FUJIFILM「X-Pro3」はいつ頃発売?X-Pro2から進化したポイントは!
こんにちは!はるか(@harucamera3)です。
富士フイルムより正式なアナウンスがありましたので、X-Pro3の全体像について改めておさらいしていきたいと思います。
外装にチタンを採用し高品位なボディに進化、センサー、画像処理エンジン、EVFなどブラッシュアップがはかられました。一方で手ブレ補正非搭載、格納式のHidden LCDなど物議を醸し出すなど話題に事欠きません。
それだけ注目度の高いモデルだけに、期待感も高まってしまいますよね!予約日や、おおよその販売価格なども見えてきましたので御覧ください。
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目次
富士フイルム X-Pro3の性能スペック
- 軽量かつ強度の高いチタンボディを採用
- ボディ内部はマグネシムで堅牢性を実現
- 防塵防滴、耐低温性も備える
- 新カラー「DRブラック」「DRシルバー」を追加
- EVFには369万ドットの有機ELパネルを採用
- 裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサー
- 処理エンジンは「X-Processor 4」
- クラシック根がモードを新たに追加
- 約162万ドットの格納式背面モニター
- 1.28インチ・カラーメモリ液晶モニター
- Type-C(USB3.1 Gen1)規格にて本体充電が可能
- AFは-6EV対応
- 撮影可能枚数は370枚(X-Pro2は約280枚)
画質面ではすでに発売済みのX-T3を踏襲したような印象でしょうか。センサーやエンジンも共通のものが採用されています。EVFのドット数も369万ドットと同じなので、体験済の人間としてはもう少し目新しさがほしかったところ。
性能面よりも撮影スタイルや、素材がウリなように見えますが、冷静に考えるとX-Pro2より大幅な進化を遂げています。すでに安定した性能を発揮しているX-T3やX-T30を見る限り、X-Pro2で課題だったレスポンス面も解消されているでしょう。
X-Pro2よりX-Pro3はここが進化!
画素数は若干アップ
独自の色再現により、高い評価を集めてきた富士フイルム。X-Pro3も例にもれず「色」や「写真」を強く感じさせるデザインであることは間違いなさそうです。
画素数はX-Pro2の2400万画素から、2610万画素に引き上がりました。新しいセンサーのために、画像処理エンジンもバージョンアップしています。
富士フイルムのミラーレスカメラにたいしては高画素化を求める声も大きくないようなので、それよりもノイズ耐性、レスポンスなどを重視した形になりましたね。
「Proシリーズでサクサク決まるAF」そう考えただけでもワクワクします。-6EV対応なので、暗部でもスッと決まってくれそう。
新しいフィルムシミュレーションが搭載
新しいフィルムシミュレーションは「クラシックネガ」のようです。これを選ぶだけでフィルム調の写真が撮れるっていうのは良いですね!エモです!!!
さらに新しく「カラークロームブルー」を搭載。青空などブルー系の被写体に対して深みのある色再現・階調再現が可能となるそうです。青空なんて永遠に負い続けられる被写体な訳ですから、こうした機能をスパイス的に使えるのは嬉しいですね!
チタンボディに夢を見れるか?
X-Pro3では、富士フイルムとしてもはじめてチタンボディを採用。メタリックな美しい輝き、高級感あふれる質感のそれは、所有欲を極限まで満たしてくれそう。軽量で高強度なだけでなく、耐食性にも優れており、デュラクト加工を施した「DRブラック」「DRシルバー」は擦り傷への体制も備えるとあります。
もちろん防塵防滴構造になっていますし、-10℃の耐低温性もキープ。これまで以上に末永く付き合えるカメラに仕上がっていそうですね!
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X-Pro3のちょっと残念なポイント
手ぶれ補正は非搭載
期待している方も多いと思いますが、X-Pro3に手ブレ補正ユニットは搭載されません。個人的にも残念なポイントですが、安心したような不思議な感覚です。
ボディ内手振れ補正がX-H1に搭載されたこともあって、後続機に望む声も大きくなってきているのは事実です。時期シリーズにはひょっとすると?なんてことがあるのですかね。
デュアル背面液晶は実用性としては疑問
新採用となったデュアル背面液晶で、フィルムライクな撮影をより楽しめるという点では魅力的でしょう。
背面液晶不要説もないわけではないので、市場のニッチな声を拾ったという点は評価したいですね。むしろX-Pro3というポジション的にも重要なカメラで、それをやる富士フイルムってすごくない?(笑)
「ファインダーで写真を撮る」という当たり前の行為を、当たり前にやるならこういうカメラも必要なんでしょうね。
とは言え、実用性の面では疑問が残ります。ファインダーで撮るならX-T3やX-H1などのスタンダードなカメラでも良いわけです。せめて液晶はバリアングルで、どちらかをユーザーが選べるようにしてほしかったところ。
僕はX-Pro2を使っていたのですが、電子ファインダーの色味と撮影データの色味がちがうことが気になっていました。そこで背面液晶を使っての撮影も多かったんですよね。でもX-Pro3ではチルトしたまま撮影しなければいけない・・・それカッコいい?
十字キーが削除されたことで、ファンクション設定はどうなるのでしょうね?小さな小窓でフリック操作でしょうか・・・??
X-Pro3の発売日や価格は?
- ブラックは2019年11月28日発売
- DRブラック、DRシルバーは12月中旬発売
- 予約開始は2019年10月25日から
初期ロットは一瞬で売り切れるでしょうから、はやめに「カメラのキタムラ ネットショップ」などで予約しておきたいところですね。どうせなら発売日に手に入れたいですもんね(笑)
X-Pro3の価格予想
X-Pro3の価格はブラックが税込215,000円前後、DRブラックとDRシルバーが税込24万円前後だそうです。
高級な素材を利用しただけあって、お値段はX-Pro2の初値よりも少し上がってしまいましたね。最近はどこのメーカーも高くなっている傾向にあるので、仕方がないのかもしれません。別に富士フイルムに限ったことではないでしょう。
X-Pro3は買いなのか?
「X-Pro3だから買う」という強い意志のもとに買うカメラなのかな?というのが素直な印象です。
価格面、性能面で見れば他にも選択肢はあります。同センサー、エンジンを搭載しているX-T3をチョイスすれば、従来のままのスタイルで撮影も楽しめます。新機能もファームアップで対応になる可能性があるし、価格差を考えてもレンズが買えてしまいますからね。
なので打算や計算で買うカメラではありません。「Proシリーズだから買う」という不思議な魅力を秘めたカメラなんでしょう。その証拠が注目度、話題性です。情報解禁日は富士フイルムのページがずっと落ちていましたからね・・・
X-Pro1も使っていて楽しかったですし、内田ユキオさんに「大事に使ってあげてね」と言ってもらった思い出深いカメラでもあります。その後X-Pro2もきっちり手に入れて、海外旅行にも連れていきました。
カメラをモノとして見るか、体験として見るか?求めるものの違いで答えが変わってきそうです。もちろんどちらも正解なんですよね。
新しいレンズもどんどん開発がすすんでいるようですし、ますますFUJIFILMから目が離せませんね!「カメラのキタムラ ネットショップ」などでも予約可能になっています!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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