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DAIV X7をレビュー!Core i9-10900Xを搭載したクリエイター向けデスクトップPC

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カメラやパソコン情報発信ブログを運営!ゆるふわ写真を撮ってる「はるか」です。富士フイルムのカメラが大好きでX-T4、X100Vを愛用中。そして憧れのLeicaにも手を出す…フォトコン挑戦中!
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※2023年4月11日より新筐体を採用した「DAIV FXシリーズ」へと変更になりました。

マウスコンピューターの「DAIV X7」をレビューします。(製品貸出元:株式会社マウスコンピューター)

DAIVのデスクトップの中でも上位に位置するモデルで、第10世代Core i9-10900Xを搭載してパフォーマンスを高めています。RAW現像は快適そのもので動画編集やイラストなどのクリエイティブ作業にも最適です。

実際に処理にかかった時間、ベンチマークテストの結果などをのせていますので参考にしてください。

※記事では独自に集計したデータを活用する場合があります

DAIV X7の特徴とスペック

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マウスコンピューターが展開するクリエイターモデルが「DAIV」です。

負荷のかかる作業にも耐えられるパフォーマンスを前提に作られています。また利便性やメンテナンス性、冷却性能という面でもテストを重ねており「安心して使えるパソコン」というのが特徴です。

DAIV X7の特徴をまとめるとこんな感じです。

  • Core i9-10900Xを搭載!
  • GeForce RTX3060搭載!
  • クリエイターに最適なデスクトップ

最新世代Core i9の処理能力は高く、日常的なクリエイティブワークの時間短縮に大きく貢献してくれるPCです。

以前はGPUがGTX1650SUPERとやや平凡でしたが、RTX3060に切り替わったので本格的な作業にも使えるようになりました。よりクリエイターの願いをかなえたモデルと言っても良いでしょう。

 

DAIV X7の性能(スペック)

DAIV,デスクトップ

スペック

CPU: Core i9-10900K
グラフィックス:GeForce RTX3060
メモリ:64GB
ストレージ:512GB NVMe SSD
電源:850W【80PLUS GOLD】
サイズ:190×490×490 mm
重量:約11.1kg

写真動画編集ゲーム

DAIV X7はメモリ容量も多く、RAW現像やDTMなどに最適化されたデスクトップパソコンです。実際に使ってみるとCore i9-10900Xのおかげでサクサクと処理がすすんでいくのは見ているだけでも楽しかったです。

 

Core i9-10900Xの性能

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10コア/20スレッドの第10世代Core i9-10900Xを採用しており処理能力に関しては感動レベルです!

参考までに他モデルと比較した例をご覧ください。(PASSMARKの公開スコアを掲載)

モデルCPUスコア
DAIV X7Core i9-10900X23162
DAIV Z9Core i9-1290036596
DAIV Z7Core i7-1270032016
DAIV A9Ryzen 7 5700X26583

DAIV X7に搭載されているCore i9-10900Xは、Core i9-9900と比較すると22%ほどスコアが伸びています!

とは言え、すでに第12世代インテルCPUが登場しています。さすがに最新世代と比較すると目劣りするスコアになってしまっているのは残念。これでもう少し価格が安ければ理解できるんですけどね・・

 

RAW現像テスト

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スコア差ではかなりRyzenに差をあけられてしまいましたが、実行速度はどれくらいなのか?RAW現像でテストしていきます。

テストの内容は、無料現像ソフトの「RawTherapee」を使って100枚のRAWデータの一括変換にかかった時間を計測。(設定はJPEG品質は90%、高画質です)

モデルCPU時間
DAIV X7Core i9-10900X3分00秒
DAIV Z7Core i7-127002分16秒
G-Tune EP-ARyzen 7 5800X2分39秒
DAIV A5Ryzen 5 5600X2分43秒

Core i9-10900X(DAIV X7)が3分ジャストで処理を完了。テストは従来の32GB搭載モデルで行っていますので、現行モデルだともう少し速くなる可能性はあります。

それでもやはり世代なりの処理能力という感じで、最新CPUと比較すると物足りなく感じてしまいます。もちろん処理自体は問題なく行えますのでケチをつけているに過ぎないのですが…

 

GPU(ゲーミング)性能

DAIV X7に標準搭載されているのはGeForce RTX3060です。ゲーム目的ならこれくらいのグラフィックは確保しておきたいところ。

FF15のゲームスコア

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モデル(GPU)設定スコア
DAIV Z7
(RTX3060)
1920×1080(標準品質)11522(とても快適)
3840×2160(標準品質)4274(普通)
raytrek ZF
(RTX3070)
1920×1080(標準品質)16658(非常に快適)
3840×2160(標準品質)6646(快適)
G-Tune EP-A
(RX6700XT)
1920×1080(標準品質)15430(非常に快適)
3840×2160(標準品質)5477(やや快適)
G -Tune EP-Z
(RTX3080)
1920×1080(標準品質)18538(非常に快適)
3840×2160(標準品質)8564(快適)

DAIV X7と同じRTX3060を搭載した、DAIV Z7のデータです。RTX3060なら4K解像度でも「普通」という結果が得られています。

DAIV X7のゲーミング性能は申し分ないレベルで、最新タイトルもしっかり遊べると思います。より設定にこだわりたいのであれば、RTX3060TiやRTX3070以上を選ぶほうが良いかもしれません。

G-Tune DG-I7G70(XM-B)レビュー!RTX3070搭載でゲームも動画編集も快適なデスクトップPC

 

動画編集

Resolveを使って動画編集のテストを行った参考データです。ミラーレスカメラで撮影した5分程度の4Kデータをレンダリング(フルHD)の時間を測定しています。

モデル構成処理時間
DAIV X7Core i9-10900X×RTX30601分30秒
DAIV Z7(新)Core i7-12700×RTX30601分12秒
DAIV Z7(旧)Core i7-11700×RTX30602分05秒
G-Tune XM-ZCore i7-10700K×RTX30701分35秒
raytrek ZFCore i9-10900K×RTX30701分15秒
G-Tune EP-ARyzen 7 5800X×RX6700XT1分25秒
GALLERIA XA7R-R36Ryzen 7 3700X×RTX30601分36秒

動画の書き出し時間は1分30秒で、ここでも最新モデルには一歩ゆずる形となっています。性能面だけで見るなら、ちょっと選びにくいモデルと言わざるを得ないのかもしれない・・

DAIV X7 感想や評価

DAIV X7 メリット

  • CPU処理能力が高くて安定している
  • 写真、イラスト、漫画などに最適
  • グラフィック性能もそこそこ高い

DAIV X7はCPU性能が高く、GPU性能もそこそこ高いので不満は特に見当たらないですね。静止画から映像処理までしっかりこなしたいクリエイターにおすすめできるモデルだと思います。

デスクトップらしくスタマイズができるのも良さですし、こまめにパーツを入れ替えることで長く使えるモデルだと思いますね。デザインもかっこいいです!

 

DAIV X7 デメリット

  • コスパは悪い
  • 最新モデルと比較すると厳しい

DAIV X7は、グレードの高いパーツをふんだんに使った贅沢さがウリのモデルですが、その分コスパは悪くなっている印象です。最新パーツの進化が目覚ましいこともあって、その印象に拍車をかけているようなところもあります。

予算度外視でハイクオリティなパソコンが欲しいならまだしも、価格に見合った性能を手に入れたいだけならもう少し安いモデルでも良いような気がしてしまいます。

 

DAIV X7をおすすめしたい人

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  • Core i9-10900Xレベルの処理能力が必要な人
  • グラフィック性能もそこそこ欲しい人
  • 写真、動画編集などを楽しみたいクリエイター
  • インテル入っているPCが必要という人
  • 予算は重視していない人

DAIV X7を紹介してきました。

第10世代Core i9-10900Xの性能は素晴らしいものがありましたが、最新パーツとひあっくすると押されている印象は拭えません。日常的作業に信頼性や安定性を求めるなら選択肢として「あり」ですが、どことなく「高すぎるんじゃ…」というツッコミを入れたくなります。

こうしたモデルを選ぶ人は、どちらかと言えば予算度外視で性能を突き詰めたいでしょう。ならばいっそ上位モデルの「DAIV X9」を視野に入れるのも良いのかもしれません。色々カスタマイズを加えるなら、最初から上位モデルを選ぶほうが結果的にコストも抑えられるかもしれません。いずれにせよ恐らく販売終了間近というか、モデルチェンジも近そうなので欲しいなら早めに決断した方が良さそうですね。

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