自作!Core i7-9700並の性能を激安で手に入れてしまいました

こんにちは!はるか(harucamera33)です。
久しぶりにパソコンの自作に取り組んでしまいました!きっかけは先日レビューした、マウスコンピューターのデスクトップパソコン「LUV MACHINESシリーズ」です。
Ryzen 3000シリーズをCPUに採用。処理能力が高く、RAW現像や動画編集が快適すぎました。レビューから1週間後にはパソコンの自作に取り組んでいるくらいなので、その感動ぶりも伝わるかと思います(笑)
レビュー機に搭載されていたRyzen 7 3700Xは、僕にはややオーバースペック気味。そこで自作パソコンのCPUにはRyzen 5 3600をチョイス。必要十分な性能をキープしつつ、無駄に予算がかからないようにしました。自作はこういうことができるから良いですね。
Intel製CPUの上位クラスにも迫る、第3世代 Ryzen 5 3600の性能や魅力を解説していきます。
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目次
自作パソコンの目的を考えよう
今回は自作ですが、パソコンの購入で大事になるのが「なにがしたいか?」です。目的がはっきりしないままパソコンを買ってしまうと、よからぬ事態を招きます。せっかく購入したのに「必要なスペックを満たしていなかった」となれば目も当てられません。
僕のパソコンの用途は、ブログの執筆、RAW現像が9割近くを占めます。
クリエイティブな用途としては、比較的ライトな方だと思うので超高性能なパソコンが必要って訳でもありません。せっかく買うので動画編集(フルHD)や、人気のオンラインゲームも動かせるくらいの性能にはもっていきたい。
でも予算はあんまりかけたくない(笑)
そんなワガママな願いを叶えるために奔走しました。そのおかげもあって、かなりコスパの良いパソコンに仕上がったので満足度高しです。
Ryzen 5 3600で自作するために選んだパーツ
- CPU:Ryzen 5 3600
- MB:TUF B450M-PLUS GAMING
- メモリ:16GB(DDR4 3200)
- GPU:RADEON RX570
その他は、現在使用中のパソコンパーツを流用しました。以前に「電源が勝手に落ちる」という症状で苦しんだやつです。クーラーや電源を変えても症状が変わらなかったので、マザーボードあたりに起因すると思い放置していました。別のパソコン買っちゃったしね・・・
それで今回はマザーボードも交換できるし、できるだけ安く、それでいて性能はそこそこ良いパーツを選んで組んだつもりです。ミドルクラスに匹敵する性能といったところでしょうか。好みを反映しつつマネしてもらえば結構良い感じのパソコンになるはず!
マザーボードは軍用にも使われている耐久性の高いものですし、メモリは高速なDDR4 3200に対応。グラフィックの温度検出機能も備えているので、内部の温度を適正に保ちます。きっとパーツの長寿命にも貢献してくれるはず。ゆくゆくSSDを高性能なNVMe M.2 SSDにしたり、ケースを入れ替えたりして使いたいと思います。
Ryzen 5 3600はコスパ最高!
コスパ重視でいくなら、CPUはIntel製よりもAMD製がおすすめ。特に第3世代と呼ばれるRyzen 3000シリーズのコスパは、異常なくらい良いと言えます。某サイトの人気ランキングでは、1~3位までAMD製のCPUという事態になっています。それだけ人気なら、パーツの売り切れも発生するよねってレベルです。
6コア12スレッドですので平行して処理をするのも得意。1つあたりのクロック数は低めですが、パフォーマンスを維持できるように進化しているのも特徴的です。
クーラーは標準で付属。グリスは買い忘れたけど塗布してありました。コスパ重視なので、今回はこのまま。
Ryzen 5 3600とIntel製CPUの性能比較
シリーズ | CPU | PassMark CPUスコア |
第3世代 Ryzen | Ryzen 7 3700X | 23933 |
Ryzen 5 3600 | 20006 | |
第2世代 Ryzen | Ryzen 7 2700X | 16958 |
第9世代 Intel | Core i7-9700K | 17213 |
Core i5-9600K | 13533 |
こちらはCPUの性能を簡単に表にしたものです。
今回購入したRyzen 5 3600は、リストの中では二番目にスコアが高くなっています。旧モデルの上位クラスであるRyzen 7 2700Xと比較してもスコアの伸びが顕著です。さらに驚くのは、最新であり現役のIntel製CPUと比較しても遜色がないばかりか、なんなら上回るくらいのスコアを見せていることです。
価格帯で言うと、購入したRyzen 5 3600とCore i5-9600Kが近いのですが、スコアで言うと1.5倍近く差をつけています。実売は2.6万円くらいですが、さらに2万円ほど高価なIntel製Core i7-9700Kさえも追い越す性能です。
このまま全てを鵜呑みにできる訳でもないですが、それでもコスパが良いというのは伝わるかと思います。ほとんどの人にとっては、これくらいの性能があれば十分なはずです。
高画素のフルサイズ機を使っている人や、4K動画編集を考えている人なら、Ryzen 7 3700X、Ryzen 9 3900Xといった暴力的なまでの処理能力を有したCPUもあるので安心です。
Ryzen 5 3600はRAW現像も快適
2500万画素クラスのカメラで撮影した、RAWデータ100枚をJPEGに変換する時間を計測してみました。
- Ryzen 7 3700X ⇒3分30秒
- Ryzen 5 3600 ⇒3分59秒
- Core i7 9700K ⇒3分30秒
実際にRyzen 5 3600で処理をすると、Core i7-9700Kには少し及びません。「スコアを鵜呑みにできない」と言ったのは、この辺が理由です。とは言え、並べて語れるだけでもすごい。
RAW現像やクリエイティブな用途には、これまでちょっと苦手意識があったRyzenですが問題ないレベルにきていると思います。僕の用途には十二分に応えてくれるでしょう。
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グラフィックはRADEON RX570をチョイス!
映像系の処理を担うグラフィックには、RADEON RX570を選択。こちらは中古で1万円ほどで購入しました。採用されているチップが、CPUと同じAMD製なんで気持ち的に統一感が出ます(笑)
どうやら2019年の5月に発売した製品のようで、まだ3ヶ月ほどしか経過していない。状態はすごく良かった。
RX570、GTX1050Ti、GTX1060を比較
パーツ | PassMarkスコア |
RADEON RX570 | 6896 |
GeForce GTX1060 | 8991 |
GeForce GTX1050Ti | 6039 |
同価格帯だとGTX1050Tiがライトユーザーに大人気ですが、RX570のほうがメモリも8GBでちょっと高性能です。ミドルクラスの性能をもっているので、フルHD画質なら快適に動かせるはず。消費電力や発熱の高さに目をつむれば、満足度の高いパーツになります。
「グラフィックに2万円以上出せない」という人なら選択の余地ありだと思います。
RX570はゲーム性能もそこそこ高い
重量級ゲームのFF15でテストした結果、フルHDの標準画質であればRX570で「やや快適」に遊べるようです。
以前にGTX1050Tiを試した時は、この設定で「普通」から抜け出せませんでした。ゲーム性能に関しては、さほど重視していなかったのですが良好な結果についつい喜んでしまいました。
PUBGやフォートナイトといったバトロワ系のゲームもプレイできるはずだし、これは久しぶりにオンラインゲームで遊びたくなりました。そんな時間あったらブログ書いてそうな気がしますが(笑)
まとめ:自作はコスパが悪いかも
個人的にはかなり満足した、今回の自作PCのアップデートでした。特にRyzen 5 3600の満足度は高く、おすすめしやすいパーツだと感じています。
しかし実際に組んでみると、予想以上にコスト(費用)の壁が重くのしかかりました。安いパーツで(そこそこ良い物を)厳選したつもりでも思ったよりも安くならないんですよね。
イチから組む人だと、OS、電源、ケースなんかも必要になってきてあっという間に10万円を超えるはずです。しかも「起動しない」「グラボが入らない」「壊した」「相性問題が発生した」とか、ハード面でも、ソフト面でも課題が出てきたり・・・手順的にはさほど難しくありませんが初心者にはちょっとハードルが高いかもしれませんね。
好きなパーツで組めるのは良いけど、自作パソコンって「本当にコスパが良いのだろうか?」っていう疑問が湧いてきたり・・・
メーカーが組んでくれて、保証までついてるパソコンってすごいな・・と思います。自分の時間を全く使わずに買えるのはすごく良い。万が一、不具合にあたっても対処してくれるっていうおまけつきです。
Ryzen 搭載のおすすめパソコン
と言うことで、BTOショップで販売されているRyzen搭載おすすめパソコンを紹介します。
費用を抑えたい人にも、性能を求めたい人にも第3世代Ryzenはこたえてくれるはずです。
マウスコンピューター LUV MACHINESシリーズ

12万円台とは思えない処理能力!
- AMD Ryzen 7 3700X 搭載!
- GeForce GTX1660Ti搭載!
- IntelCore i9並みの処理能力!
価格(税抜):124,800〜
僕が自作パソコンに着手するきっかけを与えたパソコン。性能と価格が良い意味でバランスとれていないです。ただし拡張性に乏しいので、買い切りモデルという感じ。12万円台でこの性能は本当にすごい!
G-Tune NEXTGEAR-MICRO amシリーズ

8万円台から買える激安PC!
- AMD Ryzen 5 3600 搭載!
- GeForce GTX1650搭載!
- 徹底的にコストを抑えたいユーザーに!
価格(税抜):82,800〜
動画などの重たいデータは扱わない、オンラインゲームも設定にはこだわらない、だから少しでも安く買いたいという人におすすめ。写真やイラストといった静止画は快適に扱える性能です。先に紹介したLUV MACHINESよりも拡張性に優れているのが特徴。SSDやメモリといったパーツを自分で入れ替えたい人はこちらがおすすめ。Ryzen 7やGTX1660Tiなども選べます。
ドスパラ ガレリアAFシリーズ

クリエイト、ゲームも最高の環境で!
- AMD Ryzen 7 3700X搭載!
- GeForce RTX2070 SUPER搭載!
- 500GB SSD +2TB HDで容量たっぷり!
価格(税抜):169,980〜
コスパの意味には色々あるかと思いますが、こちらは性能面でのコスパを重視したモデル。トップクラスの処理能力をもっているので、どんな目的で使っても快適に使えます。標準だとメモリが8GBしかないので、カスタマイズを推奨。
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