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【作例つき】富士フイルム X100Vをレビュー!コンデジ離れした表現力が素敵なカメラ

はるか、アイコン
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FUJIFILM,X100V,レビュー,ブログ
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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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富士フイルムからX100Vが発売されました。

約3年ぶりに更新されたX100シリーズ、最新のセンサーと処理エンジンを搭載し、ミラーレス上位機種と比較しても見劣りしない。ファインダーもX-Pro3同等となったことで完成度の高さも極まったという印象。新設計のレンズ、防塵防滴、チルト液晶など気になる要素もたっぷりです。

さっそく発売日に購入して、撮影を楽しんできたので感想をふくめてレビューしていきたいと思います。

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FUJIFILM X100Vをレビュー

X100V,開封

ざっくりと性能をおさらいしておくと、裏面照射型2610万画素のX-Trans CMOS 4、画像処理エンジンX-Processor 4が上質な絵を吐き出す。もちろんフジノンで培った技術を活かした、新設計の23mmF2.0(フルサイズ換算35mm)も忘れてはいけない。

X100シリーズとしては初となるチルト液晶が利便性を高め、X-Pro3同等のファインダーは撮影意欲を高めてくれる。バッテリーとカードを含めても500g以下という軽量ボディは、トップにアルミニウムを採用するなど仕上がりも上々。とても満足度の高いカメラです。

「写真を撮る楽しさ」「所有する喜び」がしっかりと結びついたX100Vは完成度が高く、高級コンパクトの名に恥じない。

 

X100Vの外観レビュー

開封の様子

何度体験してもワクワクするのが開封の瞬間。僕はブラックの発売日まで待てなかったのでシルバーを購入しました。

X100Vに関してはとても期待感が高く、発売日前の情報を追い続けました。公式発表があるとすぐに「富士フイルムイメージングプラザでX100Vをおさわり」しました。

X100V,開封

パカっとな

実はカメラ屋で受け取ってからすぐに撮影に出かけてしまったので「X-Pro3レビュー」の時のような、じっくり(ねっとり?)とした開封の儀は行えませんでした(笑)

 

直線が美しいデザイン

X100V,シルバー,デザイン,感想

X100シリーズのデザインには、普遍的な美しさがあると思っていました。従来機種のX100Fはおろか、初代から完成されたようなところがあったように感じます。

ところがX100Vは直線を生かしたデザインに変更。直線が美しく、モダンな印象をあたえます。

X100V,ファインダー

特にエッジの部分がシャープで美しく、いつまでもカメラをなでなでしていたくなります。(すべすべでも可)この気持ちわかりますよねね?(笑)

 

絞り開放(F2)の描写

X100V,作例,開放

X100V

X100F 作例

X100F

新設計のレンズは、開放から素直な描写をするようになりました。ゆるすぎず、かたすぎずいい感じ。

X100Fはゆるすぎてネムイ印象を与えることもありました。時には使いにくいと感じることもあったので、素直な表現になったことで何にでも使えるようになったと思います。

 

よりシンプルになった操作性

X100V,十字キー、パッド

モニターはタッチパネル式で、シャッター、AFなどの操作が行えるほか、フリックによるファンクション設定呼出も可能。十字パッドが廃止されてしまったが、同じような操作を液晶で行える。

デザインはシンプルに、でも機能性は失わないというこだわりが見える。

X100V,チルト液晶,モニター

X00V,チルト液晶,モニター

約162万ドットで高精細な写真を眺められるのもうれしいポイント。しかもフルフラットになっており、言われなければチルト式と気づかないくらい。

下に向けた際の可動域が狭いのは、フルフラット式を採用した弊害かもしれません。まぁたまに使うチルトよりも、常にフラットなほうがデザイン的にも一体感があって良いと思います。

僕が期待していたのは、こういう正統進化です!

はるペン
液晶保護シートも貼りました

X100V,天面,ISOダイヤル

天面にはシャッタースピード、ISO、露出補正ダイヤル、Fnボタン、シャッターボタンがある。それにしても上から見てもため息がでるほど美しい…はぁ…(幸せ)

現在の設定は上から見ると一目瞭然だし、マニュアル操作が「カメラを扱っている感覚」を与えてくれて撮影の楽しさが倍増する。

X-Pro3と同等のファインダー

X100V,ファインダー

X100VはOVF(光学)とEVF(電子)をレバー操作で切り替え可能な「ハイブリッドビューファインダー」を搭載しています。

EVFは約369万ドットの有機ELパネルを採用。より色彩豊かで引き締まった映像で撮影が楽しめる。さらに光学式ERF(小窓)表示させることも可能です。

X-Pro3と同等に引き上げられ視認性が良くなったので、ファインダーを覗いて写真を撮りたいという気持ちがわいてくる。

X100V購入を後押ししてくれる大きなポイントとなったのは言うまでもありません。

 

防塵防滴性能がありがたい

X100V,保護フィルター,フード

グリップは小ぶり

X100Vは約70箇所にシーリング加工を施し、シリーズで初めての防塵防滴対応を実現。

ただし条件があって、アダプターリング(AR-X100)とプロテクトフィルター(PRF-49)を装着しなければならないので注意が必要。

はじめてX100Vで撮影に出かけた日は、あいにく雨にも降られてしまいましたが気に留める必要がないのがありがたかったです。「むしろもっと降ってくれ」と言わんばかりでした(笑)

プロテクトフィルターを買うなら、フードとアダプターリングがセットになったLH-X100がおすすめです。意外と高いので「カメラのキタムラ ネットショップ」で中古品を探すのも手かもしれません。

はるペン
ボディに合わせた色を買いましょう

バッテリー、充電関係

X100V,バッテリー

バッテリーは従来通りのNP-W126Sです。他のモデルや予備バッテリーを持っている人は使いまわせます。EVFなら約350枚、OVFなら約420枚の撮影が可能となっています。

三脚の位置も従来までと変わった感じはしない。

X100V,Type-c

X100VはUSB充電に対応しており、付属されているUSBケーブル(Type A to C)を使ってカメラを充電することになる。カメラが電源オフの時のみ充電可能で、充電の目安は約5時間とのこと。(5V/500mA)残念ながらバッテリーチャージャーは付属しません。

モバイルバッテリーがあれば、撮影休憩中に充電ができる。それならバッテリーは1個でもつかもしれない。僕は軽いモバイルバッテリーを購入しました。

 

X100Vの性能・スペック表

名称X100V
有効画素数2610万画素
センサーX-Trans CMOS 4
エンジンX-Processor 4
シャッタースピード4~1/32000 秒
連写11コマ/秒
ISO標準160~12800
動画4K 29.97p
液晶モニター3インチ(162万ドット)液晶
ファインダーハイブリッドビューファインダー
撮影枚数420枚撮影可能(OVF)
サイズ128×74.8×53.3 mm
重量428g

 

富士フイルム X100Vの作例

それではX100Vの作例をご覧ください。

X100V,作例

何も考えずに1枚ぱしゃり。この写真はF2なんですが、シャープに写っています。4段分のNDフィルターも内蔵されているので、明るい屋外でも安心してシャッターを切れる。

X100V,作例強い光源にカメラを向けて撮影しましたが、フレアもよく抑えられていると思います。逆光態勢もなかなかだと思いました。

X100V,作例

X100V,作例

映り込みを狙いがち。

X100V,作例

反射を狙いがち。

X100V,作例

X100V,作例

国家権力様

X100V,作例

お犬様

OVFならフレームの外から来る被写体も確認できるので、好きなタイミングで撮影できる。

写真上達のためにも五感をフルに使って、被写体の気配を感じ取る修行をしたい。どうやったら写真うまくなるの?

X100V,作例,

X100V,作例,

陰影もいい感じに表現されている。シャドー部がつぶれることなく、ハイライトが引き立った。個人的には結構お気に入りの写真。

X100V,作例

一本道を外れれば知らない景色に出会えるのもスナップの魅力。小さなパン屋さんや、公園、カフェなど世の中は魅力にあふれていることを教えてくれる。

X100V,作例

都会に飲み込まれることを拒む民家。今にも押しつぶされそうな不安と、どこかに執念のようなものを感じる。

X100V,作例

X100V,作例,開放

X100V,作例,開放

持ち帰った写真を見直してみると「失敗写真が少ない」ことに気づく。失敗写真とはピントのあっていない写真や、手振れが発生している写真のことです。

個人的には従来モデルをスナップで使うと、半分くらいは運要素が絡むようなところもありました。AFが追い付かなくて、切りたいタイミングでシャッターが切れないなんてこともしばしばあったんですよね。X100Vはそういうのが本当に少なくなりました。

X100V,作例,開放

X100V,作例,開放

カラークロームブルーで青空を印象的に。

X100V,作例,

実はこの少し前に強めの雨に降られたんですよね。今までならカバンにカメラをしまうか、お店に入ってたところですが撮影を続行。防塵防滴は正義。

X100V,作例,開放

X100V,作例,開放

クラシックネガの深みのある陰影は、神社とも相性が良い。と言うか、何を撮っても割と良い感じになるので中毒性が高いフィルムシミュレーションの1つ。

X100V,作例,クラシックネガ

X100V,作例,

X100V,作例,

梅田から難波あたりまでを歩いて撮影してきました。そこそこの距離ですが、最後まで疲れ果てることなく撮影を続けることができました。やはり軽いは正義ですね。

みんなX100Vを買おう?

 

X100Vの不満・デメリットは?

  • 手ぶれ補正が非搭載
  • ボタンが少ない
  • レンズフードをつけると?
  • X100Vしか使わなくなりそう

X100Vの不満点なんてほとんどないですが、人によってはボタンが少ないとか、Qボタンが小さいって感じるかもしれません。

ボディ内手振れ補正は非搭載となっていますが、それこそ載ってしまうと完成しちゃいますね。でもその分大型化してしまうなら、このままでも良いと思っちゃいます。

純正のレンズフードを着けると、付属のレンズキャップが使えなくなるのが大きな不満かな。あと一番怖いのがX100Vしか使わなくなりそうなこと(笑)

 

X100Vは完成度の高いコンデジ

FUJIFILM X100Vを紹介してきました。

コンパクトなボディに、フラッグシップミラーレスカメラと比較しても遜色ない性能を詰め込んだリッチなコンデジになっています。メイン機としても十分活躍してくれそうですが、サイズを生かしてサブ機としてもおすすめです。

僕は子供たちの成長記録を残せるように、一番身近にあるカメラとしての活躍を期待しています。X100シリーズの中では、過去最高の仕上がりと言っても過言ではないでしょう。

X100Fよりも大幅に進化を遂げた、X100Vをこれからも大切に使っていきたいと思います。

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