富士フイルム「X-T3」と「X-T2」の比較!ちがいはどこ?
こんにちは!はるか(@harucamera3)です。
いよいよ発表になるというX-T3ですが、いったいX-T2からはどこが進化したのか?いまいち買い換えるポイントがわからないという人がいるかもしれません。
今回はそんな人のために「FUJIFILMのX-T3とX-T2を比較」して違いを浮き彫りにしていきたいと思います。
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目次
X-T3とX-T2の比較
富士フイルムのフラッグシップ機であるX-T3が間も無く発表になります!富士フイルムの人気を牽引してきたと言ってもよい人気のカメラなので気にならない人はいないはず?もちろん僕も買います気になっています。
X-T2も完成度の高いカメラだっただけに、買い換える必要はないんじゃ?と思う人もいるでしょう。しかしX-T3はかなりの進化を遂げているので買えばきっと幸せになれるはずです。
暫定的な性能での比較になりますが、そんな思いをこめて買いていきたいと思います。
X-T3とX-T2の比較表
まずは比較表でざっくりと両者をくらべていきましょう。
名前 | X-T3 | X-T2 |
画素数 | 有効2610万画素(裏面照射型) | 有効2430万画素 |
センサー | X-Trans CMOS Ⅳ | X-Trans CMOS III |
画像処理エンジン | X-Processor Ⅳ | X-Processor Pro |
ISO | ISO160~12800 | ISO200~12800 |
AF | 像面位相差AFエリアが画面全域(約100%) | ゾーンAFで最大91エリア |
測距輝度範囲 |
-3EV | -1EV |
シャッタースピード | 1/32000~30 秒 | |
連写性能 | 11コマ/秒(1.25倍クロップ約30コマ/秒) | 約8コマ/秒 |
手ぶれ補正 | なし | |
動画性能 | 4K(60fps) | 4k(29.97fps) |
Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi |
ファインダー | 0.5型有機ELファインダー (約369万ドット/0.75倍) | 0.5型有機EL電子ビューファインダー(約236万ドット/0.77倍) |
液晶モニター | 3.0型3方向チルト式タッチパネル液晶(約104万ドット) | 3.0型3方向チルト式液晶(約104万ドット) |
撮影可能枚数 | 350枚 | 330枚 |
重さ | 489g | 457g |
*性能は暫定的なもので変更があれば修正します。
FUJIFILM X-T3はここが進化した!
X-T3との比較で見えてきたことで、僕が特に気になったのは以下のポイントです。
・新型のセンサーと画像処理エンジンを搭載!
・オートフォーカスが進化!
・ファインダーの性能がアップ!
・動画機能が充実
・外観がより実用的になった!
・それなのに安くなるの?いいの?
新型のセンサーと画像処理エンジンを搭載!
X-T3は新型の「X-Trans CMOS Ⅳ」センサーと「X-Processor Ⅳ」という画像処理エンジンを搭載しています。この2つは画質に直結するパーツなだけに、吐き出される写真がどのような進化をとげているのか楽しみでありません。
画素数は微増ですが、いっそう高精細な写真が撮れるんじゃないかと期待しています。暗部への耐性も上がっていると良いですね。
オートフォーカス・レスポンスが大幅進化!
X-T3はオートフォーカス(AF)面での強化が一番のポイントかもしれません。
富士のミラーレスカメラはお世辞にもAFが速いとは言えませんでした。しかし位相差画素が4倍に増えたことで像面位相差AFエリアが画面全域に拡大!横目でソニー機を羨ましく眺める日々が終了したと言っても良いのでは?(笑)
連写も大きく向上し約11コマ/秒での高速連写が可能になりました。さらに1.25倍クロップ(1660万画素相当)で最速30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写が可能な「スポーツファインダーモード」機能を搭載。ここぞという時の撮り逃しもありません。さらにシャッターボタンを半押しした時から撮影を開始し、シャッターボタンを全押しすることで撮影画像が記録される「プリ撮影」機能を新搭載。
きびきび動く富士フイルムのカメラが手に入る日は近いです!
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ファインダーの性能がアップ!
僕がX-T2で特に気に入ってたのがファインダーです。0.5型(約236万ドット/0.77倍)の大きくて見やすい電子ファインダーはそれだけで写真を撮る気分にしてくれます。仕上がりのイメージしやすいEVFですので、細かいチェックも液晶内部でできるメリットは計り知れません。
X-T2でも十分によかったのですがX-T3では約369万ドットに進化し、よりナチュラルな映像を見ることができるようになりました。ますます光学ファインダーに近づきましたね。
これまでは最上位機種のX-H1に搭載されていましたが、住み分けのためにもEVFは進化しないかも・・・と覚悟していたので、嬉しいニュースになりそうです。個人的にはEVF高性能化だけでも買いに値するポイントだと思っています。
動画機能が充実
動画性能も着実に進化し4Kで60P、4:2:2 10bitのSDカード記録とHDMIへの出力にも対応しています。これは動画性能としてはほぼトップクラスの性能です。
ミラーレスや一眼レフで動画を撮る人はまだ少数かもしれませんが、それでも絶対的な数は増えてきていますし手抜きしないところは素直に嬉しいです!
外観がより実用的になった!
外観はほとんどX-T2と同じデザインですが、グリップが深くなりより握りやすくなりました。ダイヤル部も低くなりましたが台形型となって指の腹で操作がしやすくなっています。デザインが少しスッキリした感じがします。握った時のフィーリングを早く確認したいですね!ISOダイヤルには160の文字も確認できます。
残念なのは「Made in Japan」の刻印がなくなっているところ・・・
安くなるって本当?発売日・予約開始は?
X-T3はX-T2に比べて安く登場するのでは?という説があります。新型のセンサー・エンジン、トップクラスの動画性能に、高性能なファインダーと進化が止まらないX-T3で本当にそんなことが可能なのでしょうか?
発表前情報では1599ドル以下になるとのことです。X-T2の発売直後の価格が17万円前後だったと記憶しているので、あまり変わらないくらいかも?
- 予約開始日:2018年9月6日
- 発売開始日:2018年9月20日
X-T3はこんな人におすすめ
- 富士フイルムのカメラが大好きな人!
- 高性能なのにコンパクトなミラーレス一眼が欲しい人!
- レスポンスの悪さから富士を敬遠していた人!
- 富士の高性能なレンズを使って見たい人!
- フルサイズの重さから解放されたい人!
これまでの画質で十分だって人や、高速化、動画に興味がない人はX-T2を選択するのが良いかと思います!
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まとめ
・X-T3は大幅な進化を遂げているので買い替えて幸せになろう!
・進化ポイントに興味がない人は差額でレンズを買って幸せになろう!
こんな記事を書けば書くほどX-T3が楽しみになりますし、欲しい気持ちに熱が入っていきます。早く実機に触りたいところですが、数週間後には発売になる可能性も高いので期待してまちましょう。
予約後に品薄になるのは簡単に想像できるので「カメラのキタムラ ネットショップ」などで予約しておく必要がありそうですね。僕は絶対に発売日に欲しい派です!(笑)
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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