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XF10-24mmF4 R OISをレビュー!超広角ズームレンズの決定版は手ぶれ補正も搭載

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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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建物の撮影や、風景、室内イベントなどで欲しくなるのが広角レンズです。富士フイルムの広角域には、ズームレンズならXF10-24mmF4 R OISXF8-16mmF2.8 R LM WRがありますし、単焦点レンズも複数販売されています。それだけにどれを選べばよいのか?悩みが深いです。

とは言え、今回ご紹介するレンズ「XF10-24mmF4 R OIS」は、手振れ補正機構搭載、コンパクトなサイズ、焦点距離のカバー域も広い、などとても使いやすくて頼もしいレンズになっています。しばらく使ってみた感想を含めてレビューを書いていきたいと思います。

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XF10-24mmF4 R OISをレビュー!

圧倒的広がりを見せる「超広角の世界」は撮る人間を夢中にさせます。XF8-16mmF2.8 R LM WRが発売されるまでは、富士フイルムの中でも最も広角域をカバーしていたレンズであり、ユーザーの作品作りに貢献してきました。

焦点域がフルサイズ換算で「15-36mm」までカバーしているので、広角だけでなく準標準的な使い方もできます。XF10-24mmが1本あるだけで、かなりのシチュエーションで使えるので、そういう意味では器用さも合わせもっているレンズだと思います。

個人的には、これで沖縄とか香港・台湾あたりに行ってみたいです。海が近いところだと楽しそう~!

ネコ弟子
グルメ旅にゃ

 

XF10-24mmF4 R OISの外観写真

安っぽさのない上質な作り

XF10-24mmF4 R OIS レビュー 外観

外観はXF18-55mmF2.8-4 R LM OISなどの質感にとてもよく似ています。絞りリングや、各切り替えスイッチのクリック感も適度で手抜きは一切感じられません。高級路線ほどの品質というわけではありませんが、大きな不満を抱くようなこともありません。実用性の高いレンズです。

 

超広角レンズなのにコンパクト

XF10-24mmF4 R OIS レビュー 外観

ラッパ型

超広角レンズと言えば、サイズが巨大化しているのが定番ですが、XF10-24mmF4 R OISはコンパクトです。男性の手ならすっぽりと収まりますし、重量も410gと重くはありません。イメージ的にはXF18-55mm F2.8-4を一回り大きくした程度です。

超広角なのにコンパクトなのが、個人的に最も気に入っているポイントです!Tシリーズはもちろん、Proシリーズや、Eシリーズでもバランスを失うことはないでしょう。

操作面も良好でズームをしたり、絞りの変更もスムーズに行えます。

 

XF10-24mmF4 R OIS レビュー 外観

XF16-55mmF2.8 R LM WRと比較

 

フィルター系は72mm

XF10-24mmF4 R OIS レビュー 外観

真上から

XF10-24mmF4 R OISのフィルター径は72mmです。手振れ補正を意味するOISの刻印も見つかります。

ズームしても全長が変わらない

XF10-24mmF4 R OIS レビュー 外観

24mm

個人的にXF10-24mmF4 R OISの使い勝手をよくしていると感じるのが、ズーム時でも全長が伸びないことです。

ズームしたときに「うにょーん」と全長が伸びるタイプだと、バランスやデザイン性を損ねる場合があります。注意していれば回避できますが、伸びたままだとぶつけてしまう可能性だって否定できませんしね・・・(最短撮影距離も短いから近づきたくなるんです)

 

手振れ補正つき・全域F4通しが便利

XF10-24mmF4 R OIS レビュー 外観

絞りは刻印なし

絞り開放がF4っては物足りなという方もいるかもしれません。しかし超広角で使いたくなる風景や建物は絞って撮影することが多いです。手振れ補正機構も搭載されていますし、単純にF2.8などの明るいレンズよりも暗所では抑えが効きます。F4がデメリットに感じたことはボケが欲しいシーンくらいで、実際に気になることはほとんどありません。

 

XF10-24mmF4 R OIS 作例

暗い室内も安心してシャッターを切れる

手振れが発生する目安としてはシャッタースピードが1/焦点距離以下になる場合だと言われていますので、ワイド側の10mmなら1/10のシャッタスピードまで狙っていけます。実際には手振れ補正の効果もあるので、暗所での撮影も積極的に狙っていけますよね!

 

X-H1に取り付けてみた

XF10-24 + X-M1

カッコイイ

X-H1とは良好なバランスです。CP+2019では、XF10-24mmをつけっぱなしにしていましたが、体に負担はなく1日フルにイベントを楽しむことができました。広角レンズなので下がらずに全体を撮影することができて便利でした。人が多いイベントだと展示スペースとの間に人が入ってしまいがちですが、そういったことも回避できます。

結婚式なんかでも使ってみたいレンズですね!

フードが回転しやすいなんて口コミも見かけましたが、個体差なのでしょうか?手にしたレンズではしっかりと固定がされています。

 

XF10-24 + X-M1

ギリギリの許容範囲

はるペン
X-E3にもOK!

 

XF10-24mmF4 R OISのスペック・性能

焦点距離10~24 mm
開放F値F4.0
手ぶれ補正 〇
防塵防滴 ✖
レンズ構成10群14枚
絞り羽枚数 7枚
最大撮影倍率 0.16倍
最短撮影距離 0.24m
フィルター径 72mm
重量410g
価格
メリットまとめ
  • フルサイズ換算で15-36mm
  • 手振れ補正機構搭載
  • 全域でF4通し
  • ズームしても全長が伸びない
  • わりと軽量で使いやすい

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XF10-24mmF4 R OISの作例

超広角の構図作りが楽しい

XF10-24mmF4 R OIS 作例

くもの巣のような枝が面白くて撮影。超広角だからこそ切り取れる1枚です。線は細すぎず太すぎず、シャープながらも優しい印象を受けます。

こうしたシルエット的な構図を探すのも楽しいレンズだと感じました。

XF10-24mmF4 R OIS 作例

XF10-24mmF4 R OIS 作例

はるペン
広角ならではの表現を楽しみたいと思います

 

ボケ味の期待値は小さめ

XF10-24mmF4 R OIS 作例

全域でF4通しということかもわかるのですが、単焦点レンズのようなとろけるボケは期待できません。ややざわつくような印象でしょうか?

とは言え、ボケが作れない訳ではありませんし、僕は積極的に使いたいと感じるレンズでした。旅行だとコンパクトな広角レンズってすごく武器になりますからね。むしろ使いたい、早く旅行に行きたい!(こっちが本音?)

そもそも広角を使いたくなる景色って、絞って撮影することも多いです。デメリットとして神経質に受け取る必要もないかと思います。

XF10-24mmF4 R OIS 作例

補完する意味でもXF35mmF1.4 Rあたりの単焦点レンズを持ち出すのが良いかもしれませんね!

 

周辺まできっちり解像する

XF10-24mmF4 R OIS 作例

中央が明るく、周辺が暗い、いわゆるトンネル効果を狙って撮影しました。歪みが気になるのが広角レンズの宿命ですが、自分の目ではまったく気になりません。

中央からしっかりと解像しますし、周辺で画質不足を感じることもありませんでした。それよりも広角らしい表現をいかに楽しむか?に頭を悩ませたほうが健全でしょう。

 

XF10-24mmF4 R OIS 作例

広角側で撮影した写真です。若干の湾曲はみられますが、個人的に問題視するほどだとは感じませんでした。

XF10-24mmF4 R OIS 作例

 

テーブルフォトや近接撮影にも使える

XF10-24mmF4 R OIS 作例

近接撮影にも強い

XF10-24mmF4 R OISの最短撮影距離は0.24m、最大倍率は0.16倍です。割と寄りの撮影にも強いため、食事や花などに使っていきやすいのも特徴的です。本当に器用なレンズです。

XF10-24mmF4 R OIS 作例

 

逆光にも強い

XF10-24mmF4 R OIS 作例

広角レンズということで、光源をどうしてもつかんでしまいがちなのですが逆光耐性も悪くありません。

 

XF10-24mmF4 R OISの注意点・気になるポイント

ここがデメリットかも?
  • 防塵防滴ではない
  • ライバルレンズが強い
  • ボケ味が弱い

 

このレンズで唯一もったいないなって感じたのが、防塵防滴性能が搭載されていないこと。超広角で軽量というメリットから山で使いたい人がたくさんいるはずなのに敬遠されている感がある。本当にもったいない。

それに富士フイルムの広角域はラインナップが豊富で、XF8-16mmF2.8 R LM WR、XF14mmF2.8 R、XF16mmF1.4&f2.8、XF18mmF2、XF23mmF1.4&F2、この中から選ぶ必要がある。はっきり言ってどれも良いレンズだし悩みが深すぎるし決められない。なんならXF16-55F2.8が選択肢に入ってくる人もいるでしょう。

はるペン
幸せな気もするんだけど全部は無理だよ…

 

XF8-16mmF2.8・XF10-24mmF4・XF16-55mmF2.8比較

検討対象になりやすいズームレンズを比較してみましょう。

XF8-16XF10-24XF16-55
焦点距離8-1610-2416-55
F値F2.8F4F2.8
手振れ補正なしありなし
重さ805g410g655g
フィルター径72mm77mm
価格約21万円約9万円約12万円

XF10-24は上位レンズと比較するとかすむ印象があるものの、手振れ補正が搭載されていたり、重量、価格面で手に取りやすいというメリットがあります。標準域は単焦点レンズにおまかせという人ならXF10-24mmを購入するメリットは強いでしょう。

比較表を見てみるとXF8-16mmF2.8 R LM WRがお化けレンズかということがわかります(笑)

はるペン
ボディより高いレンズは手を出しにくいよ…

 

【まとめ】XF10-24mmF4 R OISはおすすめだよ!

  • 超広角の表現力に不満はなし
  • 手振れ補正、全長変化なし、F4通しで何かと気がきく
  • 超広角~標準域までカバーしているので多用途に使える
  • コンパクトかつ手に取りやすい価格帯

XF10-24mmF4 R OISを使ってみたて感じるのが、とにかく器用で素直なレンズだということです。パースの効いた表現は新鮮で楽しいですし、大きさ重さも負担がないので取り回しも楽です。

35mm付近までカバーする焦点域は、風景、夜景、結婚式、色々なシーンで使いたくなるでしょう。これが10-18mmとかで止まっていると、広角レンズだけに構図が散漫になってしまい「扱いが難しい」という印象も与えかねません。その辺は単焦点レンズを検討している人も考える必要があるでしょう。

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