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富士フイルム「XF10」作例レビュー!良くも悪くもミラーレスの代わりにはならないコンデジ

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XF10 作例
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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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先日脳がとけて「XF10を購入してしまった記事」を書きました。おかげさまで大変な反響をいただき、毎日たくさんの方に読んでいただいてます。本当にありがとうございます。

今回はその続編で「富士フイルムのXF10の作例と感想」を作例を交えながら書きます。いわゆるファーストインプレッションです。良くも悪くもミラーレスカメラの代わりにはならないなと思ったので、その辺の理由についても書いていきます。それではご覧ください。

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XF10がミラーレスカメラの代わりにはならない理由

  • 画質が「富士の色」ではない
  • AFがちょっとおばか
  • 液晶が見えづらい

1日がっつり使って感じたのはこんなところです。特に1つめは気になる人も多いんじゃないかと思います。

 

▼ちなみにシャンパンゴールドを買いました。おしゃれ♫

XF10 作例

 

XF10は「富士の色」じゃない?

僕がXF10に感じたのは「あれ?写真がこれまでとちがうぞ」ってことです。これまで富士フイルムのカメラをそれなりに使ってきましたので、あながち間違いではないと思います。特に気に入っている「ふんわり写真を撮るための設定」が、まるで通用しない感じでした。

はるペン
ふんわり職人ピンチです

 

▼あれ?っと思いながら撮影していく序盤

XF10 作例

 

▼オートホワイトバランス。こんな黄色(赤味?)になるかな?

XF10 作例

 

ダイナミックレンジを広げてもハイライトがとびやすく、露出やホワイトバランスの傾向もこれまで使ったカメラと違う印象。この辺は機材を並べてテストしてみないとわからないことですが・・・なんとなく色が薄いような印象?

 

▼まぁふんわり撮るんですけどね(笑)

XF10 作例

 

左上のお花に注目してほしくて、ボヤっと白い輪郭がわずかながら残っています。このギリギリ感が結構好きで、XF10やるじゃない!って思った瞬間でもあります。背景のボケも滑らかで好印象。

 

▼同じお花です。解像感もバッチリです。

XF10 作例

 

写りに関しては気になったので調べてみたところ、XF10は富士フイルムが作ったカメラじゃないという説が浮上!?X-A5、X-T100などのベイヤーセンサー搭載機種は「ザクティ」という会社に委託された製品ではないか?とのことです。

真偽のほどは定かではありませんが「写りがちがうな」と感じた根本にはこういった理由があるのかもしれません。富士の色を求めてXF10に手を出そうとしているなら知っておいて損はない情報だと思います。

 

AFがおそい?正直少しおばかでした

XF10 作例

AFはお世辞にも早くて正確!といったものではありません。富士フイルムのカメラを使う人は寛容という説もありますが、早ければ早くたっていいじゃないと思うのが本心。

XF10のAFに感動するということはなく、どちらかと言うと気長に使う必要があります。

上の写真のように奥の小さなお花にピントを合わせるのは苦労します。難しいシーンではありますが、手前の葉っぱにどうしても引っ張られてしまうからです。AF合焦時にピントがボヤけたように見えることもあり、そのまま撮影すると合っていたという謎の現象も・・・?

やはりこの辺はコンデジの域を出ないのかなという印象でした。気軽に使ってあげるくらいが、この子にはちょうど良い使い方のようです。

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液晶が見えづらい

液晶が見えづらいと感じるたのは2点です。

  • 明るい場所では忠実に見えない
  • 液晶固定式なのがつらい

ファインダーが搭載されていなコンデジなので仕方がありませんが、日中の明るい中では正確な色味の確認はできません。コンデジの軽さをいかして下からあおる撮影もチャレンジしたくなりますが、チルトできない固定式なので構図は決められません。ノーアングルで偶然に身を任せましょう。

タッチパネルの反応がいまいちなのも気になるところで、X-E3のそれとはあきらかに挙動がちがいます。XF10ではスワイプでショートカットが呼び出せるんですが、うまく呼び出せないんですよね(涙)

 

XF10 作例

はるペン
小型三脚での撮影は苦労しました

XF10が優れている点

  • 軽量でステルス性が高い
  • カメラを出すことを躊躇せずにすむ
  • タイムラプス動画が撮れる

もちろんXF10だから出来ることもちゃんとあります。特にコンデジだからこそのフットワークを活かした撮影では、ミラーレスカメラでは太刀打ちできないでしょう。

 

軽さは正義だ!XF10はトラベラーに最高なカメラ

▼小型ミラーレスX-E3との比較

XF10 作例

XF10の最大のメリットは小型で軽量なところでしょう。荷物が減らせるので、長時間歩いても体力を消耗しにくいのが嬉しいところ。この日はトータル10Kmくらい歩きました。大きなカメラのために、大きなバッグを下げていると背中や肩が痛くなりますが、この日は意外にも体力が残っていました。

いつもならすぐに寝てしまいますが、子供たちが寝静まってから嫁さんとメロンパンを食べるくらいの余裕がありました。つまり夜食最高です(ちがうだろ)

 

話を戻すと、小型なカメラだから取り出すことに躊躇はいりません。人の多い場所や観光地でもカメラって目立ちますが、コンデジなら旅行者に紛れることができます。人知れず大型のAPS-Cセンサーで高画質な写真を残せるって最高です。

 

タイムラプス動画はXF10の目玉機能!?

XF10の購入を後押しした理由として強いのが「タイムラプス動画」です。連続して撮影した写真を1つの動画にまとめあげてくれます。データ量が多くなってしまうので注意が必要。この日は16GBのSDカードでしたが2000枚近く撮影したこともあり、容量がパンパンでした(笑)

 

▼XF10で撮影したタイムラプス動画とおまけ写真

反省点はAFをONにしていたことで1秒間隔で撮影していると、AFの動きを拾ってしまっています。次に撮影する時にはMFにして撮影したいと思います。

雲の動きや、人の動きなど動きものと相性がよく使って楽しい機能です。X-T100やX-A5などの、比較的エントリー向けのカメラに搭載されているので興味のある人はぜひ使ってみてください。

 

XF10で撮影した写真【作例】

XF10 作例

 

▼「よんだ?」の図

XF10 作例

 

▼ここはきっとノースショア

XF10 作例

 

XF10 作例

 

▼逆光テスト

XF10 作例

逆光でもゴーストやフレアは起こりにくく、コントラストが低下してしまうようなこともありません。手前のもみじの緑が瑞瑞しく気持ちがよいです。

 

XF10 作例

 

XF10 作例

コンデジでこれだけやわらかく撮れるんだから満足。買ってよかったです。

 

XF10のメリット・デメリット

メリットデメリット
・APS-Cセンサー搭載で写真がきれい
・軽いから荷物にならず疲れにくい
・周囲から注目されにくい
・高級コンデジにしては安い
・デザインがおしゃれでかわいい
・スマホ連携がしやすい
・富士の色とは少しちがうかも?
・AFはのんびりしている
・固定式液晶がつらい
ネコ弟子
満足度の高いコンデジです

 

まとめ

  • 気楽に高画質な写真を残したい人
  • 一眼レフやミラーレスカメラのサブに
  • 旅行予定のある人に(特に海外)
  • 富士フイルムのカメラに興味のある人
  • おしゃれなカメラが欲しい人

このようにXF10は少し癖のあるカメラですが、小回りがきくのでこれからも多様していきます。良くも悪くもミラーレス機とは使い分けが必要なので、うまく活用していこうと思います。

ちゃんと写真を撮るときはミラーレスカメラで、レンズを交換しながら仕上がりをファインダーで確認して仕上がりを確認しながら撮影をつめていきます。今日は特別撮る予定がないけどカメラ持っていくかって時はXF10を忍ばせて、気楽にパシャパシャ撮りたいですね。

トータル的には満足度の高いカメラなので、気になっている人はぜひ同じカメラを使いましょう(笑)

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