富士フイルム「XF10」登場!?実際に店舗でさわってきた率直な感想を書いてみる

こんにちは!はるか(@harucamera3)です。
ついに富士フイルムから「XF10」が発表になりました!前モデルのX70ユーザーとしても、情報が気になるところです。発売日当日にヨドバシカメラさんでさわることができましたので、早速チェックしてみた感想や、噂になっている新製品のあれこれをまとめてみました。
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目次
FUJIFILM XF10とは?
Xシリーズの最新モデルとして登場したのは、コンパクトデジタルカメラタイプでした!
ちなみにXF10の発売日は、2018年8月23日です!
富士フイルムにはXF10-24mmというレンズもあるので、ちょっとややこしいですね(笑)
FUJIFILM「XF10」のスペック
画素数 | 有効2424万画素 |
レンズ | 18.5mmF2.8 (35mm判換算:28mm相当) |
最短撮影距離 | 約10cm |
ISO | 200-12800 |
連写性能 | 約6コマ/秒 |
動画性能 | 4K(15fps) |
Wi-Fi/Bluetooth | あり |
液晶 | 固定式 |
撮影可能枚数 | 330枚 |
重さ | 280g |
価格 |
センサーはX-T100と同等とありますので、ベイヤー配列になります。X70が完成度の高いカメラだっただけに、正統進化を望んでいた人には物足りないかもしれません。
XF10の紹介動画
動画を見る限りはかなりコンパクトになっている印象です。新色のゴールドが、良さげに見えてしまいます。←新製品に弱い
XF10のAFは速い?遅い?
コンデジにAF速度を求めるのも酷な気がしないではないですが、大型のセンサーを搭載した高級コンデジというジャンルではそうも言ってられません。
実際に店頭でAFを試してみると、そこそこの速さで正確にピントが合います。近接から遠景とか、遠景から接写といったような極端な変化では遅いと感じます。言って帰ってあうようなイメージです。
動きが早くなると少し大変だと思います。子供がギリギリで、たまに外す感じ。スポーツとかだとまず期待しないほうが良いと思います。この辺をわかった上で使う分には、個人的な意見ですが「十分使えるレベル」だと感じました。
XF10の操作性は?
固定式の液晶によるタッチ操作によるコントロールがメインで、使い心地はX-E3に近いのかもしれませんね。さりげなく「ジョイスティック」も搭載されています。
モードダイヤルは、カメラが自動的にシーンを判断して最適な撮影条件にしてくれる「アドバンストSR」の他に、「シーンモード」「アドバンストフィルター」も見られます。基本的な「PSAM」もあるので、エントリー層から、ヘビーユーザーまで使っていけそうです。
シャッターボタン周りにはフロントダイヤルがあり、リアダイヤルと含めると、シャッタースピードや露出補正などの細かい設定ができそうです。マニュアルで露出を操作することの多い僕としても嬉しいところ(あれ?買う前提?)
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アドバンストフィルターに「リッチ&ファイン」「モノクロ(近赤外風)」が追加!
リッチ&ファインは周辺部の明るさを抑えて、中心部の明るさや彩度を強調。被写体を引き立たせた写真撮影が可能です。
と言う風にあります。周辺部が暗く、中央が明るい、いわゆるトンネル的な作りになり、中央部に視線をあつめやすくなります。視線が集まった部分の、彩度も上がっているので「注目度」がさらにあがることは間違いなし!スクエアで使っていることからも、Instagramを強く意識していることがわかります。
通票のモノクロ写真とは異なる明るさ・コントラストで撮影が可能な「モノクロ(近赤外風)」が追加されます。幻想的な写真が撮れるとありますが、これはちょっと使ってみたいぞ!他のカメラとは違う表現ができることを考えると、これもSNSウケを狙っているのかもしれません。
背面液晶のフリック操作で、スクエアフォーマットへと切り替えも、できるみたですし、Wi-FiやBluetoothも搭載していのでスマホとの連携もばっちり。SNSが捗って仕方がないコンデジへと仕上がっています。
XF10の外観写真や触ってみた感想
手に持った第一印象は「とにかく軽い」ということ。本当に一眼レフと同等のAPS-Cセンサーが入ってるのか心配になるレベルで軽いです。
▼恒例の「Qボタン」からは各設定を呼び出すことができます。
これまで使った富士フイルムのカメラだと、カスタム設定を登録しておけましたが、XF10ではできません。フイルムシミュレーションに合わせた設定が使えないのは不便な気がしないでもないです。しかしよく使う設定や、自分のスタイルに合わせた設定なんてそうは多くありませんし、わかっていれば「こまめに設定すればいいのね」と対応できます。
ファンクション(Fn)ボタンも6個までよく使う項目を設定しておけるので、設定変更のための操作性は意外と悪くないようにも感じました。
▼Fnボタン設定
▼シャッターボタン周辺
カメラが自動でシーンを検出して全ての設定をしてくれるSR AUTOに、各撮影シーンに適した設定が選べたり、パノラマ写真が撮れたりと簡単に使える工夫がこらしてあります。従来の「P/S/A/M」モードもあるので、写真になれた人も使いやすい懐の深いカメラになっています。フロントとリアダイヤルがあり、絞りやシャッタースピードを変更することもできます。
しかし露出補正ダイヤルへのアクセスがつらいのが個人的に気になりました・・・親指がカメラをホールドした状態だと、持ち替えて親指を上げてやらないとダイヤルを回しづらいんですね。よく使いそうなダイヤルだけに、毎回だと小さなストレスがたまってしまいそう(笑)
▼個人的に一番うらやましかったのが「タイムラプス動画」
メニュー項目を順に見ていくとタイムラプス動画モードを発見できました。X-T2やX-Pro2などのフラッグシップ機はもちろん、X-E3にも搭載されていなかった機能がコンデジに搭載されていました。一瞬「そんなのありか・・」と思ったとか思わなかったとか。ちなみにX-T100にもこの機能が搭載されていました。この時物欲が激しく湧き上がったのは言うまでもありません。
まとめ
・富士フイルムのコンパクトなカメラが欲しい人
・きれいな写真が撮れるコンデジが欲しい人
・富士フイルムユーザーのサブカメラとして
富士フイルムの本気っぷりが伺えるくらい、新製品の情報目白押しといったところですね。欲しいものがありすぎて、全然お財布の中身がついてこなさそうです(涙)
カメラのキタムラで富士フイルム XF10 販売が開始!されていますので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか?
フォトキナ2018が近くなってくると、もっと具体的な情報も上がってくるでしょうし、ますます楽しみが増えましたね!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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