「X-E3」なら「X-T20」のほうがおすすめなんじゃない?違いや性能を比較してみます

こんにちは!はるか(@harucamera3)です。
富士フイルムからX-E3が発売になりました!!パチパチパチ(拍手)
そこでさっそく展示機を見にいってまいりましたが「これ・・X-T20のほうが良いんじゃない?」という疑問が・・・
純粋な気持ちでそう思ったわけですが、その理由をつらつらと書いてみたいと思います。
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目次
「X-E3」と「X-T20」の性能を比較してみる
僕がX-T20の方が良いんじゃない?と思った理由はあとからわかってくるとして、まずは性能の比較をしてみたいと思います。
性能比較表
X-E3 | X-T20 |
2430万画素 | |
X-Trans CMOS Ⅲ | |
X-Processor Pro | |
1/32000~900 秒 | 1/32000~30 秒 |
ISO200~12800 | |
14 コマ/秒 | |
350枚 | |
4K動画 | |
Wi-Fi / Bluetooth | Wi-Fi |
液晶固定 | チルト式液晶 |
121.3×73.9×42.7 mm | 118.4×82.8×41.4 mm |
287g | 333g |
なんというか・・・「THE 一緒!」
性能的な事だけで見ればほとんど一緒だということがわかります。カメラの画質で大切なのはセンサーとエンジンですが、そこも同じなので撮れる写真も同等と考えてよいでしょう。ちなみに上位機種であるX-T2とX-Pro2とも同じなので、お得感も強いです。
となると違いは「デザイン」と「Bluetooth」くらい?
富士フイルム X-E3の特徴
・デザインが良い
・最軽量で小型
・フォーカスレバー搭載
・タッチパネル液晶でスマホライクな使い方ができる
・Bluetooth搭載
流石はシリーズ最新機種といった感じで、小型化をはかりながら機能を凝縮させてきたイメージです。X-Pro2やX-T2と言った上位機種の性能を引き継いでいますので、画質やレスポンスに関しても問題なし!
小型化でありがちな操作性の問題も「フォーカスレバー」や「フリック操作可能な液晶」搭載でクリアしてきています。
必用なものだけを魅せるデザインが好きな人にはたまらない。きっとこういうデザインを思いつく人のお家は片付いているんだろうな~などと変な詮索をしてしまいます(笑)
▼X-E3の詳細はこちらでレビューしていますので参考にしてみて下さい。
(※追記)めでたく、FUJIFILMのX-E3を購入いたしました!
富士フイルム X-T20の特徴
・小型軽量
・上位機種ゆずりの画質
・チルト液晶
・ファインダーが中央に設置
X-E3のような斬新さはありませんが、オーソドックスな一眼タイプのカメラです。従来からのスタイルに慣れ親しんでいる人なら、X-T20のほうが使いやすいと感じる人も多そうです。
「ファインダーがセンターにある」というのは大きなポイントで、被写体をまっすぐにとらえる事ができます。なんだか礼儀正しく写真を撮っている気になります。古臭い人間ですね(笑)
僕のようにお花を撮る人間にはチルト液晶も便利です。構図を確認しながら低い位置にある被写体を「無理な姿勢をとらずに」捉えることができます。
▼この写真のように下から少し見上げる写真が楽に撮れます。
▼X-T20の詳細はこちらでレビューしていますので参考にしてみて下さい。
X-T20のほうが良いんじゃない?と思う理由
「X-E3」がライト層へシフトチェンジしてる気がする
レンジファインダーっぽいカメラとして大人気のEシリーズ。僕もX-E2を使っていた時期がありました。
武骨でミラーレスカメラにしては大型のカメラ、なのに愛着だけがどんどん湧いてくる不思議なカメラでした。そんな武骨なカメラも、E3になってデザインが洗練されました。無駄をそぎ落としていことは美しさもありますが、Eシリーズは無駄こそが美しい点でもあった気がします。
「東京に出て行った友達に久しぶりに会ったら垢ぬけていた」そんな置いてけぼりな寂しさを感じました。
「あの頃のお前はどこに行ったんだよ!!」と思わず叫びたくなる・・・あの感じです。
タッチパネルとかいいんだよ・・・フリックとかスマホじゃないんだから?そんな気を回さなくていんだよ(涙)
だからやっぱりX-E2を買いましょう(ぇ)
チルト液晶はやっぱり欲しい
チルト液晶はやっぱり便利。X-T20で可能なんだから、絶対X-E3でも可能なはずなのに・・・なんでやらないんだろう?
ライト層へ足を向けたかと思うと、ひるがえすそんな矛盾も感じました。このカメラ使う人は、高いアングルとか低いアングルとか撮らないってこと??
そうか・・・X-T20との住み分けのためか・・・と気づく訳です。
Bluetooth接続はバッテリーが心配
Bluetoothを一度設定してしまえば、カメラがスマホに連動して写真を送り続けてくれます。
データ保存用の端末を用意して、ハードディスクが不要ってことでいいのかな?楽と言えば楽ですが、そんなにたくさん写真をスマホに送ってどうするんだろう?
僕みたいに失敗写真が多いと、不要な写真(送って欲しくないもの)のほうが多いわけです。今たいに気に入った写真だけWi-Fiで転送すれば十分かなって思う。写真をちょっとしか送らない人には無駄に電池を消費するだけになってしまう。ミラーレスにしてもスマホにしてもバッテリーの残量は命だから、自ら死地に追い込むことはしたくないし・・・
X-T20の価格が落ち着いてきている
カメラを買う上で予算ってとっても大事な事だと思うんです。
発売されたばかりのX-E3のボディだけの値段で、X-T20ならレンズキットが買えちゃう!このキットレンズは割と性能が良いレンズなので、手に入れれるなら持っていたほうが良いと思う。はじめてカメラを買う人にはレンズは多く手に入るほうが、表現の幅も広がるし良いと思うんです。
写真のきれいさに関してはどちらも同じなので、デザインがX-E3のほうが良い!という人以外はX-T20がいいんじゃないか?と思ってしまった訳です。
ついでに上部のダイヤルも1つ多いので、連射やら多重露光やらと切り替えたい人はX-T20の方が素早く設定を切り替えれるのでございます。
まとめ
X-E3は良いカメラ!でもデザインにこだわりがないならX-T20がお得だよ。
X-E3を選ぶ理由って「デザイン」に限るような気がするのです。写欲を高める上でデザインは大事な要素だし、持っている喜びや満足感を与えてくれるカメラであることは間違いありません。サブカメラにするのにも最適でしょうね。X-E3の良さは理屈じゃありませんでした(笑)⇒FUJIFILMのX-E3購入レビュー!
「きれいな写真を撮りたい」「FUJIFILMのカメラが欲しい」というのがX-E3を買う理由なら、僕はコストパフォーマンスが良いX-T20を推しておきます。
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