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RAW現像におすすめのノートパソコン!初心者向けからハイエンドモデルまで一気に紹介

「RAW現像はじめようかな?」と思った時に、どのパソコンを選べば良いのか悩むことがあると思います。
性能(スペック)が良いものがいいけど、価格はできるだけ安いほうがいいし・・・置く場所も限られているし、持ち歩きもしたいからノートパソコンかな?などなど、様々な要素の落とし所をみつけなくてはいけないからです。そしてたくさんのパソコンが発売されている中で「本当のおすすめがわからない」という方もいるかと思います。
そこで今回は「RAW現像(写真編集)におすすめのノートパソコン」ということで、気軽に試せるモデルから、ハイスペックなものまで予算別に紹介してみたいと思います。
目次
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RAW現像・写真編集に必要なスペック
まずは写真編集・RAW現像において「これくらいあると安心」というスペックをおさえておきましょう。初心者の方は「RAW現像(写真編集)に必要なスペックは?」という記事で、基本をおさえておくと良いでしょう。
CPUの優先度はなによりも高い
RAW現像や、動画編集と言った作業は、パソコンにとって負荷の高い作業です。とくにCPUの処理能力は高ければ高いほど安心感があります。高性能なCPUを選ぶことで、処理が速く終わったり、重たいデータを快適に扱えたりといったメリットがあります。
PASSMARKが公開しているスコアを見ることでおおよその性能がわかります。
CPU(ノート) | スコア |
Core i9-12900H | 31073 |
Core i7-12700H | 27424 |
Core i7-11800H | 21693 |
Core i7-10870H | 15544 |
Core i7-10750H | 12573 |
Ryzen 9 6900HS | 24378 |
Ryzen 7 6800H | 23483 |
Core i7-11700(デスクトップ) | 20585 |
ほんの数年前までは「クリエイト作業はデスクトップで…」みたいに言っていましたが、ここ最近ノートパソコンの性能も上がってきています。10000を超えるようなスコアが出ていれば、ほとんどの人にとって満足できる処理能力をもっています。そのため場所を選ばずに作業を行いたい人でも本格的な作業が行えるようになってきています。
CPUの最後の一文字にあるアルファベットは「サフィックス」のことで、どんなタイプのCPUなのかを分かるようにしています。処理能力を優先したもの、バッテリー寿命(省電力)を重視したものなどがあります。
- H:モバイル向け
- HQ:モバイルクアッドコア
- HK:モバイル向けでOCに対応
- T or U:省電力タイプ
RAW現像処理時間を比較
では100枚のRAWデータをJPEGに変換したときの処理時間を見てみましょう。
やはり最新のパーツを採用しているモデルは処理が速く終わる傾向にあります。世代は少し前になりますがCore i7-10750Hあたりの性能があれば大きなストレスは感じないと思います。後は「どれくらい求めるか?」「予算とのかねあい」になってきますね。
グラフィック(GPU)は搭載前提!
クリエイターモデルを購入するならグラフィックは必須と言って良いでしょう。
ゲームをする人なら説明不要かもしえませんが、GTX○○/RTX○○とつくようなグラフィックを搭載することで、映像系コンテンツの処理が快適になります。また、複数のディスプレイをつないで使ったりといった場合にも効果を発揮すると言われています。
主なグラフィックの性能は以下の通りです。
こちらはPASSMARKが公開しているグラボの性能を表にしたものです。
目的 | GPU | スコア |
動画編集/ゲーム | GeForce RTX3060以上 | 12779 |
フルHDデータ編集 | GeForce RTX3050 | 9036 |
GeForce GTX1660Ti | 10176 | |
写真・イラスト・マンガ | GeForce GTX1650 | 6969 |
静止画(写真・イラストなど)ならGeForce GTX1650あたりのエントリークラスで十分ですが、個人的には余裕をもってミドルクラス以上を選んでおくのがおすすめです。
最近のCPU内臓グラフィックは強力になってきましたが、それでも動画編集などの作業を行うとパワー不足を感じます。また、一部のモデルは外付けでグラフィックを強化することも可能ですが、予算がかかってしまったり、安定感に欠けたりします。やはり最初から組み込まれたものがベストと言えるでしょう。
クリエイターモデルで従来から人気があったのはミドルクラスです。ミドルクラスなら動画編集やオンラインゲームなども快適になりますし単純にできることが増えます。ご自身のレベルが上がってきたときに「エントリークラスでは物足りないな…」ってなってしまうことも防げます。せっかく購入するのですからできるだけ長く使えるようにと言う意味でも、余裕をもった選択をおすすめしています。
最近は、GTX1660TiやRTX3050シリーズなどの新しいパーツが発売になったこともあり高性能化が著しいです。高性能なパソコンが手に入るのは嬉しいですが、コストが上がってしまったようにも感じます…後ほどお得なモデルを紹介しますので、購入する際にはこうした情報を参考にして損をしないような判断をしてもらいたいと願っています。
メモリは16GB以上
メモリは16GB以上搭載されているものが好ましいです。その理由は、Lightroomが推奨する環境に「12GB以上を推奨」とはっきり書かれているからです。
4 GB 以上の RAM(12 GB 以上を推奨)→Lightroom Classic CC の最小システム構成
4K動画や高画素フルサイズのデータを扱う人なら32GB以上をおすすめします。またPhotoshopなどのアプリを複数使う人も同様です。
メインストレージはSSDを選択
さすがに最近ではメインストレージにHDDを採用しているモデルは少なくなってきましたが、SSDはもう必須レベルになっています。転送速度が速ければサクサク動きますし、パソコンの起動も速くなるなど多くのメリットがあります。
参考までにそれぞれの転送速度を計測したものをのせておきます。

HDDの速度

一般的なSSDの速度

高性能なSSDの速度
HDDからSSDにすることで約4倍速くなり、NVMe M.2 SSDに至っては26倍も速くなっています。
最近は薄型化もあってSSDしか搭載していないモデルも多いです。容量が256GB程度だと管理の上手な人でないとすぐに不足するでしょう。500GB前後のモデルを選択するか、カスタマイズで容量を確保するようにしてください。また、外付けハードディスクなどに保存することも同時に考えるとよいでしょう。
おすすめのスペックまとめ
- CPUはCore i7が理想
- メモリは16GB以上!
- グラボは搭載前提!
- SSDは必須!容量は500GB以上
安いだけのパソコンを買ってしまうと、せっかくRAW現像に挑戦しても性能不足でフリーズしたり処理が重かったりと楽しめない可能性が出てきてしまいます。それが理由になって「もういいや」というのが一番もったいないでので、予算的をす無理をしても目的に合わせた性能だけはキープしましょう。
RAW現像・写真編集におすすめのノートパソコン
予算が上がれば当然高性能なパソコンが手に入るのでおすすめなのですが、人によってはそこまで必要ないかと思います。ここで紹介するモデルは、僕が各ショップを調査して「コスパ的に良い」と思ったものに限って紹介させてもらっています。
【予算10万円~】写真編集は耐えられるスペック
予算10万円だとエントリーモデルになりますので、ある意味で割り切りが必要です。性能的に長期間使うのが難しかったりする(短命)ので、可能ならば15~20万円前後のものを選ぶほうが個人的にはおすすめです。高いものにはそれなりの理由もありますし、結果的に性能も上がって快適になる可能性も高いです。そういう意味では、練習用やサブマシンとしておすすめの価格帯です。
ASUS VivoBook 15 OLED K513EA
ノートPCを選ぶときに意外と見落としがちなのがモニターですが、このモデルは有機EL(OLED)を採用しており美しい映像で編集作業を楽しむことが可能です。DCI-P3 100%の広色域やHDRにも対応し、忠実な編集作業が行えますので没入感がちがいます!CPU内臓型としてはグラフィックも強力ですし、コストを抑えてRAW現像を楽しみたい人におすすめです。
ドスパラ GALLERIA RL5C-G50
ドスパラのGALLERIA RL5C-G50は、GPU搭載モデルながら11万円強というコスパモデルです。GTX1650ならカジュアルに動画編集なども楽しめますし、メモリも16GBと十分です。国産モデルでありながらこの価格帯というのは貴重な存在と言えるでしょう。
ASUS TUF Gaming A15 FA506IHR
コスパ最高のゲーミングノートなら、ASUSのTUF Gaming A15シリーズがおすすめ!ゲーミングノートは長時間安定した動作をすることが求められるため、基本的に冷却面などもしっかりしています。CPUは旧世代ですが在庫セールになっているのか79800円で買えるケースも確認しています。公式サイトだけでなくAmazonなどでもチェックするといいことがあるかも!?
【予算15万円~】選択肢が増えててコスパも良し
予算が15万円~になると、選択の幅が広がります。たくさんのパソコンから選べるので、好みの1台が見つかる可能性も高くなってきます。
ただしこだわれる要素は、それほど多くありません。せいぜい1個か2個と言ったところでしょうか?CPUをとったらグラフィックは諦める、メモリを優先してCPUは少し抑えるといった感じです。
「4K動画をバリバリ編集したい」「最新のゲームを遊びたい」と言う方は、もう少し上のグレードを選んだほうが良いかもしれません。
DAIV 5Pシリーズ
Core i7-11800HとRTX3050の組み合わせでパフォーマンスは問題なし。RAW現像やフルHD動画編集、オンラインゲームなど多用途に使えます。DAIV上位モデルと共通の薄型ボディを採用しているので、モバイルの可能性を広げます。性能、価格、デザインを含めた使い勝手面のバランスが良いモデルです。
フロンティア FRVN712/Mシリーズ(セール品)
第11世代のCore i7-11800HとRTX3050Tiを組み合わせてパフォーマンスを向上。フルHDクラスの処理なら困ることはほぼないと言って良いでしょう。1TB SSDも搭載していて15万円台はかなりコスパが良いです。セール扱いの特価品(台数限定)にはなっていますが、タイミング次第では格安でパソコンを手に入れることができます。在庫切れでもたまに補充が入るので、定期的にチェックしてみてください。
マウスコンピューター G-Tune P5-RT
第11世代Core i7-11800H×GeForce RTX3050を搭載したゲーミングノートパソコンで、カジュアルにゲームや写真・動画の編集を楽しむことができます。性能の高さだけでなく、15.6型フルHDモニター、クセのないキーボード、良心的な価格、約2kgでモバイル可能、まさにスタンダードゲーミングと呼ぶにふさわしいスペックが魅力です!
ドスパラ GALLERIA RL5C-R35T
ドスパラでトップクラスの人気を誇るゲーミングノートです。6コア12スレッドのCore i5-11400Hを採用することで、価格を抑えているモデルです。よほどこだわった作業を行わない限りは十分な処理能力をもっていますし、144Hzリフレッシュレートにも対応しているため滑らかな映像を楽しむことも可能。モバイル環境でゲームをしたり、クリエイト作業をする人におすすめです。
ASUS ROG Flow X13 GV301QH
薄さ15.8mm、1.35kgのボディに、Ryzen 9 5900HS×GTX1650を搭載!13.4型1,920×1,200(120Hz)タッチパネルディスプレイで、あらゆる作業の効率化につながります。さらに別売りの、GPUモジュール「ROG XG Mobile」を取り付けることで描画性能を高めることも可能。記事執筆時点ではAmazonで最安値を更新し続けています。
Razer Blade 15
パフォーマンスの高さはもちろん、色再現に優れたモニター、アルミ仕上げのボディ、仕上がりの良いキーボード、全方面にスキがないのがRazer Blade 15です。静音性も高く、所有欲まで満たしてくれるのが最高です。15万円前後の製品ならトップクラスにおすすめできる製品です!
【予算20万円】作業に没頭できる性能を確保!
予算が20万円になると、ハイグレードなパソコンを選べます。この価格帯のパソコンを選んで、写真編集において性能面で不満を感じることはまずないでしょう。(ただしハイエンドグラフィックを求めるのは厳しい)
快適に写真編集ができれば作品の完成度を高めて、次のステージへとステップアップすることができます。
そうなると撮る楽しみも増えますし、編集する楽しみも増えて好循環のスパイラルにはいれます。本気で楽しみたいならこのクラスあたりを選ぶのもおすすめですね!
マウスコンピューター DAIV 6P-RT
16型WQXGA(2560×1600/sRGB比100%)の作業効率性と正確性の高いモニターを採用。高負荷作業に耐えられるスペックになっており、軽めの高解像データ編集にも対応できます。一般的な16インチクラスよりも1kgくらい軽いのでは?と思えるほど軽量で、モバイルする機会の多いクリエイターに検討してほしいモデルです。上位モデルにRTX3060を採用した「DAIV 6N」、RTX3070Tiを採用した「DAIV 6H」があります。
DAIV 5Nシリーズ
RTX3060搭載でグラフィック性能を高めてあるDAIV 5Nシリーズです。ちょっとしたデスクトップなんかよりも高性能ですし、4K動画の処理にも対応できます。僕もテストで使わせてもらいましたが、ノートパソコンとは思えないほど高い処理能力に感動しました。本格的なクリエイト作業を考えている人にはおすすめの1台です。
ドスパラ raytrek R5-AA6
クリエイト作業を行うならCPU性能にはとことんこだわりたいところですが、当モデルは最新世代のCPUを採用して高いパフォーマンスを発揮できます。クリエイターからも人気を集めており、無駄のないシンプルデザインで扱いやすいと思います。sRGBカバー率99%、Thunderbolt 4対応なのもポイント!
【予算30万円以上】高みを目指せるハイスペックパソコン
25万円以上のパソコンは高額なので積極的におすすめしづらいですが・・・できないことがないくらい高性能なパソコンになります。
むしろ、趣味や生活の一部として製作活動にあたっている人なら、これくらいの性能が当たり前になってくるかもしれません。
「4K動画の編集」「最新ゲーム(VR)」なども処理できますし、「人生を変えるような体験」が手に入る可能性だってあります。それを考えると決して高くはないのかもしれません。
Razer Blade 17
Core i9-12900×GeForce RTX3080Tiを組み合わせた、文字通りのモンスターマシンです(笑)17.3インチ大型ディスプレイは、最大360Hzのリフレッシュレートに対応するなど、最高クラスのゲーミング体験を提供してくれるノートパソコンです。価格もぶっ飛んでいますが得られる体験はプライスレスかもしれません。
DAIV最強のノートPC!7Nシリーズ

Adobe RGB100% 4K-UHD液晶搭載!
- Core i9-11900K×RTX3080を搭載
- 4K映像処理も楽々こなす処理能力!
- 17.3型の高品質ディスプレイが素敵!
価格:494,780〜
DAIV最強のノートパソコンが、DAIV 7Nシリーズです。なんとデスクトップCPU Core i9-11900KにRTX3080を組み合わせたハイパフォーマンスモデルです。重たい画像だろうと動画であろうと快適な処理が約束されています。Adobe RGB100%なのも嬉しいですね!ただし4kgを超える重量と極端に短いバッテリーライフがネックです。Razerを見た後なら安く感じる・・・かも?
まとめ
ノートパソコンは15万円以上から選ぶのがおすすめ!コスパが良いのは15~20万円前後のモデル。
ノートパソコンはデスクトップと比べても、どうしても予算が高くなってしまいがちです。あまり性能が低いものは問題外ですが、カスタマイズしていくと上の価格帯と変わらくなってきたりもします。
難しさはあるかもしれませんが、しっかりと見極めて良い出会いにつながることを期待しております。
当ブログでは、目的や予算別におすすめのパソコン記事を書いています。「写真編集用おすすめPC!【まとめ】」というページにまとめていますので、よければご覧ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。