Xマウントの中望遠単焦点レンズでおすすめは?ランキング形式で考えてみた

こんにちは、はるかです。
今回のテーマは「FUJIFILMの中望遠単焦点レンズはどれがおすすめか?」を考えてみるです。
この焦点距離のレンズは非常に個性的で、どれも高性能。はたして決着はつくのか?様々な角度から検討してみたいと思います。
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目次
中望遠レンズの役割?
最初に中望遠レンズはどういった時に使うのか?を考えていきます。このブログを読んでくださっている方は、有識者の方も多いと思いますので飛ばし読みもOKです(笑)
ポートレート
この焦点距離のレンズはポートレートに最適で、女性や子供さんの撮影が多い方なら1本は持っておきたいのが単焦点の中望遠レンズ。
被写体を立体的に表現し、背景は柔らかなボケで包んでくれるので雰囲気のある写真が撮れます。
スナップ
スナップはやや広角から標準の焦点距離で撮影されることが多いです。中望遠でスナップを撮る人は多くはないかもしれません。
しかし自分の感性でピンときたものを、立体的に写したい時にははずせないレンズになります。付けっぱなしというよりも、ここぞ!という時にレンズを交換して撮影します。
持ち歩きやすいサイズのレンズが良いでしょう。
自然・花
中望遠レンズはお花を浮き上がらせて撮影するのにも最適です。
必用なものだけを立体的に写して、余計なものを出来るだけ排除して撮影しましょう。
FUJIFILMの中望遠単焦点レンズ
中望遠の単焦点レンズは、どこのメーカーもかなり力を入れて作っています。
そのため「魅力が溢れすぎて判断に困る」ということもありえます。ユーザーとしては嬉しい悲鳴ですが、悩みはできたら排除したいもの。
それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。気になる方は詳細のリンクをご覧ください。
XF50mmF2 R WR
この中ではもっとも安価で試しやすいレンズ。かと言って画質が劣っているという事はない。防塵防滴や高速なAFなど基本的な性能はかなり高い。
使い勝手がよく、失敗が少ないレンズともいえる。中望遠ビギナーには最適か?
XF56mmF1.2 R(APD)
富士フイルムの中で、生きる伝説と言えばおおげさなんだろうか?
開放からシャープで、とろけるようなボケが魅力のレンズ。一度虜になってしまったら手放せない。ボケを重視する人なら、このレンズが最適解。
さらにボケを重視したAPDモデルがある。
XF60mmF2.4 R Macro
Xマウントの初期より、中望遠を支えてきたレンズ。
シリーズ最高クラスの解像度を誇り、マクロだけでなく、ポートレート、スナップなど万能に使えるレンズ。AFはのんびりしている印象。
・FUJIFILM XF60mmF2.4 R Macro レビュー
XF90mmF2 R LM WR
上の3本を足して、良い所だけ抽出したようなスペシャルレンズ。
実は56mmよりも最短焦点が短く、それなりに近接撮影が可能。解像力とボケ味、キレ全てがトップレベル。世界をありのまま撮影できる。あまりに写りすぎるので使ってたら目が良くなった気がする(笑)
・FUJIFILM XF90mmF2 R LM WR レビュー
用途別ランキング
ここからはそれぞれの使い道や、求めるものに焦点をあててランキング形式でおすすめのレンズを上げてみたいと思う。
優劣という形ではなく、最適かどうか?が判断の基準。ご自身にあった用途で参考にしてもらえたら嬉しいです。
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基本性能(AF・防塵防滴・快適性など)
1位:XF90mmF2 R LM WR
2位:XF50mmF2 R WR
3位:XF56mmF1.2 R(APD)
4位:XF60mmF2.4 R Macro
防塵防滴やAFの速さは最近のモデルの方が有利という結果に。
XF60mmは入門機や、Xシリーズ初期のボディだとAFがかなりつらい。
価格で見るならこのレンズ
1位:XF50mmF2 R WR
2位:XF60mmF2.4 R Macro
3位:XF90mmF2 R LM WR
4位:XF56mmF1.2 R(APD)
単純な値段の順序。XF56mmはAPDで考えました。
ポートレートにおすすめのレンズ
1位:XF56mmF1.2 R(APD)
2位:XF90mmF2 R LM WR
3位:XF50mmF2 R WR
4位:XF60mmF2.4 R Macro
ポートレートを撮るならXF56mmが最適。シャープさと、F1.2の柔らかな世界にどっぷり浸りながら撮影を楽しめる。
忠実な写真が好みであればXF90mmもかなりおすすめ!
スナップにおすすめのレンズ
1位:XF50mmF2 R WR
2位:XF60mmF2.4 R Macro
3位:XF90mmF2 R LM WR
4位:XF56mmF1.2 R(APD)
スナップに求めたいのが、第一に軽量さ、軽い2本で軽快に撮影を楽しむのがおすすめ。XF50mmは悪天候でも使えるので、頼れるレンズ。
自然・花におすすめのレンズ
1位:XF60mmF2.4 R Macro
2位:XF90mmF2 R LM WR
3位:XF50mmF2 R WR
4位:XF56mmF1.2 R(APD)
自然相手なら、マクロで撮影できるのは有利。小さな世界を相手にすると世界が広がるので、数メートルの距離を1時間かけるなんてザラ。体験談です(笑)
自然相手なので悪天候にも強い防塵防滴性能をもったレンズなら安心感もある。
総合的におすすめのレンズ【まとめ】
1位:XF90mmF2 R LM WR
2位:XF56mmF1.2 R(APD)
3位:XF60mmF2.4 R Macro
4位:XF50mmF2 R WR
総合的な面で見ると、XF90mmF2 R LM WRが頭1つ出ているかな?という印象。
決して軽量ではないですが「限界まで追求された光学性能」とクアッドリニアモーター搭載の高速なAF、防塵防滴と信頼性がかなり高いです。どんな場面でも万能に使えるという点では、この中で最もすぐれたレンズでしょう。
ポートレートを撮るならXF56mm!もうこれは悩む必用すらないかもしれません。FUJIFILMのユーザーなら一度は試してみたいレンズです。
XF50mmとXF60mmマクロは用途に合わせて使うのが良いでしょう。
今回のランキングでは手び売れ補正搭載のレンズがないので、どうしても必用と言う人ならズームレンズになります。XF18-55かXF50-140を使うのがおすすめです。
・FUJIFILM XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR レビュー
最後にひとこと
富士フイルムの中望遠レンズは満足のいく写真が撮れるレンズばかりだった!
どのレンズを見ても、中望遠レンズらしいきれいなボケを味わえるレンズになっていると思います。特にFUJIFILMのXF56mmは一度味わうと手放せなることまちがいなしです!
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