DAIVのノートパソコン全比較!RAW現像や動画編集におすすめのモデルはどれ?

マウスコンピューターが、写真、動画、イラスト、3Dなどのクリエイター向けに展開しているのがDAIVです。
編集作業を快適に行えるだけの性能をもたせてあるのが特徴ですが「どれを選べばいいかわからない」「近くに店舗がないから選べない」という声が少なからずあるようです。特にノートパソコンは種類が豊富なこともあり選びにくさにつながっているかもしれません。
と言うことで、今回は「DAIVのノートパソコンを全比較して、おすすめを決めてみる」という内容で書いていきたいと思います。メーカーさんの協力で、全モデルをテストしておりますので参考になるかと思います。
目次
マウスコンピューターの評判
DAIVの紹介に移る前に、まずはマウスコンピューターの評判をざっとまとめてみたいと思います。
- 国内生産にこだわった高品質
- 24時間365日サポート受付
- 万が一の故障でも修理が早い
- BTOで価格を抑えている
- ゲーミングモデルが人気
- クリエイターモデルに力を入れている
- 好みに合わせてパソコンが組める
僕がマウスコンピューターの存在を知った頃は「安いだけ」というイメージもありましたが、現在はサービスの改善、見直しを進めて非常に評判の良いBTOパソコンメーカーとなっています。公式ホームページのレビューも上々で、特にアフターフォローに関して高い評価をされています。
マツコさんをCMに起用するなど、精力的な活動を行うマウスコンピューター。テレビで見かけたことがあるって人も多いのでは?
マウスコンピューターの評判については、別記事でもまとめています。
DAIVのノートパソコン全比較
一部販売を終了したモデルや、内容を変更したモデルもあります。
14.0型:DAIV 4N、DAIV 4P
15.6型:DAIV 5P、DAIV 5N
17.3型:DAIV 7N
(クリックでレビューが見れます)
マウスコンピューターでは最近セールに力を入れていることもあり、お得にノートパソコンを購入できるチャンスが増えてきています。セール内容は定期的に変更されるため、チェックを欠かさないようにしましょう!
性能別の簡易比較表
パーツ名をあげられてもピンとこないという人もいるかもしれませんので、ざっくりと簡単に5段階評価で評価をしてみました。(17.3型は人を選ぶのでここでは除外)
(★:1.0 ☆:0.5 例:★★★☆⇒3.5)
型 | 14.0型 | 15.6型 | ||
モデル | DAIV 4P | DAIV 4N | DAIV 5P | DAIV 5N |
CPU | ★★★☆ | ★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
GPU | ★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★☆ |
重さ | 約985g | 約1,43kg | 約1.73kg | 約1.73kg |
価格 | 169,800~ | 159,800~ | 189,800~ | 208,780~ |
オススメ度 | ★★★★ | ★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
一口メモ | 軽さは正義 | モバイル向け | 迷ったらコレ | 性能重視 |
公式 | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
マウスコンピューターさんにインタビューした時にも教えてもらったのですが「15.6型クラスが圧倒的に人気」だそうです。この理由から本記事では主に15.6型のノートパソコンを中心に解説していきます。
性能的にはDAIV 5Pが中心的な存在で、より性能を重視したのがDAIV 5N、軽さを重視したのがDAIV 4Pということになります。DAIV 4Pに描画性能(GPU)を加えたのがDAIV 4Nという関係性ですね。
もしも販売終了したモデルが気になるのであれば、公式サイトの「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」を狙うのがおすすめです。まれにですが終了したモデルが登場しているのを見かけます。
DAIV 各シリーズの特徴
DAIV 4P
DAIV 4Pはシリーズ最軽量のモデルで、なんと985gの超軽量ボディに仕上がっています!薄型ながらマグネシウム合金製で安っぽさもなく、意外としっかり使えるパフォーマンスにも驚かされます。
CPUにはCore i7-1165G7が採用され、一般用途だけでなくちょっとした編集作業も行えます。とにかく軽いモデルですので、出先でのRAW現像や軽めの動画編集などに使いたい人向けと言えます。バッテリー駆動時間も約12時間と長いです。
毎日外で作業するビジネスマンやクリエイターの持ち出し用としておすすめです。性能面よりもフットワークで勝負する人向け。
DAIV 4N
14型のDAIV 4Nは、1.43kgの軽量モデルにGeForce GTX1650Tiを採用しているのが特徴。DAIV 4PとCPU性能は同じで、グラフィック性能が強化されたモデルと考えてもらえれば理解しやすいかと思います。
GeForce GTX1650Tiなら画質を調整することで多くのゲームも動きますし、内臓グラフィックより高度な編集作業が行えます。動画のエンコード時間も短縮されたりと多くのメリットがありますので、そこそこ性能を確保したい人向けとも言えます。
USB PD対応かつ、約11時間もつ長時間バッテリーも備えているため、モバイル用のサブパソコンとしても良さそうですね。
DAIV 5P
DAIV 5Pは、全体的にバランスの良い1台でスタンダードと呼ぶにふさわしいモデルになっています。
Core i7-11800H×GeForce RTX3050を搭載することにより、従来モデルより大幅にパフォーマンスを伸ばしました。性能がエントリー→ミドルクラスに引き上げられたことで、より多くのクリエイト作業に耐えられます。筐体は上位モデルのDAIV 5Nと共通。
高解像データを扱わない人や、どれにしようか迷っていると言うならこのモデルから検討しましょう!
DAIV 5N
DAIV 5Nは、DAIVシリーズでも完成度の高い1台だと思います。
Core i7-11800H×GeForce RTX3060で、デスクトップ並みの高負荷作業にも耐えられます。WQHD (2560×1440)、sRGB比 100%の液晶を搭載しているので、作業性と正確性を両立している点も素晴らしいです。約1.73kgとスペックの割には軽量で、モバイル時の負担がそこまで大きくないのも良いです。
価格はちょっと高いですが予算が許すのであればコチラのモデルを手に入れてほしいです。
DAIV 7N
17.3型のDAIV 7Nは、まさにDAIV最強のノートパソコンです。それ以上の言葉は要らないくらい高性能です。一般ユーザー向けというよりもプロクリエイター向けのモデルという印象。
おすすめモデルはどれ?
万人向けのバランス感覚に優れたDAIV 5P!
DAIV 5Pはシリーズの根底である「製作活動が快適な性能」を持たせつつ、使い勝手を向上させた1台です。
よりコンパクトになったボディ(約1.73kg)は持ち出しもしやすいため、現場に持ち出すことの多いクリエイターとも相性が良いでしょう。
色々な意味で、DAIVの中で一番気軽に使えるモデルだと思います。ブログなどのテキストメインで、たまに写真や動画も編集したいといった用途にはピッタリです。
Core i7-11800H搭載なので基本的な処理能力が高いことはもちろん、GPUにはRTX3050も採用されており、RAW現像やライトな動画編集を快適にこなせます。ほどよくパワフルながら、重量も約1.73kgで9時間もつバッテリーも嬉しいです。上位モデルと共通の筐体もかっこよく、カフェやホテルのロビーなどでも使いたくなります。とにかくバランス感覚の良いノートパソコンで使い勝手が良いです!
グラフィック性能重視ならDAIV 5Nシリーズがおすすめ
「4K動画編集をしたい」「最新ゲームをヌルヌル遊びたい」という目的があるなら、GeForce RTX2060が搭載されたDAIV 5Nシリーズを選ぶことをおすすめします。
実際にDAIV 5Nシリーズを使ってみると、グラフィック系の処理能力を活かして様々な製作活動への可能性を感じました。明らかにエントリークラスのグラボでは処理できなかったことが可能になります。
従来モデルは厚みや重さがあったのですが、最新モデルで圧倒的な軽量化を実現!モバイル性の高さまで手に入れた完成度がウリのモデルなります。予算が許せば「DAIV 5Nを買っておけば間違いない」と思います。

(旧モデル)NG5510とNG5800のサイズ比較
右側が旧モデルのDAIV 5Nですが、現行モデルは左側に近いサイズ感になりました。あくまでもイメージですがパワフルなPCを持ち出せるのは正義です(笑)
RTX3060は描画性能に優れており4K動画編集にも使っていけるくらいの性能があります。CPUにはワンランク上のCore i7-10870Hが採用されておりデータを溶かす勢いで処理ができます(笑)
現在のラインナップを見ても完成度はピカイチで「迷ったらコレ」と言えるくらいおすすめのモデルです。ちょっと熱をもちやすいのがネックです。
モバイル重視ならDAIV 4Pシリーズ!
第一印象で「これは人気が出るだろうな」と感じたのがDAIV 4Pシリーズです。
DAIV史上最も軽い筐体と、約12時間の持つバッテリーが魅力的。モニターもやや縦にながいWUXGA(1920×1200)で作業性を確保。カメラマンのモバイル用パソコンとして注目を集めるでしょう。
RAW現像をしっかり行えるパフォーマンスを持ちながらも、重量985gでとにかく軽いパソコンです。バックなどに滑り込ませていつでも持ち出せる店は、大きなアドバンテージです。バッテリーもちも良いので、ちょっとしたプレゼンや打ち合わせは乗り越えられるでしょう。割と万人に進められるモデルだと思います!
DAIVのノートパソコンのサイズ比較
シリーズ名 | サイズ | 重量 | バッテリー性能 |
DAIV 4P | 308.8×213×16.4mm | 約0.985kg | 約12時間 |
DAIV 4N | 323.9×225×19.2mm | 約1.43kg | 約11時間 |
DAIV 5P | 356×233×17.9mm | 約1.73kg | 約9時間 |
DAIV 5N | 355.5×236.7×20.6mm | 約1.73kg | 約6時間 |
DAIV 7N | 399×320×43.9mm | 約4.65kg | 約2時間 |
DAIVのノートパソコンのサイズとバッテリー性能を抜き出して表にしてみました。
あくまでも感覚的な話ですが、重量は2.0kg、厚み20mmあたりが快適に持ち出せるかどうかのラインです。これを超えるようでしたらモバイル時の負担は大きく感じるでしょう。また駆動時間によってはACアダプターも必須になりますので、あわせて頭に入れておきましょう。
DAIVをはじめクリエイターモデルはパフォーマンスを犠牲にできないので、どうしても重量が重くなってしまいがちです。そんな中で、DAIVは全体を通して軽量だと言えるでしょう。また圧倒的な軽さを誇るDAIV 4Pは持ち出しに最適なモデルと言えます。
15型と17型の大きさ(サイズ)を写真で比較
3シリーズを並べて撮影してみました。上が17.3型のDAIV 7N、左下がDAIV 5P、右下がDAIV 5Nです。
重ねてみると15型と17型のちがいがよくわかります。RTX2060を搭載したDAIV 5Nはもう少し大きいかと思いましたが、横幅はDAIV 5Pとほぼ同じで縦に少し大きい程度です。
厚みは全然違います。17.3型のDAIV 7Nシリーズは持ち出す気にはなりません。あくまでもデスクトップの置き換えとして据え置きタイプで使うのが無難だと感じます。スタジオ内や、同じ建物内の移動でもあまり頻繁にはしたくないというのが個人的な意見。
【まとめ】おすすめは15.6型から選ぶこと!
DAIVのノートパソコンの購入を考えているなら15.6型の「DAIV 5P」「DAIV 5N」シリーズから選ぶのがおすすめです!性能より軽さを重視するならDAIV 4Pということになるでしょう。
これらに不足を感じるのであれはデスクトップから選択しましょう⇒DAIV関連記事をもっと読む
クリエイターモデルで強いこだわりを持ってデザインされているノートパソコンはそれほど多くありません。
DAIVは最有力候補と言ってもよい現状であり、カメラマン、インスタグラマー、映像クリエイター、音楽家、漫画家、イラストレーター多くのクリエイターにも支持されています。
お台場で開催されていたチームラボのシステムを動かしていたのもDAIVだと聞きますし、富士フイルムのRAW現像セミナーにも使われているというのを聞いたことがあります。現場レベルで信頼を得ているのもDAIVの特徴と言えるでしょう。
今回の記事がDAIVのノートパソコンを検討されている方に参考になれば幸いです。
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